エルメスのバーキンはなぜ高い?ケリーバッグとの違いも詳しく紹介

エルメスの人気シリーズ「バーキン」は、働く女性から男性まで世代を問わず持ち運びができるアイテムとして人気があります。カジュアルにも、フォーマルにも使えるバッグと聞いてバーキンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、バーキンが誕生した経緯から現在に至るまでの人気の理由、サイズごとの特徴や素材について詳しく紹介します。バーキンの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

エルメスのバーキンとは?

エルメスのバーキンは「Birkin bag」という名称で、世界的に広く利用されています。日本国内でも「バーキン」といえばすぐにブランドを思い出す人が多いほど知名度が高いシリーズです。

名前の由来

エルメス(Hermes)は、1837年に馬具工房として創業したフランスの高級品メーカーです。皮革製品を中心に扱ってきたメーカーで、馬具製作のノウハウを基にレザー小物やレザーバッグを数多く手掛けてきました。

1980年代に入りジャン=ルイ・デュマ=エルメスが5代目の社長に就任。ある日、飛行機の機内で隣に乗り合わせたイギリス人女性歌手のジェーン・バーキンが使い古したカゴバッグに持ち物を入れていたのを発見。バーキン自身がポケットつきの実用的なバッグがほしいとこぼしたことから、要望通りのバッグをプレゼントしたいと社長自ら提案しました。この出来事がきっかけとなり、彼女の名前を冠した「バーキン」が考案されました。

バッグの特徴は?

バーキンは、横にやや長い台形の外見に持ちやすい細めのハンドルがついており、フタ部分のフラップをかぶせてベルトを締めて閉じるスタイル。洋服を思わせるような凝ったデザインが特徴的です。

バッグの内部に仕切りはなく、ベルトを外してフラップを開けると大きく口が開きます。ものをしっかりと入れられるように、内部は収納力を重視しています。内側のフロントにはオープンタイプのポケットが、背面にはファスナーポケットがそれぞれついているため、バッグの中で小物が見つからない心配もありません。

一見シンプルなデザインながら、エルメスならではの皮革技術を駆使した革製のバーキンは高級感があり、フォーマルなシーンにも使うことができます。バーキンと同じく知名度の高い「ケリー」シリーズよりもカジュアルな雰囲気のため、仕事用のバッグにすることもできます。

バーキンは、用途に応じていくつかのサイズが揃っています。色数も豊富で、定番のブラック・ホワイト・グレー・ベージュにピンクやイエローなどの個性的なカラーも用意。2色を組み合わせたユニークなものや、毎年の新色にも注目です。

ジェーン・バーキン自身が実用的なバッグを求めていたことから、エルメスは実用性を重視してバーキンを作り上げました。女性らしさのあるフォルムに収納力をプラスし、高見えが叶う上品な皮革素材で、世代を問わず長く使えるシリーズとして愛用されています。

 

エルメスのケリーとの違い

ケリー」シリーズは、「エルメス・ケリー」または「ケリーバッグ」とも呼ばれており、バーキンと並ぶ人気のシリーズです。バーキンが製作される前に「サック・ア・クロア」という名称で販売されており、のちにモナコ公妃が愛用していたことから彼女の名前を冠して「ケリー」と変更されました。

バーキンもケリーも台形の形をしていますが、バーキンのほうがやや丸みを帯びておりケリーはかっちりとした台形をしています。上部のフタ代わりとなるフラップ部分も、バーキンは花びらのようなデザインをしていますが、ケリーはショルダーのままで取り出しがしやすいように、シンプルなデザインが採用されています。

クロアでフラップを留める構造は同じですが、ハンドルの位置はバーキンのほうが下(ボディ部分)にあるため、持ち歩きに適しています。バーキンは手に持って歩くことを考えてツーハンドルになっていますが、ケリーはショルダーバッグとして使われるシーンを考慮し、肩にかけたときに邪魔にならないワンハンドルタイプです。

サイズ感は、バーキンが25〜40であるのに対し、ケリーは15〜50まで幅広い展開となっています。横15cmのミニバッグは「ミニミニ・ケリー」という名称で、横50cmの大容量タイプは「ケリー・ヴォヤージュ」という名称で販売されています。

