【高額買取】着物の帯を高く売るには?査定額を上げるコツや買取相場を解説
「帯を処分する際はどこに買取を依頼すればいい?」
「ノーブランドの帯でも売れる?」
このような疑問はありませんか?
帯は売却先によって買取価格が変動し、場合によっては買取を断られてしまう可能性もあります。
着物の帯を適正価格で売りたければ、適切な売却先の把握と、高く売る方法を理解しておくのが大切です。
本記事では、帯の種類ごとの買取相場・高額買取の対象となる帯の特徴・帯の買取価格を上げるコツを解説します。
帯を売りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
着物の帯を買取してもらうならどこがいい?
着物の帯を少しでも高く売るには、リサイクルショップなどではなく買取専門店がおすすめです。
帯は以下のポイントを含めた複数の要素によって買取価格が異なり、知識がなければ価値の判断を誤る可能性があるためです。
- ・素材
- ・製造技法
- ・作家
- ・保存状態
買取専門店であれば専門的な知識を有した鑑定士が在籍しているため、適正な査定が行えます。
リサイクルショップには鑑定士が在籍しているケースが少なく、スタッフが帯に関する知識を持ち合わせていない可能性があります。
本来の価値より低く買取されるリスクがあり、あまりおすすめできません。
フリマアプリ・ネットオークションでも売却できますが、出品者自身が帯に関する知識を有している必要があります。
知識不足により商品の説明を間違え、購入者とトラブルになる可能性があるためです。
また、価格設定が難しく、高く売れる可能性がある一方、いつまでも売れ残るリスクもあります。
このような理由により、適正価格で確実に売るには買取専門店がおすすめなのです。
『買取むすび』では、知識と経験が豊富な熟練の鑑定士が帯を査定します。
隅々まで丁寧にチェックし、他社より1円でも高く買取できるよう価格を提示しています。
帯を売りたい方はぜひ『買取むすび』の無料査定をお試しください。
帯の買取相場
帯の買取相場は、以下の種類によって前後します。
- ・丸帯
- ・袋帯
- ・名古屋帯
- ・半幅帯
- ・角帯
以降では、それぞれの買取相場を解説します。
なお、大前提として、買取相場の基本は「織り帯>染め帯」です。帯の場合、着物と異なり格式が高いのは「染め」より「織り」とされているためです。
また、帯はノーブランドでも買取可能ですが、有名な作家やブランド・伝統工芸を用いた帯のほうが高値で売れる可能性があります。
織り帯とは 染め帯とは |
※以降で紹介する買取価格はあくまで目安です。帯によっては相場より金額が前後する可能性があります。
丸帯
丸帯の買取価格は、数千円〜数万円です。
幅広く織った帯地を2つに折り、芯を入れて仕立てた帯です。
裏表や帯全体に柄があり、豪華で重厚なため、格式高い帯として白無垢などの礼装に用いられています。
昭和初期に軽量化された袋帯が考案されて以降、使用頻度は少なくなっているものの格式の高さは変わらないため、買取価格は高い傾向です。
有名作家の丸帯であれば、数十万円の買取価格がついたケースも存在します。
袋帯
袋帯の買取相場は、数千円〜数万円です。
大戦前後に普及した帯で、表のみに柄を施し、裏側は無地となっている点が特徴です。丸帯の簡易版として、軽さと使いやすさから広く普及しました。
現代でも留袖や振袖を着用するような式典・祭典時の礼装用に多用されています。
使用頻度が丸帯よりも多いため、物によっては格式が下の袋帯のほうが高価買取となる場合もあります。
名古屋帯
名古屋帯の買取相場は、数百円〜数千円です。
大正時代、名古屋在住の方が考案したため「名古屋帯」と呼ばれています。
帯を簡単に結べるよう形状を改良したもので、当時主流だった丸帯や昼夜帯を手早く結べる点が特徴です。
買取価格は丸帯・袋帯と比較して同程度もしくは低めですが、有名作家などの名古屋帯は数万円の価格がつくケースもあります。
半幅帯
半幅帯の買取相場は、数百円〜数千円です。
幅が一般的な帯の約半分(約15cm)で、着物初心者でも比較的簡単に結べる手軽さから人気があります。
