【エルメスバッグの原点】オータクロアの特徴やサイズは?バーキンとの違いや人気の種類を紹介
「エルメスのオータクロアはどんなバッグ?」
「バーキンとオータクロアの違いは?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
エルメスと聞くと、バーキンやケリーなどをイメージする人は多いでしょう。知名度ではバーキンやケリーに劣りますが、長い間エルメスの人気バッグとして販売され続けているオータクロアというバッグがあります。
今回は、エルメスオータクロアの特徴や魅力を紹介します。オータクロアへの買い換えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ・オータクロアの魅力
- ・オータクロアとバーキンの違い
- ・人気のオータクロアの特徴
目次
エルメスオータクロアの特徴
エルメスのオータクロアには以下の特徴があります。
- ・重厚感のある大きめサイズ
- ・7種類のサイズを展開している
- ・130年以上の歴史がある
エルメスの定番アイテムであるバーキンやケリーに並ぶほどの魅力があるため、確認してみてください。ひとつずつ解説します。
重厚感のある大きめサイズ
オータクロアは、エルメスバッグの中でも大きいサイズに分類されます。一番大きいサイズは「W60×H48×D30cm」と成人男性でも両手で抱えるのも大変なほどです。
また、エルメスが展開するバッグの中でも縦に長く、収納力に優れています。
アンティークなデザインと、ほかのバッグでは味わえない重量感が好きな人にはたまらないバッグです。サイズが大きいため、普段使い用バッグよりも旅行用バッグとして活用するとよいでしょう。
7種類のサイズを展開している
ビッグサイズが特徴のオータクロアですが、普段使いしやすいサイズも展開しています。オータクロアのサイズとそれぞれの特徴は次表のとおりです。
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オータクロアのサイズ
種類 サイズ 特徴 オータクロア28 W28×H25×D14cm 普段使いに適している オータクロア32 W32×H27×D16cm 小さすぎず大きすぎない オータクロア40 W40×H40×D23cm デイリー・旅行兼用可能 オータクロア45 W45×H28×D24cm A4サイズのファイル・ノートパソコンを収納可能 オータクロア50 W50×H41×D26cm メンズバッグとして人気がある オータクロア55 W55×H45×D28cm 旅行用バッグとして人気がある オータクロア60 W60×H48×D30cm 生産量の少ないレアアイテム
サイズの幅が広いため、用途によって使い分けられる点が嬉しいポイントです。オータクロア45までなら普段使い用のバッグとして、オータクロア50以上は旅行用バッグとして人気があります。
最も大きいオータクロア60は製作時に必要な材料が多いこともあり、ほかのサイズと比べると生産量が少なく、希少価値が高い点が特徴的。
そのため、バッグとして使うのではなくコレクション用として購入する人がほとんどです。
130年以上の歴史がある
オータクロアは1892年に登場した130年以上の歴史があるバッグです。2023年で創業186年を迎えたエルメスの半生以上の時間と共に過ごしたバッグともいえます。
エルメスの人気アイテムであるバーキンは誕生から約40年、ケリーは約90年のため、数あるアイテムの中でも歴史が深いバッグということがわかるでしょう。
オータクロアは当初、バッグとしてではなく乗馬に使用する鞍(くら)の収納ケースとして作られました。
しかし、時代が馬車から自動車へ変化すると共に、オータクロアは旅行用バッグとして使われるようになったのです。
時代を超えて多くの人から愛されるオータクロアは、ほかのバッグにはない品格と魅力があるバッグといえます。
オータクロアとバーキンの関係
オータクロアのデザインを見て「バーキンと似ているな」と思った人は多いでしょう。ここでは、オータクロアとバーキンの関係を解説します。
- ・オータクロアはバーキンの原型
- ・オータクロアとバーキンの違い
- ・展開しているサイズ
ひとつずつ確認してみましょう。
オータクロアはバーキンの原型
バーキンは、オータクロアのデザインを基に作られました。旅行用バッグとして人気のオータクロアを軽量化して、普段使いしやすく改良したのです。
オータクロアをさらにブラッシュアップさせたバッグがバーキンであるともいえます。
近年はバーキンの人気が高まり、店頭でオータクロアが並ぶ光景はあまり見られなくなりました。オータクロアの人気はバーキンよりも劣りますが、持っていれば真のエルメス好きと名乗れるかもしれません。
オータクロアとバーキンの違い
オータクロアとバーキンの主な違いはデザインです。オータクロアは縦に長い特徴がありますが、バーキンは正方形に近いフォルムが特徴的。
また、オータクロアの金具はL字型なのに対し、バーキンはコの字型という点も違うポイントです。留め具の形も異なり、オータクロアはコの字ですが、バーキンは丸い形状になっています。
その他のデザインはよく似ているため、以上の点に着目すれば見分けられるでしょう。
展開しているサイズ
オータクロアはバッグが大きい点が特徴ですが、実はバーキンもエルメスバッグの中では大きいサイズに分類されます。しかし、旅行用バッグとして人気のあるオータクロアには及びません。
それぞれの展開しているサイズは以下のとおりです。
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オータクロアとバーキンのサイズ
オータクロア バーキン オータクロア28:W28×H25×D14cm バーキン25:W25×H20×D13cm オータクロア32:W32×H27×D16cm バーキン30:W30×H22×D16cm オータクロア40:W40×H40×D23cm バーキン35:W35×H25×D18cm オータクロア45:W45×H28×D24cm バーキン40:W40×H30×D21cm オータクロア50:W50×H41×D26cm バーキン45:W45×H28×D19cm オータクロア55:W55×H45×D28cm バーキン50:W50×H34×D26cm オータクロア60:W60×H48×D30cm バーキン55:W55×H39×D28cm
オータクロアの方がサイズの種類が豊富で、より大きいバッグを展開しています。
また、オータクロア40とバーキン40を比べると、オータクロアの方が縦に長いため、より収納力に優れていることもわかるでしょう。
人気のオータクロア
オータクロアは使用する素材によって使い勝手が異なります。今回は人気の素材を使用したオータクロアを紹介します。
- ・ボックスカーフ
- ・アルデンヌ
それぞれ見てみましょう。
ボックスカーフ
高級中革を使用したオータクロアです。オータクロアの中で最も上品な印象を与えるためフォーマルなシーンでも活用できます。
高級感のある光沢を持っており、使用するごとに雰囲気が変化する点も魅力的。アンティークなオータクロアが欲しい人におすすめの素材です。
アルデンヌ
ベルギーのアルデンヌ地方に生息している雌子牛の革を使用したオータクロアです。現在は廃盤となっており新品は入手できませんが、中古市場で取引されているため、手に入れるチャンスはあります。
硬めの素材のため耐久性があがり、傷や濡れに強い性質があります。また、縦に長いオータクロアの型崩れを防ぐ効果もあり、中古品でも需要が高い種類です。
オータクロアへ買い換えるなら今がチャンス
オータクロアへ買い換えるなら今がチャンスです。近年、中古品の買取価格が高騰しているため、お持ちのブランド品を高値で売ればオータクロアの購入資金に充てられます。
中古品の価格が高騰している理由は、海外ブランドの定価が値上がりしているためです。エルメスも2023年1月に値上げしており、バッグ類も10%以上価格が高騰しています。
需要が高いにもかかわらず定価が上がれば、比較的安価に手に入れられる中古品の需要が増し、買取価格が高騰するのです。
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エルメスのオータクロアは、長い歴史を持っている由緒正しきバッグです。重厚感のある大きさが特徴ですが、7種類のサイズを展開しており、旅行用としてだけではなく、普段使いにも活躍してくれます。
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