5月の誕生石は2つ!石言葉と特徴をつかんで大切な人にプレゼントしよう

「5月の誕生石はどれ?」
「プレゼントにピッタリな誕生石とは」
このように考えていませんか?
5月の誕生石はエメラルドが有名ですが、2021年に翡翠(ひすい)が加わり2つになりました。
どちらも美しい緑色が特徴的で、見る人の心を癒し穏やかな気持ちにさせてくれます。
本記事では、5月の誕生石である「エメラルド」と「翡翠(ひすい)」について紹介します。
5月生まれのプレゼントを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
誕生石の歴史
5月の誕生石に翡翠(ひすい)が加わったのは日本だけで、他の国ではエメラルドのみです。
誕生石の起源は旧約聖書の「エジプト記」と新約聖書の「ヨハネの黙示録」に登場する12の宝石にあり、ユダヤ人宝石商を通じて広まりました。
宝石の交易が活発になると誕生石のリストにばらつきが生じるようになります。そのため、1912年にアメリカの宝石組合が誕生石を統一しました。
現在では、アメリカで統一されたものを基に、各国が文化や産出する宝石、歴史などを考慮して独自の誕生石を制定しています。
日本でも、2021年に改訂され、今回紹介する翡翠を含めた10種が登録されました。
【5月誕生石】エメラルドの特徴
エメラルドは鮮やかな緑色が特徴で、古代エジプトのクレオパトラも愛した宝石として知られています。
地球上で最も希少で高価な宝石のひとつで、美しい緑色はクロムやバナジウムの含有によるものです。
エメラルドは、心に安らぎをもたらし、持ち主の精神を安定させる効果があると信じられています。
ここでは、エメラルドについて以下の点を紹介します。
- ・エメラルドの石言葉
- ・エメラルドは割れやすい
- ・エメラルド婚式
- ・エメラルドのお手入れ方法
それぞれ見てみましょう。
エメラルドの石言葉
エメラルドの石言葉は、「幸福」「幸運」「希望」「夫婦愛」です。
持ち主に幸運をもたらし、幸福な人生を送るためのサポートをしてくれるといわれています。
特に夫婦愛の象徴として、結婚や記念日の贈り物に選ばれることが多く、夫婦の絆が深まり、永遠の愛を誓う象徴になると信じられているのです。
そのため、エメラルドは結婚記念日などのプレゼントとしても非常に人気があります。
エメラルドは割れやすい
エメラルドの硬度は7.5〜8と比較的高い物質(硬度は10段階で区分され最上級はダイヤモンド)ですが、内部に含まれる内包物が多く、割れやすい傾向にあるため、取り扱いには注意が必要です。
しかし、割れやすい特性はエメラルドの美しさや価値を損なうだけではありません。
「ジャルディン(庭園)」と呼ばれる、天然の証として高く評価されることもあります。
エメラルド婚式
エメラルド婚式とは、結婚55周年を祝う特別な記念日です。
名称は、エメラルドの持つ「永遠の美しさ」と「変わらない価値」に由来しています。
55年という長い年月を共に過ごした夫婦が、これからも健康で幸せな日々を送れるようにと願いを込めてエメラルドのジュエリーを贈り合うのです。
エメラルド婚式は、長年の愛と信頼の証として、夫婦の絆を再確認する特別な一日となるでしょう。
エメラルドのお手入れ方法
エメラルドの美しさを長く保つために、適切なお手入れが必要です。
日常的な汚れや皮脂は、ぬるま湯に石けんを溶かし、柔らかな歯ブラシなどで優しく洗浄します。
その後、きれいな水で洗い流し、柔らかな布で拭き取りましょう。
超音波洗浄機を使用すると、より効果的に洗浄可能ですが、自己判断で行うとダメージを与えてしまう可能性があります。
自宅ではなく専門のジュエラーに依頼することがおすすめです。
【5月誕生石】翡翠(ひすい)の特徴
翡翠は、新たに加えられた5月の誕生石として親しまれています。
