執筆:
買取むすび 編集部
貴金属インゴットの種類を紹介!安全に購入する方法を『買取むすび』が解説
「インゴットはどこで買うの?」
「偽物に騙されず安全に購入する方法はある?」
このような疑問はありませんか?
近年、貴金属の価格高騰からインゴットの需要が高くなっています。
「インゴット」という言葉を聞いたことがない方でも、「延べ棒」や「ゴールドバー」などのフレーズを聞いたことがあるのではないでしょうか。
延べ棒・ゴールドバー・インゴットは、すべて同じものを指します。
今回は、インゴットの種類・安全に購入する方法などを紹介します。インゴットの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ・インゴットの特徴
- ・安全にインゴットを購入する方法
- ・インゴットの偽物を見分ける方法
- ・インゴットを保管する方法
目次
貴金属インゴットとは

インゴットは、特定の型に流し込んで成形した金属の塊です。
インゴットには、以下のようにさまざまな特徴があります。
- ・形状
- ・サイズ
- ・素材
- ・ブランド
- ・地金との違い
それぞれ解説します。
形状
貴金属は取引しやすいように棒状に成型するのが一般的です。そのため、延べ棒やゴールドバーなどと呼ばれています。
近年は、「インゴット」という表現がよく用いられるようになりました。
インゴットの表面には、製造元・重さ・純度・識別番号(シリアルナンバー)といった重要な情報が刻印されています。
サイズ
インゴットは多種多様なサイズがあり、個々の予算に合わせて選択できます。具体的には以下の通りです。
- ・1g
- ・2g
- ・5g
- ・10g
- ・20g
- ・50g
- ・100g
- ・500g
- ・1kg
- ・12.5kg(400トロイオンス)
20g以下のインゴットはペンダントに取り入れるなど、アクセサリーとして需要があります。
一方、50g~1kgのものは、投資としての人気が高い傾向です。
最も大きい12.5kgのインゴットは、「ラージ・バー」または「グッド・デリバリー・バー」とも呼ばれています。
日常生活ではあまり目にすることはありませんが、世界の金取引の中心であるロンドンの市場で取引されています。
メーカーごとに取り扱っているサイズが異なるため、購入する際は確認すると良いでしょう。
素材
インゴットは金だけではなく、プラチナ・シルバーなどもあります。
投資の対象として金が注目される一方で、プラチナやシルバーの存在はあまり認知されていない傾向です。
- ・金インゴット
- ・プラチナインゴット
- ・シルバーインゴット
- それぞれの特徴を見ていきましょう。
金インゴット
「インゴット=金」と考える人も多いほど、インゴットには金のイメージが強くあります。金は通貨の代替品として古くから利用されてきました。
インフレーションや金融危機といった経済環境の変動に影響を受けず、金の価格は安定しているため、有事の際は金インゴットの需要が高まります。
プラチナインゴット
プラチナは、白金色の輝きを放つ貴金属で、その希少性から非常に高い価値があります。しかし、近年の取引価格は、金の半分程度にとどまっています。
その理由は、プラチナが工業用として利用されることが多く、世界経済の変動に影響を受けるためです。よって、経済の低迷期には需要が下がり、価格も下落する特徴があります。
シルバーインゴット
電気伝導率や熱伝導率が高いシルバーですが、投資市場におけるシェアはそれほど大きくありません。
その理由には、金やプラチナに比べて酸化しやすく、長期保存が難しい点が挙げられます。
ただし、電子機器の半導体やカメラフィルム、太陽電池などに使用されるシルバーは、用途が増加するとともに価格上昇の可能性があります。
ブランド
インゴットを取り扱う企業やブランドは国内外に多数あります。中でも信頼度の高い企業やブランドは以下の通りです。
-
【国内】
企業名
ブランド・メーカーなど
三菱マテリアル株式会社
国際公式ブランド
田中貴金属工業株式会社
株式会社 徳力本店
JX金属環境株式会社
三井金属鉱業株式会社
石福金属興業株式会社
住友金属鉱山株式会社
松田産業株式会社
DOWAホールディングス
アサヒプリテック株式会社
-
【海外】
国
企業名
ブランド・メーカーなど
イギリス
JOHNSON MATTHEY
貴金属メーカー
イギリス
ENGELHARD
スイス
ARGOR S.A.
金属メーカー
スイス
ARGOR HERAEUS S.A.
スイス
PAMP
スイス
SWISS BANK
金融機関
スイス
CREDIT SUISSE
ドイツ
DEGUSSA
金属メーカー
オーストラリア
Golden West Refining
オーストラリア
AGR Matthey
オーストラリア
PERTH MINT
造幣局
カナダ
ROYAL CANADIAN MINT MONNAIE
フランス
Comptoir Lyon Alemand Louyot
国際公式ブランド
韓国
LG Metals
南アフリカ
RAND REFINERY
地金との違い
インゴットは主に資産保存の目的で作られる一方、地金は金属素材全般を指し、アクセサリー製造などの材料として用いられます。
そのため、金属の塊であれば形状を問わず「地金」と呼びます。
地金はカテゴリーで、インゴットはその中のひとつと考えるとわかりやすいでしょう。地金は、特定の金属名を頭に付け、「金地金」や「プラチナ地金」のように呼ばれます。
インゴットには厳格な規格が設けられている

