執筆:
買取むすび 編集部
【07/23更新】遺品整理はいつからするべき?適切な時期や注意ポイントを解説
「遺品整理はいつから始めればいい?」
「遺品整理を始めるのが遅いと何か良くないことがある??」
このように考えていませんか?
結論から述べると、遺品整理を始めるタイミングに決まりはありません。
しかし、遺品整理は単なる「片付け」でなく、相続や法的な手続きと密接に関わっています。
遺品整理に取り掛かるのが遅れたばかりに手続き期限を過ぎると、余計な出費が発生するケースも少なくありません。
本記事では、遺品整理を開始する一般的なタイミング・遺品整理と相続の関係・遺品整理を後回しにした際のリスクを解説します。
遺品整理で出てきた不要品の処分方法も解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
遺品整理前に必ず確認したいこと

遺品整理に取りかかる前に必ず以下の点を確認しておきましょう。
- ・遺言書やエンディングノートの有無
- ・相続人の特定と合意
それぞれ解説します。
遺言書やエンディングノートの有無
遺品整理を始める前に遺言書やエンディングノートがないか確認しましょう。遺言書には法的効力があり、遺産の分け方や扱いが指定されている場合があります。
自筆証書遺言が見つかった場合は、家庭裁判所で「検認」という手続きが必要なため、勝手に開封するのは避けてください。
エンディングノートに法的効力はありませんが、故人の希望や想いが書かれていることが多く、遺品整理の方針を決める参考になります。
そのため、エンディングノートがあるなら、遺品整理前に確認するのがおすすめです。
相続人の特定と合意
遺品整理をする前に、法定相続人を明確にしたうえで遺産の分割などについて全員から合意を得ましょう。
相続人の特定と合意を得る前に遺品整理によって物を処分すれば、トラブルに発展する可能性があります。
法定相続人は、故人の出生から死亡までの戸籍を取得して相続人を調べる必要があります。弁護士・司法書士などへ委託することも可能です。
財産価値のある「遺産」とは

遺品の中には相続の対象となる「遺産」が含まれている場合があります。遺品は、故人が所有していた物(家具・衣類・雑貨・書籍など)を指す言葉などです。
遺産はその中でも、法律に基づき、相続の対象となる物を指します。相続財産の主な例は以下のとおりです。
- ・現金・預貯金
- ・有価証券
- ・貴金属・宝石類
- ・骨董品・美術品
- ・不動産(土地・建物)
- ・保険証券
- ・借金
勝手な処分はトラブルの原因となります。法的な問題に発展する可能性も少なくありません。そのため、必ず相続人全員で協議したうえで遺品整理を進めましょう。
遺品整理はいつから始めればいい