横から見ると、ケリーには厚みがなくとてもスリム。バーキンは底に向かって末広がりになっており、マチがしっかりととられていることがわかります。サイズ展開はケリーのほうが豊富ですが、収納力でみるとバーキンのほうが優秀。ショルダーとして使う場合はケリーのほうがスマートな雰囲気に仕上がるでしょう。

 

エルメスのバーキンが高い理由

バーキンは発売から数十年を経た今も、世界中の女性に愛用されています。高級なバッグの代名詞でもあり、希少価値の高いバーキンは100万円以上の値段がつけられることもあります。ここからは、バーキンがなぜ高級なのかについてみていきましょう。

高級素材を使っている

エルメスのバッグは、「エプソン」「トゴ」「トリヨンクレマンス」の3種類が代表的。たとえば「エルメス バーキン30 トゴ ブラック」などと書かれている商品は、トゴ素材が使われているとわかります。

「エプソン」はヴォー・エプソンという正式名称で、2003年に登場した素材です。オスの牛の革に細かく型押しを行っており、マット風味の光沢があります。頑丈な牛革に型押しを施しているため、通常の牛革よりも硬めかつ耐久性がアップしました。他の素材よりも色が明るく見えることが特徴で、同じブラックでもエプソンは暗くなりすぎないため、女性にもおすすめです。

「トゴ」はヴォー・クリスペ・トゴという正式名称で、オスの仔牛の革を使っています。バッグや財布などに広く使われており、張りのある革と表面の凹凸(おうとつ)が特徴的。しっとりとした手触りで肌なじみも良い素材です。経年劣化によって凹凸が浮き出てくるため、使い込んでいくと見た目も少しずつ変化していきます。

「トリヨンクレマンス」も雄牛の革を使っていますが、他にはない柔らかさが特徴です。目の大きさが程よく、適度に肉厚な素材感と手触りの良さが人気の秘密。傷つきにくく、見た目にも上質な雰囲気でビジネスやフォーマルに用いるのに適しています。バーキンとトリヨンクレマンスの相性は非常に良く、もっとも映える素材といわれることも。ブラックやエトゥープなどの色味は、働く女性に人気があります。

「オーストリッチ」「クロコダイル」は最高級素材のひとつです。名前の通り、オーストリッチはダチョウの革を使ったもの。クロコダイルはワニ革の素材です。オーストリッチには自然の模様とも言うべき「クイルマーク」が特徴的で、クロコダイルには光沢のある「ポロサス」一つひとつの面が大きな「ニロティカス」男性にもおすすめで比較的リーズナブルな「アリゲーター」がラインナップされています。

いずれの素材も、伝統的なエルメスの皮革技術をふんだんに取り入れており高級かつ耐久性を高めるために採用されています。高級感のある外見と繊細な雰囲気、使い込むほどに自分だけの経年劣化が楽しめる素材です。

職人の手作り

馬具製品の専門店としてフランスで開店したエルメスは、創業当初から現在に至るまで職人の手作業を重視してきました。

フランス国内を中心に馬具製品に加えて馬車の装飾も手掛けていたため、ハンドバッグやショルダーバッグが活躍する自動車時代への移行を支えてきたメーカーでもあります。創業時代からの職人の技術がバーキンの製作にもふんだんに活かされています。

「メゾン」と呼ばれる工房では、10種類の手仕事が現代に受け継がれています。バーキンをはじめとする製品は、裁縫・塗り・ステッチなどすべての工程を一人の職人が受け持つ100%ハンドメイドの仕様となっています。

歴史が長い

1837年の創業以来、180年以上の長い歴史を紡いできたエルメス。馬車の時代から自動車、自動車中心の時代から飛行機や新幹線で旅行が楽しめる時代へと変化するなかで、その時々に応じて必要な製品を数多く手掛けてきました。

製品の買い手である消費者のニーズをチェックしながら、デニム・ビニール・キャンバスといったユニークな素材も取り入れて皮革ブランドにとどまらない商品を展開。一方でブランドを安売りせず、創業当初からの思いを大事にしています。バーキンのように、ブランドを象徴する製品の開発も含めて、ブランドとしての価値を守り続けています。