小紋・紬・浴衣などカジュアルなシーンの着物に用いられることが多く、使い勝手の良い帯です。
ただし、カジュアルに使える分、買取価格は低めな傾向です。
有名作家などが手掛けた帯であれば数万円の価格がつく場合もあります。
角帯
角帯の買取相場は、数百円〜数千円です。
男性の和装に用いられる帯の代表格で、幅は約10cmと半幅帯よりもさらに細くなっています。
兵児帯など、他の男性用帯よりも格式が高く、特に博多織の角帯などは買取市場でも人気があります。
高額買取になりやすい帯
以下の特徴に該当する帯は、高額買取となる可能性があります。
- ・有名産地の帯
- ・人気織元の帯
- ・有名作家が手掛けた帯
- ・正絹100%の帯
- ・金糸・銀糸を用いた帯
- ・保存状態の良い帯
ひとつずつ見ていきましょう。
有名産地の帯
3大産地と言われている以下の地域の帯は、伝統技術で作られた丈夫さと美しさから人気があり、高値で取引される傾向です。
- ・京都:西陣織
- ・福岡:博多織
- ・群馬:桐生織
他にも、沖縄の芭蕉布・首里花織・山形の米沢織などの伝統工芸品も希少価値が高く、高値が期待できます。
人気織元の帯
歴史ある織元や有名織元の帯は、信頼度が高く需要も多いため、高値が期待できます。
特に人気なのが、西陣織の「服部織物」・170年以上の歴史がある「川島織物」・「長嶋成織物」などです。
ほかにも、「渡文白綾苑大庭・西陣いづくら・河村織物」など、多くの有名メーカーが存在します。
このような人気織元の帯は、高価買取となる傾向です。
有名作家が手掛けた帯
有名作家や人間国宝が手掛けた帯は、高額買取される傾向です。
人間国宝に認定されている木村雨林・北村武資の帯や、故細見華岳・故羽田登喜男の作品は高い需要があります。
他にも、小川善三郎・久保田一竹・小森久・龍村平蔵・龍村晋・川島甚兵衛などの作品は、高価査定が期待できます。
正絹100%の帯
高級素材である正絹(しょうけん)は、中古市場でもニーズが高く、買取相場が高い傾向です。
きめ細かい肌触りと上品な光沢があり、和装を愛する方から人気があります。
一方、ウールやポリエステルなどは大量生産品が多く、買取価格が付かない場合もあります。
金糸・銀糸を用いた帯
金糸・銀糸を用いた帯は、格式の高い豪華な着物と合わせる際に使用されるため、買取価格が高くなる傾向です。
金糸・銀糸の量が多いほど格式が高いとされており、煌びやかで豪華なほど高価買取につながります。
保存状態の良い帯
未使用に近く、シミ・カビ・強い締め跡などがない状態の帯は高価買取が期待できます。
反対に、有名作家・人気織元の帯でも状態が悪ければ価格は下がります。
帯に用いている素材は湿気に弱いものが多いため、すぐに売る予定がなければ、風通しの良い場所で保管しましょう。
定期的に虫干しをすると、帯の劣化を遅らせられます。
買取価格が付きにくい帯
以下の条件に該当するものは買取価格がつきにくい傾向です。
- ・化学繊維・ウールの帯
- ・黒喪帯(くろもおび)
業者によっては買取を断っている帯ですが、『買取むすび』であれば査定可能です。
他社で買取を断られて売却を諦めている帯をお持ちの方は、ぜひ『買取むすび』の無料査定をお試しください。
化学繊維・ウールの帯
ポリエステル・化学繊維・羊毛を原料としたウール素材の帯は、買取価格が低め、もしくは価格がつかない可能性があります。
おしゃれ着や普段着としては使いやすい素材ですが、安価なため中古市場における需要が低いためです。
リメイク素材としての需要もあまりないため、高価買取は期待できません。
黒喪帯(くろもおび)
黒喪帯とは、喪服用に染められた黒色の帯です。雲取り・流水・紗綾形・法相華・有職紋様などの模様が描かれています。
着物の喪服自体の着用機会が減っているためニーズが低く、買取価格も低くなりがちです。
そもそも「人が着た喪服を中古でそろえる」という人が少ないため、買取を断っている業者もあります。
その点、『買取むすび』では、黒喪帯や家紋入りの喪服も買取可能です。
喪服の買取は以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
帯の買取価格を上げるためのコツ
帯の買取価格を上げるコツは、以下の3つです。