インゴットには世界基準の規格があります。例えば、金のインゴットは、極めて純度が高く混入物がほとんどないもので作られます。
偽造品のリスクを最小限にするため、インゴットは公認されたものだけが取り扱われます。
公認のための基準は、溶解する業者の資質や作業プロセスなどが詳細に規定され、規格をクリアしていなければ取引できません。
そのため、信頼できる取引所で購入すると偽造品の心配はありません。
信頼できるインゴットの取引所で安全に購入する

信頼できるインゴットの取引所は以下の2つです。
- ・世界規格『LBMA』
- ・日本唯一の取引所『TOCOM:トコム』
順番に見ていきましょう。
世界規格『LBMA』
LBMA(ロンドン貴金属市場協会)は、世界の現物地金取引の主であるロンドン市場における地金取引を統括する専門家団体です。
LBMAの認定を受けた精錬業者が生産する地金には、「Good Delivery Bars(グッド・デリバリー・バー)」という名誉ある認定が与えられます。
この称号を獲得するためには、99.5%以上という非常に高い純度が求められ、また厳格な基準を達成しなければなりません。
その基準とは、精度の高い重量と純度の刻印、認定された精錬会社による生産、正確な試験などが含まれています。
さらに、認定された専門の保管業者と輸送業者による取り扱いも必須とされています。グッド・デリバリー・バー認定を受けたインゴットは、世界中で取引が可能です。
日本唯一の取引所『TOCOM:トコム』
東京商品取引所、現在では「Tokyo Commodity Exchange, Inc.」の略語である「TOCOM(トコム)」と呼ばれています。
原油・ガソリンなどの石油先物取引や電力先物取引が行われており、インゴットにおいてはTOCOMが日本唯一の取引所です。
貴金属インゴットの正しい保管方法

インゴットを購入すると、保管方法が重要な問題となります。価値が高いことから、適切に保管し、劣化や盗難が起こらないように注意が必要です。
インゴットの主な保管方法は以下の3つがあります。
- ・貸金庫で保管
- ・自宅で保管
- ・保管サービスの利用
ご自身に合った保管方法を探してみてください。
貸金庫で保管
インゴットの自宅保管に不安を感じる方も多いでしょう。そのような場合は、信用金庫や銀行が提供する貸金庫サービスを利用するのもひとつの手です。
銀行や信用金庫の貸金庫は、防犯面はもちろん災害対策にも優れており、安心して預けられます。ただし、貸金庫を利用するための料金が必要になるため、予算と合わせて検討しましょう。
自宅で保管
自宅で保管する場合は、セキュリティの強化が必要です。一般的には、インゴット用の金庫を購入し、保管します。
金庫はさまざまな種類がありますが、盗難を防ぐためには、金庫自体が盗まれないよう、持ち運びが困難なサイズを選ぶと良いでしょう。
また、自宅が災害に遭う可能性もあるため、防水や耐火性が高い金庫を選ぶことも重要です。
保管サービスの利用
インゴットの購入先で保管サービスを提供している場合があります。
保管サービスは提供業者によりますが、一般的に金融機関の貸金庫よりも低コストで利用できることが多く、一部の企業では盗難保険も提供しています。
新たに購入した分だけでなく、既に持っているインゴットを預けられる場合もあるため、確認してみると良いでしょう。
偽物のインゴットを見分ける2つの方法

インゴットは価値が高いことから、偽造品も数多く存在します。
何も疑わずに購入したインゴットが、実際には偽物だと判明するケースもめずらしくありません。
偽物のインゴットは2つの方法で見分けられます。
- ・刻印を確認する
- ・磁石を近づける
購入前にぜひ確認してみてください。
刻印を確認する
偽物のインゴットの刻印は雑に彫られている場合があります。また、表記されている重量に対して1g以上の差異がある場合は偽造品の可能性が高い傾向です。
しかし、金と比重が近い素材(タングステン)を用いた偽造品も存在します。
磁石を近づける
インゴットが磁石に吸着する場合、金の純度が低いため、偽物である可能性が高い傾向です。
偽物の外見は金のインゴットと酷似しているため、一般の人が見分けるのは非常に難しいため、注意が必要です。
貴金属のインゴットは信頼できる販売所から安全に購入しよう

今回は、貴金属のインゴットについて紹介しました。貴金属のインゴットは、資産価値の高さや近年の高騰により世界中から注目が集まっています。
しかし、価値や需要の高さから、偽造品が数多く出回っているため注意が必要です。そのため、インゴットを購入する際は、偽造品の心配がない信頼できる場所での購入をおすすめします。
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