〇〇〇万円以上!?元文小判の買取価格や高額査定となる種類を紹介
「元文小判の価値を知りたい」
「元文小判のなかでも高く売れる種類はある?」
このように考えていませんか?
元文小判は歴史的な価値を持つ古銭です。小判に関する正しい情報を持ち、優良な買取専門店へ査定に出せば高価買取が期待できます。
一方、価値を理解せずに適当なところへ査定を依頼した場合、相場よりも低い価格で手放してしまうかもしれません。
本記事では、元文小判の買取価格・高く売れる種類・おすすめの売却方法・高く売るコツを解説します。
元文小判の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
元文小判とは
<基本データ>
素材 |
金65%・銀34% |
重さ |
13.00g |
サイズ |
65×35mm |
発行 |
1736年(元文元年) |
元文小判とは1736~1818年まで流通したと言われている小判です。
江戸幕府8代将軍・徳川吉宗が指示し、江戸町奉行の大岡忠相と勘定奉行の細田時以が主軸となり鋳造が開始されました。
それまで使用されていた正徳小判や享保小判は金の含有量が多く質が高かったゆえに市場へあまり流通せず、結果的にデフレとなっていました。
デフレ脱却と貨幣の流通量増加を目的とし、金の含有量を下げて鋳造されたのが元文小判です。
施策は成功し、市場における小判の流通量は増加。江戸時代の経済を大きく回復させた歴史ある小判です。
なお、元文小判とよく間違えられる種類に「文政小判」があります。
時代を表す印として文政小判と同じ「文」を用いているため、間違えやすくなっています。
元文小判は「文」の字が真書体なのに対し、文政小判は「草書体」を使用しているため、よく見ると判別可能です。
書体の違いから、元文小判は通称「真文小判」とも呼ばれています。
元文小判の買取相場
元文小判の買取相場は、数万円〜数十万円です。
状態や極印の種類などさまざまな要素によって価格が変動するため、買取相場は一律ではありません。
なお、希少性は高くない種類です。
80年と長い間流通していたため鋳造量が多く、状態が良好なものがあまり残っていないため、数万円程度が相場と言われています。
ただし、相場の「数万円程度」はあくまで目安でしかなく、個体によっては数百万円の価格となるものもあります。
『買取むすび』では手数料無料で元文小判を査定可能です、詳しい買取価格を知りたい方はぜひご相談ください。
高価買取の可能性がある元文小判
一般的な相場は数万円程度ですが、なかには数十万円〜数百万円の価値がつくものも存在します。
高価買取の可能性がある元文小判は以下の6種類です。
- ・偶然大吉
- ・佐渡座
- ・献上大判
- ・両替商刻印なし
- ・逆打ち
- ・異式槌目
それぞれの特徴を解説します。
偶然大吉
偶然大吉とは、小判に押された極印が偶然「大」と「吉」になった種類です。
小判は裏面左側に「小判師」と「吹所」によって2つの印が押されます。験極印と呼ばれており、現代における検品印のようなものです。
偶然大吉は数が少ないのと縁起物、2つの点で評価されているため、状態が悪くても高価買取が期待できます。
また、小判には偶然大吉を含む「七福」と呼ばれる種類があり、いずれも高価買取の対象です。
-
<七福の験極印>
験極印
意味
大吉
大黒天
小吉
恵比寿
堺長
毘沙門天
久長
布袋和尚
馬神
弁財天
守神
寿老人
久吉
福禄寿
佐渡座
小判裏面の験極印が「筋神」や「筋当」の組み合わせになっているものは、高価買取の可能性があります。
「筋神」「筋当」は佐渡で鋳造された「佐渡小判金」の可能性が高いためです。
佐渡で鋳造された小判は数が少なく、高い希少性から高値で取引されています。
数多く鋳造された元文小判のうち、佐渡小判は149,001両と極わずかしかありません。
多くのコレクターから人気があるため、状態が良ければ30〜50万円の買取価格がつく可能性があります。
献上小判
小判には、流通目的ではなく、将軍などに献上するために鋳造された特別な種類があります。
献上品であるため、験極印は意図的に「大吉」となっているのが特徴です。
元文小判のなかで最も貴重な種類と言われており、状態が良ければ数十万円、もしくは100万円以上の買取価格が期待できます。
両替商刻印なし
「両替商刻印」とは、小判を両替した際に押される印です。裏面に文字以外の凸凹した印がある場合は、両替されたものを意味します。
元文小判は80年以上流通していたため、ほとんどの小判が複数回両替されています。
そのため、両替商刻印がまったく無い小判は希少性が高く、高価買取が期待できるのです。
逆打ち
逆打ちとは、小判の表と裏で上下が逆さまに刻印されている小判です。
「エラー銭」とも呼ばれており、コレクターから需要が高く、高値で取引されています。