美しい緑色が特徴的で、なかでも透明度の高い翡翠は「インペリアルジェイド(特に深いエメラルド・グリーンをしたもの)」として高い価値を持ち人気です。
翡翠は古くから「幸福の石」として重宝され、装飾品や彫刻に使われてきました。
翡翠について以下の点を紹介します。
- ・翡翠の石言葉
- ・翡翠の色
- ・翡翠がもつ不思議なパワー
- ・翡翠のお手入れ方法
それぞれ見てみましょう。
翡翠(ひすい)の石言葉
翡翠の石言葉は、「繁栄」「長寿」「幸福」「安定」です。
持ち主に繁栄と豊かな生活をもたらし、長寿の象徴として健康や長生きを願うお守りとしても重宝されています。
翡翠は古くから特別な力を持つと考えられ、神聖な石とされてきました。
翡翠を身に着けることで、心の平穏を保ち、人生の成功と繁栄をサポートしてくれると信じられています。
魔除けやお守りとして人気があり、災難やトラブルから身を守り、健康を維持したいと願う方にもおすすめです。
翡翠(ひすい)の色
翡翠は緑色が最も有名ですが、他にも白・淡紫・青・黒・黄・橙・赤橙など、さまざまな色があります。
日本では橙から赤橙色の翡翠は発見されていません。
以前、糸魚川には「ピンク翡翠」と呼ばれる石がありましたが、これは桃色の単斜灰簾石(桃簾石)を含む「ロディン岩」に区分されています。
翡翠の色は含まれる微量成分によって異なり、純粋な翡翠は白色で、クロムや鉄を含むと緑色に、チタンを含むと淡紫色や青色に、石墨を含むと黒色になります。
翡翠(ひすい)がもつ不思議なパワー
翡翠はスピリチュアルなイメージを持たれることがあります。
理由として、ニュージーランドやメソアメリカで呪術道具として使用されているイメージが強いからです。
また、日本でも勾玉として神具に使用され、巫女が祈りをささげる際に身に着けていました。
生命の再生をもたらすと信じられ、死者とともに埋葬されることもあります。
古代中国や中南米の王族の墓では、翡翠の玉を金属の糸で繋いだ玉衣(ぎょくい)を纏わせることで肉体の保存を願っていました。
さらに、翡翠にはデトックス効果や安眠効果を感じたという体験談が多くあります。
「翡翠が熱を帯びて危機を知らせてくれた」「夢の中で先祖からの助言を受けた」などの不思議な体験談から、スピリチュアルなイメージが高まっているのです。
翡翠(ひすい)のお手入れ方法
翡翠は、乾いた柔らかい布やセーム革で優しく拭くだけで輝きを保てます。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で洗い、柔らかいブラシで優しく磨きましょう。
洗浄後はよくすすぎ、柔らかい布で水気を取り、日陰で乾かします。
また、翡翠は乾燥するとくもりや濁りができてしまうため、注意が必要です。
対策として、普段から身につけて皮脂を馴染ませたり、オリーブオイルを少量使って表面に油分を補給したりすると良いでしょう。
ただし、過度にオイルを使用すると、変色してしまう可能性があるため、ふだんから身につけて自然に油を補給するのが最適です。
熱湯や超音波洗浄機の使用は、翡翠にダメージを与えるリスクもあるため、おすすめしません。
誕生石はプレゼントにおすすめ
誕生石は、プレゼントとして非常におすすめです。
誕生石は個人の誕生日に深く関連しており、受け取る人にとって特別な意味を持ちます。
感情的な価値を与えるため、心温まる贈り物になるでしょう。
多くの誕生石は幸運や繁栄、健康などの象徴として認識されており、贈ることで相手の幸福を願う気持ちを伝えられます。
ジュエリーとして加工されているものも多く、ネックレス・リング・ブレスレットなど、相手の好みに合わせたアイテムを選べることも魅力です。
誕生石には癒しや保護の力があると信じられており、持ち主の心身のバランスを整える効果も期待できます。
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