世界5大時計ブランドの歴史や特徴を解説!市場価格と購入方法も紹介

「世界5大時計のブランドは?」
「世界5大時計ブランドは何がすごいの?」
このような疑問はありませんか?
世界5大時計とは、世界的に有名な老舗の時計ブランドを指します。高級時計ブランドの中でも一線を画す存在として人気です。
この記事では、世界5大時計ブランドの歴史や特徴を解説します。市場価格や購入方法もぜひ参考にしてみてください。
目次
世界5大時計ブランド
世界5大時計ブランドは以下の通りです。
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- ・パテック・フィリップ(Patek Philippe)
- ・ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)
- ・オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)
- ・A.ランゲ・アンド・ゾーネ(A. Lange & Söhne)
- ・ブレゲ(Breguet)
一つずつ紹介します。
パテック・フィリップ(Patek Philippe)
パテック・フィリップは、1839年創業のスイスの時計ブランドです。アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとフランソワ・チャペックの2人により創業しました。こだわりの素材や自社一貫生産が魅力で、現在も需要が供給を上回っています。
また、永久修理が保証されているのも特徴です。すべてのモデルが修理を受けられるため、愛好家からの信頼が厚く、長きに渡り愛されています。
市場価格は安価なモデルでも300万円以上です。億単位で取引されるモデルもあり、高級時計ブランドの中でも最高峰といえるでしょう。
ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)
ヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年創業のスイスの時計ブランドで、2025年に創業270周年を迎えます。創業者のジャン=マルク・ヴァシュロンが工房を開いてから、一族が代々受け継いできたブランドです。
1819年に孫であるジャック・バルテルミー・ヴァシュロンが経営者となった際に、現在のブランド名が生まれました。
伝統を重視しながら、長い間、高品質な時計を生み出し続けています。歴史を感じさせる格式のあるデザイン性が人気です。
市場では100万円から購入できますが、3,000万円以上の高額商品もあります。
オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)
オーデマ・ピゲは、1875年創業のスイスの時計ブランドです。極薄懐中時計や手巻き式ムーブメントの開発で、時計業界への貢献度が高く、高い技術力を誇っています。
また、一族による自社一貫生産で、今なお時計技術の開発に力を入れ続けているブランドでもあります。正規店では予約すら難しいほど人気です。
200万円程度から購入できます。なかには数千万円のモデルもあり、幅広い価格帯が特徴です。
オーデマ・ピゲの人気モデルや魅力は、以下のコラムで紹介しています。
A.ランゲ・アンド・ゾーネ(A. Lange & Söhne)
A.ランゲ・アンド・ゾーネは、1845年創業のドイツの時計ブランドです。フェルディナント・アドルフ・ランゲによって創業しましたが、第二次世界大戦や戦後の占領の影響で1948年にブランドが一度消滅します。
しかし、1990年に再起し、1992年には日付表示を大きく見せる技術「アウトサイズデイト」で特許を取得しました。
市場では新品でも100万円から購入可能です。人気モデルの場合は2,000万円以上で取引されています。
ブレゲ(Breguet)
ブレゲ、1775年に創業したフランスの時計ブランドです。創業者のアブラアム=ルイ・ブレゲは、世界3大複雑機構を開発した人物です。
日付を表示する「パーペチュアルカレンダー」、重力による時間の誤差を抑える「トゥールビヨン」、音で時刻がわかる「ミニッツリピーター」はすべてブレゲが開発した技術です。
1823年に創業者が生涯を閉じると、ブランドは子孫に継承されます。経営が軌道に乗らず一時は低迷しましたが、1976年にブランドが復活しました。
市場では1,000万円以上のモデルが多く流通しており、5,000万円以上で取引されるモデルもあります。
世界5大時計ブランドの共通点
世界5大時計ブランドに共通する特徴は以下の4つです。
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- ・長い歴史がある
- ・技術が優れている
- ・自社で製造している
- ・ブランド力が高い
それぞれ解説します。
長い歴史がある
世界5大時計ブランドは、いずれも創業から100〜200年以上の長い歴史がある老舗ブランドです。
経営が長く続いていることこそが信頼の証であり、世界を代表するブランドと呼ばれる由縁だといえます。
技術が優れている
世界5大時計ブランドは、新しい技術の開発により時計業界を飛躍させてきました。
パーペチュアルカレンダー・トゥールビヨン・ミニッツリピーターのような複雑機構やムーブメントを開発しており、技術力の高さが際立っています。
自社で製造している
世界5大時計ブランドは、時計の製造を自社で一貫して行っています。時計の心臓部であるムーブメントから装飾まで、すべてを自社で手がけるマニュファクチュールメーカーです。