アフターケアが充実している

エルメスは定期的なケアが必要な皮革製品を豊富に扱っているため、「アフターセールスカウンター」を展開しています。

大阪・梅田にある「エルメス アフターセールスカウンター」は、エルメス初のリペア・ケアサービスに特化した店舗であり、一流の技術をもつ職人が店内に常駐。製品を末永く愛用するために必要なケアが受けられます。

公式サイトにはカスタマーサポートの相談窓口が用意され、手持ちの製品について直接相談することもできます。電話とメールから相談することが可能で、店頭での相談ももちろん可能です。

正規店では購入が難しいことも?

バーキンは、正規の店舗での取り扱いが少ないアイテムです。店頭に陳列されている場合もありますが、入荷のタイミングや売れ行きによってはそもそもの取り扱いがない可能性も。1つあたり100万円以上の値がつく高級な品物であるため、手の届く場所へ置いておけないことも、店頭で手に入りづらい理由のひとつです。

エルメスの店頭でバーキンを手に入れるには、すでにいくつかの小物や洋服などを買い求めて店員と顔なじみになるか、店頭に確認してバーキンの在庫があるときに予約を入れておき、確実に購入する意思があることを伝えておくことが近道となります。

しかしバーキンの入荷時期は明確に決まっているわけではなく、店頭に確実に並ぶ商品ではないため、熱心な顧客でも在庫状況を紹介してもらえないといわれています。「一見さんお断り」かつ、安売りをしない姿勢がバーキンとブランドの高級感に繋がっているのかもしれません。

 

エルメスのバーキンのサイズ

バーキンには25から40以上まで、用途にあわせていくつかのサイズを展開しています。横幅の数字がふられているので、大体の大きさを推測することができます。ここからは、「バーキン25」から「バーキン40」までサイズごとの特徴をみていきましょう。

バーキン25

バーキンのラインナップのうち、一番小さなサイズである「バーキン25」は横25cm・縦21cm・幅13cmと普段使いに最適なサイズ感です。500mlのペットボトルが横に倒した状態で収納でき、底に向かってしっかりとマチがつけられているため、フラップを開けておけばしっかりと物が入ります。

ハンドル部分がバーキン30よりも短めに作られているため、肩はもちろん腕にも通しにくいサイズ感。カジュアル〜フォーマルなシーンで荷物を最小限に持ち運びたい場合に適しています。上品かつコンパクトな雰囲気のアイテムなので、ディナーなど荷物の多くない特別な場所にセレクトしたいバッグです。

日本国内では25や28などのサイズが人気で、豊富なデザインが揃っています。バーキン25の場合、ペットボトルや水筒は横にして収納しなければならないため、縦にして収納する場合は30以上のサイズを選びましょう。

バーキン30

バーキン30は、28の次に大きなサイズです。横30cm・縦22cm・幅16cmと、25よりも幅やマチがしっかりととられているサイズ感が特徴です。収納力が高いためビジネス用バッグとしてはもちろん、フォーマルなシーンでも大活躍するアイテムです。

実際のサイズ感としては、手に持ちやすく腕にもかけやすいハンドル部分と、25よりも大ぶりなためお出かけに最適。パーティや荷物が多くなるイベントにも向いており、控えめな色味を選べばコーディネートを問わず使えるでしょう。

2021年秋冬の限定コレクションである「バーキン30 3EN1」は、バーキン30の使い勝手の良さにフラップとポーチが一体化したような個性的な構造を組み合わせています。中のポーチを取り外しできるので、ポーチのみ独立させてクラッチバッグとして持つことが可能に。ハンドバッグ・トートバッグ・クラッチバッグの3WAYスタイルは限定ならではのクオリティです。

バーキン35

30よりもさらに大きなバーキン35は、ファイルやノートがしっかり入る安定的なサイズ感が特徴です。横35cm・縦27cm・幅18cmと、30よりも横幅は5cm広げられています。革製品ならではのかっちり感と、ゆったりしたサイズ感が調和して「こなれ感」が出るため、ビジネスやフォーマルなシーンにも適しています。