遺品整理を始めるタイミングに明確な決まりはありません。
しかし、一般的には以下の7つのタイミングで始める方が多い傾向です。
- ・葬儀後|逝去〜7日前後
- ・行政手続き終了後|逝去から10〜14日
- ・四十九日法要後|逝去日を含めて49日目
- ・相続放棄の申告期限前まで|逝去〜3ヶ月以内
- ・相続税の申告期限前まで|逝去〜10ヶ月以内
- ・固定資産税が発生する前まで|逝去〜1年前後
- ・遺族の気持ちが落ち着いてから
ひとつずつ解説します。
葬儀後|逝去〜7日前後
葬儀を終えてから7日前後の間に遺品整理を行う方は一定数います。
葬儀に際して遠方の親族が集まっている場合が多いため、遺品整理のタイミングとしては丁度よいのです。
形見分けする物などを親族間で相談しながら進められます。
時間に余裕がある場合は、7日前後より前に遺品整理を進めても問題はありません。
行政手続き終了後|逝去から10〜14日
最初の行政手続きが一段落する10〜14日も、遺品整理を始めるタイミングとして適しています。
10〜14日目には、社会保険(健康保険)や年金の手続きが一段落しており、遺品整理に向き合いやすいためです。
心にも少しだけ余裕が生まれ、遺品整理に手をつけやすい心身状態になっている点も適したタイミングといえる理由です。
四十九日法要後|逝去日を含めて49日目
四十九日法要後に遺品整理を始める方もいます。
四十九日法要には近親者が集まる場合が多いため、遺品整理について相談しながら進められる絶好のタイミングです。
49日目以降は遺族にとって忌明けとなる節目の日でもあります。
香典返しなど葬儀関係の諸々も済んでいるため、落ち着いて遺品整理に取り掛かれます。
相続放棄の申告期限前まで|逝去〜3ヶ月以内
相続放棄の申請期限である逝去後〜3ヶ月以内も、遺品整理を始める目安のひとつです。
法定相続人は、故人の逝去から3ヶ月以内に以下3つのいずれかを選択する必要があります。
- ・単純承認:故人の財産をすべて相続する
- ・相続放棄:故人の財産を相続しない
- ・限定承認:故人の財産を一部相続する
3ヶ月以内に上記のいずれかを選択しない場合、自動的に「単純承認」とみなされます。
相続財産には故人の負債も含まれるため、相続放棄の判断材料として3ヶ月以内に遺品整理をするパターンも少なくありません。
引用:裁判所「相続の放棄の申述」
相続税の申告期限前まで|逝去〜10ヶ月以内
相続税の申告期限である逝去から10ヶ月以内も遺品整理を始めるタイミングのひとつです。
10ヶ月以内に遺品整理をすると、相続税の対象となる以下の財産を発見でき、申告漏れの防止につながります。
- ・現金
- ・預貯金
- ・有価証券
- ・不動産(土地・家屋)
- ・宝石類
なお、申告期限が過ぎると延滞税などが課される可能性があるため、余裕を持って取り掛かるのがおすすめです。
引用:
国税庁「相続税がかかる財産」
国税庁「相続税の課税対象となるその他の財産やその評価方法」
固定資産税が発生する前まで|逝去〜1年前後
故人が土地や家屋を所有していた場合は、固定資産税が発生する前に遺品整理を始めるパターンもあります。
固定資産税は、不動産の名義を変更するまで相続人全員の共有財産となり、納税義務もそれぞれに課せられます。
手放す・引き継ぐどちらの場合にしろ、固定資産税が発生するまでに遺品整理を済ませ、名義変更もしくは手放す手続きが必要です。
遺族の気持ちが落ち着いてから
遺品整理は精神的な負担が大きいため、無理をせず心の準備が整ってから始めるのが大切です。
心が落ち着いていない状態で無理に遺品整理を始めると、要不要の判断が出来ず、後悔する結果になりかねません。
最終的には遺族の気持ちを優先し、無理のない範囲で進めるのが重要です。
ただし、期限が設けられている手続きの書類関係は早めに見つけておきましょう。
遺品整理を後回しにした際のリスク

遺品整理を後回しにすると、以下の問題が発生する可能性があります。
- ・故人が賃貸住まいだった場合は逝去後も賃料が発生する
- ・遺族が把握していない故人の借金があった場合は延滞料金が発生する
故人が亡くなっても、賃貸契約は解約されないため、遺品整理を後回しにすると、毎月家賃が発生し続けます。
故人に借金があった場合、遺品整理を後回しにすると借金の発見が遅れ、延滞料金が発生します。
相続放棄の期限が切れてから借金を発見した場合は、借金も相続しなければなりません。
以上2点の理由から、遺品整理は早めに取りかかるのがおすすめです。
遺品整理をしなかった場合のリスク

遺品整理をせずに放置すると、以下のリスクが発生します。
- ・家賃や固定資産税などの支払いが続く
- ・故人が契約した有料サービスの支払いが続く
- ・他の遺族に遺品を処分される可能性がある
- ・空き家の火災のリスク
上記のリスクを未然に防ぐためにも、遅くなっても良いので必ず遺品整理をしましょう。
遺品整理の手段と費用相場