- ・証紙などの付属品を揃えて買取に出す
- ・帯紐・帯留めなども一緒に買取に出す
- ・自分で修繕やシミ抜きをしない
ひとつずつ見ていきましょう。
証紙などの付属品を揃えて買取に出す
証紙や、帯が入っていた化粧箱・桐箱などが残っている場合は、揃えて買取に出しましょう。
付属品が揃っているほど買取価格にプラスの影響を与えるためです。
特に証紙は帯の作者や産地を証明するため、査定時の重要なチェックポイントです。
伝統工芸品・有名作家・有名織元の手掛けた帯には高い確率で証紙があるため、帯と一緒に保管されていない場合は、タンスや家の中を探してみてみましょう。
なお、証紙は「紙」と書いていますが布製です。帯のハギレに品質を保証する証明書やシールなどが貼られています。
帯と同じ素材・柄のハギレに複数枚のシールが貼られているものがあれば、証紙の可能性があります。
帯紐・帯留めなども一緒に買取に出す
帯紐や帯留めなど不要な和装小物をお持ちの場合は、帯と一緒に売るのがおすすめです。
多くの買取業者では複数点の持ち込みに対して査定額を上乗せするサービスを実施しているためです。
『買取むすび』でも、2点以上のお持ち込みで査定額を上乗せする「おまとめ査定」を実施しています。
以下のボタンから詳細を確認できるため、ぜひご覧ください。
自分で修繕やシミ抜きをしない
帯は、シミなどの汚れや、ほつれなどが少ないほど買取価格が上がります。
しかし、査定で良い印象を与えようと自分で修繕やシミ抜きをすると、かえって生地を傷つける可能性があります。
帯に使用されている素材は繊細で取り扱いが難しいケースが多いため、そのまま買取へ持っていくほうが無難です。
和装専門のクリーニング店に出す方法もありますが、費用がかかるため、買取価格とのバランスを考慮して利用しましょう。
『買取むすび』では状態に関わらず帯の買取
『買取むすび』では、以下3つの方法で買取に対応しています。
- ・店頭買取|予約不要で帯の査定が可能!査定料・キャンセル料0円
- ・宅配買取|帯を送るだけで査定が可能!送料は無料
- ・出張買取|鑑定士が自宅へ訪問し帯を査定!出張料は無料
それぞれの方法を見ていきましょう。
店頭買取|予約不要で帯の査定が可能!査定料・キャンセル料0円
『買取むすび』へ着物の帯を持参していただく方法です。来店時の予約は不要で、査定料も発生しません。熟練の鑑定士が丁寧に帯を査定いたします。
店頭買取は、査定の詳細を直接聞けるため、初めて買取を依頼する方におすすめです。
買取価格を聞いたあとにキャンセルしても手数料は発生しないため、気軽にお試しください。
成約となった際は、その場で現金払いいたします。
宅配買取|帯を送るだけで査定が可能!送料は無料
『買取むすび』へ着物の帯を送るだけで査定・買取が完了する方法です。
送料は弊社で負担し、ご希望の方には無料の宅配キットも用意するため、金銭的な負担が発生しません。
査定料とキャンセル料も無料で、キャンセルの場合は『買取むすび』が責任を持ってお返しします。
場所や時間を気にせず依頼できるため、来店できない方におすすめです。
出張買取|鑑定士が自宅へ訪問し帯を査定!出張料は無料
『買取むすび』の鑑定士が自宅へ訪問し、その場で着物の帯を査定・買取する方法です。
出張料・査定料は無料で、玄関先での査定にも対応しています。
帯や和装小物が大量にあり持ち運びが難しい方におすすめです。成約となったらその場で現金払いが可能で、キャンセルしても手数料は発生しません。
出張買取の対応エリアはコチラから確認できるため、ご自身の住所が該当していないか確かめてみてください。
まとめ:帯を高く売りたいなら『買取むすび』へ
着物の帯は、素材・製法・作家などを含めた複数の要素によって買取価格が左右されます。
価値の判定が難しい品物なため、適正価格で売りたい場合は売却先の選択が重要です。
『買取むすび』では、着物や帯に詳しい鑑定士が在籍しています。豊富な知識と経験から帯の適正価格を提示可能です。
ノーブランド・状態の悪い帯・他社で買取を断られた帯でも、『買取むすび』では価格が提示できる可能性があります。
1円でも高く着物の帯を売りたい方は、ぜひ『買取むすび』の無料査定をお試しください。