全体的に大ぶりなため、ペットボトルや水筒は縦の状態でもきれいに収まります。他のバーキンシリーズと同じように中にポケットがついているため、失くしたくない小物も定位置に収納可能。インナーバッグを中にセットしておけば、ものの場所が決まりやすく大容量のバッグの中身も散らかりません。

大きめサイズでもかっちりと見せたい場合は、革の種類や色味に上品なものをチョイスしましょう。2022年の最新作である「バーキン35 チャイ トリヨンクレマンス(シルバー金具)」は、エルメスの代表的素材である牛革のトリヨンクレマンスを、チャイラテのような色味のエルメス・ブラウンで染め上げた上品なアイテムです。

バーキン40

バーキン40はシリーズの中でも大きめで、横40cm・縦30cm・幅21cmと安定的なサイズ感。マチ部分だけでもバーキン25の縦のサイズと同じくらいの余裕をもたせています。

用途としてはビジネスバッグ・旅行バッグ・マザーバッグ・メンズ用バッグなどに利用されることが多く、男女兼用で使っているカップルもいるようです。女性にはやや大きめな作りではありますが、A4のファイル・書類はもちろんノートパソコンなどもまとめて入れられる収納力があり、しっかり荷物を入れたい場合におすすめです。

500mlのペットボトルは縦にして収納しても完全に見えなくなり、バーキンの美しいシルエットが保てます。皮革製品のため40以上になると重さも感じますが、耐久性がありフォーマルなシーンにもぴったりなバーキンは、移動用にも適しています。「きちんと感」があり安っぽくなく、ジェーン・バーキンのように大きめのバッグを探している方はバーキン40がおすすめです。

 

エルメスのバーキンの買取相場

バーキンの買取相場は、100万円前後〜500万円以上までの幅があります。コンパクトな見た目が特徴的な「バーキン25 トゴ ブラック」は、新品で310万円ほど。中古品の買取価格は、劣化の程度にもよりますが240万円前後となります。

買取相場は、使用感があるものは使い込み・劣化の程度に応じて値下がりします。しっかりと使い込まれているバーキン35で330,000円程度の値段がついたケースもあります。一度も使用されていない新品については、劣化がほぼ起きていないものであれば元の価格から大きく下げられることはありません。

特に、期間限定のバーキンは希少性が高く、素材やデザインに応じて価格が変わります。同じバーキンでも、流通量の少ないアイテムは買取相場が高くなることがあります。店舗によっては、買取を強化している特定の商品やシリーズに高値がつけられることもあります。

店頭から在庫がなくなると、そのお店では需要の高い商品となるため、積極的に買取を行うのです。バーキンは25や30など、重さが気にならず持ち運びに適しているアイテムに需要が集まりやすく、限定商品や使い勝手の良い色・デザインが人気です。

参考記事:ブランド品の鑑定に必要な費用や鑑定の依頼先を徹底解説

 

エルメスのバーキンの売却なら「買取むすび」にお任せください!

エルメスは皮革製品以外にも、小物類や服飾品・時計・洋服など幅広いグッズを取り扱っています。ハイブランドならではの高値買取が期待できるものばかりで、希少性の高いものや経年劣化の少ないものは、ぜひ売却をご検討ください。

「買取むすび」では、有名ブランドのアイテムも積極的に買取を行っています。売りたい物について、アイテムの詳細をお伝え頂いてから査定を行います。店舗には専門の鑑定士が在籍しており、エルメスのアイテムも含め幅広い買取に対応しています。ぜひ以下の問い合わせフォームよりご相談ください。

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人気のブランド「エルメス」は高値買取が期待できる

いかがでしたでしょうか。今回は、エルメスの代表作「バーキン」の由来とラインナップ、買取相場などについて詳しく紹介しました。これからバーキンを売却する予定をされている方は、お手持ちのアイテムの店頭価格やデザイン性などをチェックしたうえで、ぜひ売却に役立てていただければと思います。

エルメスはブランド自体が世界的なハイブランドのため、どの店舗でも買取を積極的に行っています。期間限定や人気の高いアイテムに関わらず売却の相談ができますので、店頭・電話・問い合わせフォーム・LINEからお気軽にご相談ください。

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