遺品整理の手段として以下の2つがあります。
- ・自分で遺品整理する
- ・プロの業者に依頼する
それぞれのメリット・デメリット・費用相場を解説します。
自分で遺品整理する
自分で遺品整理をするメリットは、以下の3点です。
<メリット>
- ・費用を抑えられる
- ・自分のペースで進められる
- ・残す物をゆっくり判断できる
自分で遺品整理をした場合、費用は粗大ゴミの回収料や各自治体指定のゴミ袋代程度で済みます。
リサイクル法対象の家電についても処分費用は1台数千円程度と、業者に頼むよりも安価に抑えられる点がメリットです。
一方、以下のデメリットがある点は留意しておきましょう。
<デメリット>
- ・手間と時間がかかる
- ・精神的な負担がかかる
故人の所有物の量にもよりますが、遺品整理は基本的に時間と体力を必要とします。故人との思い出がよみがえり、精神的な負担となるケースも少なくありません。
どうしても手が進まない場合は、費用はかかるもののプロへの依頼を検討するのもよいでしょう。
引用:一般財団法人家電製品協会「リサイクル料金・主要メーカー一覧」
プロの業者に依頼する
遺品整理を主なサービスとするプロの業者に依頼した場合、以下のメリット・デメリットが発生します。
<メリット>
- ・短時間で完了する
- ・手間がかからない
- ・重い物も速やかに処分できる
- ・業者によっては供養までしてもらえる
<デメリット>
- ・ある程度の費用が必要
- ・大切な物まで処分してしまう可能性がある
プロに依頼した場合、遺品整理がスムーズに進み、時短効果が期待できます。業者によっては遺品の供養にも対応してくれるため、罪悪感なく利用できるのがメリットです。
一方、ある程度の費用が必要なほか、誤って手続きや相続関係で必要な物品まで破棄を依頼してしまう可能性もあります。
なお、業者に依頼した際の費用相場は、20万円以上30万円以下が相場です。
引用:総務省行政評価局「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書」
遺品整理をスムーズに進めるポイント

以下のポイントを意識しておくと、スムーズに遺品整理を進められます。
- ・遺品整理のスケジュールを組む
- ・遺品を分類する
- ・遺族・親族間で情報を共有する
ひとつずつ見ていきましょう。
遺品整理のスケジュールを組む
いつまでに遺品整理を完了させたいかスケジュールを組むのが、スムーズに進めるためのポイントです。
スケジュールを組めば、やるべきことが明確になり、モチベーションアップにもつながります。
スケジュールを組む際は、無理のない計画を立てるのが大切です。
遺品を分類する
「処分する・残す」の2択ではなく、以下の4つに分類すると遺品整理がスムーズに進みます。
- ・貴重品・思い出の品・形見
- ・リサイクルできる物
- ・明らかに廃棄する物
- ・1人で判断できない物
特に、1人で判断できない物は、捨てるのではなく一時的に保管してくのがおすすめです。
自分では価値の判断ができない物が、ほかの親族にとって大切な物の可能性があるためです。
残しておいた方がよいのかと悩むよりも、とりあえず分類するほうが遺品整理がスムーズに進みます。
遺族・親族間で情報を共有する
遺品整理を始める前に、スケジュールや残しておくべき物などを遺族・親族間で共有するのが大切です。
情報を共有しておくと、自分以外の家族・親族も遺品整理に参加できるほか、相続関係のトラブル防止にもつながります。
遺品整理するうえでの注意点