自社一貫製造により、品質を保ったまま時計を生み出し続けているため、信頼と人気を獲得したといえるでしょう。
ブランド力が高い
ブランド力とは、知名度だけでなく、デザイン性・品質・技術の総合的な評価です。
世界5大時計ブランドは、長きに渡り複数の方面で高く評価されていることから、ブランド力が高いといえます。
【世界3大時計】世界5大時計の中でも特別な3つのブランド
以下の3つは、世界3大時計に数えられており「雲上ブランド」と呼ばれています。
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- ・パテック・フィリップ
- ・ヴァシュロン・コンスタンタン
- ・オーデマ・ピゲ
雲上ブランドに共通しているのは、各ブランドのムーブメントの多くが、ジュネーブシールを取得している点です。
ジュネーブシールとは、スイス・ジュネーブ州が制定したムーブメントの規格です。ジュネーブ州で作られた時計のみが取得でき、独自の基準を満たす必要があります。
ジュネーブシールの基準では、伝統的な技法や仕上げの美しさが重視されているのが特徴です。時計の実用性よりも美観が重要視されています。
【世界5大時計以外】人気の高級時計ブランド
世界5大時計以外にも、世界的に認知度が高く、評価されている時計ブランドがあります。ここでは、特に人気がある高級時計ブランドを5つ紹介します。
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- ・【世界7大時計】ブランパン
- ・【世界7大時計】ロジェ・デュブイ
- ・ロレックス
- ・カルティエ
- ・オメガ
一つずつ見ていきましょう。
【世界7大時計】ブランパン
世界5大時計を含む世界7大時計の一つです。1735年に創業し、世界で最も古い機械式時計ブランドとされています。
ブランパンの特徴は、ラウンドフォルムの機械式時計にこだわりを持ち続けている点です。創業から現在まで、長きに渡り卓越した技術と品質で時計を作り続けています。
【世界7大時計】ロジェ・デュブイ
ロジェ・デュブイは世界7大時計の一つで、1995年に創業しました。世界7大時計の中では比較的新しい時計ブランドです。
創業者は、パテック・フィリップの技術者だったロジェ・デュブイで、ファッションメーカーの経営者であるカルロス・ディアスと共同でブランドを作り上げました。
すべてのモデルがジュネーブシールを取得しており、実力と独創性を感じさせる時計を生み出し続けています。
ロレックス
高級時計といえば「ロレックス」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。
ロレックスは、1905年に創業しました。ブランドとしての歴史は浅いですが、世界的に認知度が高く、実用性が高い時計を生み出し続けているブランドです。
世界5大時計に選ばれていない理由は、歴史が浅い点と商品展開が一般ユーザー向けのためだとされています。
カルティエ
世界の5大ジュエラーの一つであるカルティエは、1847年創業の老舗ブランドです。1904年には世界初の男性用時計を販売し、時計業界の伝説的存在となりました。
時計ブランドとしての実績はありますが、ジュエリーブランドとして確立しているため、世界5大ブランドには選出されなかったとされています。
オメガ
オメガは1848年創業の老舗ブランドです。世界5大時計に選ばれなかった理由は、ロレックスと同様に、一般ユーザー向けのモデルが多いためだとされています。
高品質で実用性が高い時計を作り続けるブランドとしても知られています。品質を保ちつつ大量生産できる点がオメガの強みです。
オメガの買取相場については以下のコラムで紹介しています。
世界5大時計の3つの購入方法
世界5大時計を購入する方法は以下の3つです。
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- ・正規店で買う
- ・並行輸入品を買う
- ・中古品を買う
時計は、購入方法によって価格やアフターサービスの充実度が異なります。それぞれ解説します。
正規店で買う
正規店での購入は安心感があり、購入先が信頼できます。
また、アフターサービスの充実度も魅力です。手厚いサービスを受けながら、安心して時計を使い続けたい場合は、正規店での購入をおすすめします。
ただし、人気モデルは正規店でも品切れになりがちのため、なかなか購入できない場合があります。
並行輸入品を買う
並行輸入品とは、販売店が独自で直接輸入したものを指し、品物は本物です。正規店を通さないため、安価で購入できる場合があります。
ただし、正規店のようなアフターサービスは受けられない可能性があるため、長期間の使用に不安がある場合は注意しましょう。
中古品を買う
中古品のメリットは、生産が終了したモデルが購入できたり、安価で購入できたりする点です。
購入する際は、時計の状態や偽物に注意しましょう。また、人気が高く手に入りにくいモデルは、新品より高い価格で取引されるケースがあるため、費用がかさむ可能性があります。
世界5大時計の購入資金を作るなら『買取むすび』におまかせ
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- ・【買取可能商品20,000点以上】どのような状態でも査定可能
- ・利用しやすい買取方法を選べる
それぞれ解説します。
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まとめ:不要品を『買取むすび』で売却して世界5大時計を手に入れよう
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