遺品整理をする際は、以下の点を念頭に置きましょう。
- ・相続放棄の決断
- ・相続放棄前に遺品整理を進めるリスク
- ・重要書類の保管
それぞれ解説します。
相続放棄の決断
相続する財産がある場合は、以下の選択肢から選ぶ必要があります。
- ・単純承認:すべての財産を引き継ぐ
- ・限定承認:相続で得た財産を上限に債務も引き継ぐ
- ・相続放棄:すべての財産を放棄する
単純承認は、プラスの財産・マイナスの財産を全て引き継ぐ方法で、限定承認は、プラスの財産の価値を上限にマイナスの財産も引き継ぐ方法です。
相続放棄は、プラス・マイナス問わず財産を一切受け継がない方法です。限定承認・相続放棄をする場合は、逝去後3ヶ月以内に家庭裁判所に申述する必要があります。
相続放棄前に遺品整理を進めるリスク
相続放棄を検討していても、遺品整理を進めていると「単純承認」と判断されることがあります。
民法921条1号で「相続人が相続財産の全部又は一部を処分したときは単純承認をしたものとみなす」と定められているためです。
遺品整理後に故人の負債が発見されても、相続放棄が認められなくなってしまいます。
そのため、少しでも相続放棄を考えているなら、遺品整理する前に専門家(弁護士や司法書士)に相談しましょう。
重要書類の保管
相続は遺品整理だけではなく、不動産や銀行口座の名義変更・保険金の請求など各種手続きも必要です。
手続きには、重要書類(権利証・通帳・印鑑など)が必要になるため、遺品整理の際は、誤って処分しないよう慎重に探し、保管しておきましょう。
遺品整理してはいけないケース

故人の死因が孤独死で特殊清掃が必要な場合、先に遺品整理をしてはいけません。
感染症などにより健康被害を受ける可能性があるためです。
遺品整理は特殊清掃を終えたあとにマスクと手袋をしてから取り掛かりましょう。
遺品整理は専門家へ相談するのも賢い方法

遺品整理は心身ともに負担のかかる作業となる場合が多いため、専門家へ相談するのも良い方法です。本章では以下の点について解説します。
- ・専門家に相談するのがおすすめな状況
- ・専門家の種類
それぞれ見てみましょう。
専門家に相談するのがおすすめな状況
専門家に相談するのがおすすめな状況は以下のとおりです。
- ・相続人同士で意見がまとまらないとき
- ・相続財産や負債が多いとき
- ・相続する内容が複雑に感じるとき
- ・相続放棄や限定承認を検討しているとき
- ・遺言書の内容や法的な手続きに不安があるとき
もちろん、上記以外の状況でも専門家に相談できます。
専門家の種類
相続の相談先である専門家は以下のとおりです。
- ・弁護士:相続トラブル・相続放棄・遺言書の扱いなどの相談
- ・司法書士:相続登記や名義変更などの手続きに関する相談
- ・税理士:相続税の申告や節税対策に関する相談
遺品整理によるトラブルや損失を防ぐためにも、必要に応じて専門家の力を借りて進めましょう。
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- ・最新相場で遺品を高価買取
- ・査定料・出張料・キャンセル料が0円
- ・実際に遺品整理で利用した方の口コミ
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【Q&A】遺品整理に関する質問

遺品整理に関する質問をまとめました。
Q.相続放棄した場合は誰が遺品整理をしますか?
Q.遺品整理で捨ててはいけない物はありますか?
Q.遺品の処分が運気に影響を与えるって本当ですか?
ひとつずつ回答します。
Q.相続放棄した場合は誰が遺品整理をしますか?
A.相続を放棄した場合は、他の法定相続人が遺品整理をするのが一般的です。基本的に、相続放棄した本人は遺品整理ができなくなります。
Q.遺品整理で捨ててはいけない物はありますか?
A.相続や行政手続きに必要な書類は捨てずに保管しましょう。
具体的には、以下の品々が該当します。
- ・遺言書
- ・通帳やキャッシュカード
- ・身分証明証類
- ・印鑑
上記以外にも、捨てずにとっておいた方がよい物は多々あります。以下の記事で詳しく解説しているため、参考にしてみてください。
Q.遺品の処分が運気に影響を与えるって本当ですか?
A.処分する行為自体が運気に影響を与えることはないと言われています。
具体的には、以下の特徴に該当するものは、残しておいた方がよいというのが風水の考え方です。
- ・故人との良い思い出がよみがえってくる物
- ・手にとってパワーがみなぎってくる物
スピリチュアルでも、上記の品物は残しておいた方がよいと言われています。
遺品整理と運気の関係性については以下の記事で解説しているため、捨てる前に確認したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:遺品整理はいつからでも始めてよい

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