異式槌目
異式槌目とは「本直し」と呼ばれる作業をした小判を見分けるための印です。
「本直し」は、流通しているなかで欠け・割れが発生した小判に対する金継ぎをし、品位や重さを調整する修正作業を言います。(諸説あり)
異式槌目の元文小判はあまり確認されておらず、希少価値が高いと言われています。
「異式槌目」と「偶然大吉」や「献上判」などの掛け合わせであれば、さらに高価買取が期待できるでしょう。
元文小判を売る方法
元文小判を売る方法として代表的な方法は以下の3つです。
- ・ネットオークション
- ・フリマアプリ
- ・【おすすめ】買取専門店
それぞれの特徴・メリット・デメリットを解説します。
ネットオークション
ネットオークションとは、インターネット上で利用できるオークションサービスです。
個人間で取引でき、場合によっては相場よりも高く売れる可能性があります。
一方、価格が高くて入札されない、安すぎても競りが進まず高値で売れない、といった事態も起こりえます。
また、個人間のやり取りとなるため、トラブルに発展するリスクは考慮しなければなりません。
入札者側はそのジャンルに詳しいコレクターも多く、出品者側にも品物に対する正しい情報が必要です。
お手持ちの元文小判の価値や状態を正しく説明できない方にはあまりおすすめできません。
仮に小判が偽物だった場合、購入者と大きなトラブルに発展する可能性もあります。
フリマアプリ
フリマアプリとは、アプリ上に品物を出品し、欲しい方が購入したときに売買が成立するサービスです。
自分で価格を設定できるため、利益が出る金額にすれば確実に儲けが出る点がメリットです。
一方、フリマアプリの利用にはおおよそ5〜10%の手数料が発生します。
手数料・送料を考慮したうえで利益が出る金額を設定した場合、買い手が付かずに売れ残るリスクがあります。
相場どおりの価格で売却したとしても、手数料等を差し引くと手残り金額が低くなるケースも少なくありません。
【おすすめ】買取専門店
買取専門店とは、小判や古銭を含めたさまざまな品物の買取をしているサービスです。
古銭の専門知識を有した経験豊富な鑑定士が在籍しているケースが多く、元文小判の状態や種類をしっかりと見極め、適正な価格で買取できます。
古銭の枚数が多くてもまとめて依頼ができるため、個人間での取引と異なり、売買に際する手間が少ないのがメリットです。
一方、買取専門店によっては手数料が発生したり、相場よりも低い価格で買い取ったりするところもあります。
買取専門店で元文小判を売却する場合は、信頼できる良い業者を探すのが大切です。
業者の探し方は次章で解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
良い買取専門店を探すポイント
良い買取専門店を探すためには、以下のポイントに留意しましょう。
- ・手数料が無料
- ・古銭の買取実績がある
- ・口コミが多く評価が高い
手数料が無料のところは、売り手に最大限の利益を残そうと努力している可能性があります。
査定に関しても、できるだけ希望に添えられるよう努力している場合が多いため、手数料の有無は必ずチェックしましょう。
なお、手数料とは、「査定料・買取料・キャンセル料」などです。
古銭の買取実績も重要なポイントです。買取実績自体が多くても、古銭の査定・買取実績が少なければ的確な価値の判断ができない可能性があります。
買取実績は公式ホームページで確認可能です。気になる店舗の実績は前もってチェックしておきましょう。
『買取むすび』の古銭に関する買取実績はホームページからチェックできます。ぜひ参考にしてみてください。
買取専門店を探す際は、口コミや評判は必ずチェックしましょう。公式サイトのうたい文句が良くても、実際の対応や査定内容が異なるケースがあるためです。
口コミはGoogleマップや口コミサイトなどで店名を入力すると簡単にチェックできます。気になる買取専門店を見つけた際は、査定を依頼する前に確認しましょう。
元文小判の買取価格を上げるコツ
元文小判を査定に出す前には、以下の2点に注意しましょう。
- ・磨かない
- ・空気に触れるのを防ぐ
2つを意識するだけで、買取価格が少しでも上がる可能性があります。
磨かない
中古市場では状態がきれいなほど希少で高価買取されやすい傾向です。
しかし、小判などの古銭において本体を磨いてきれいにする行為はNGとされています。
磨くと古銭の状態が変化し、価値が下がる可能性があるためです。
古銭でいう美品は「当時の状態で残っているもの」を指すケースが多く見られます。
発行から時間が経過しているにもかかわらず、不自然にきれいな場合は査定する際のマイナス要素となる可能性があります。そのため、汚れていても磨かずに査定へ出しましょう。
空気に触れるのを防ぐ
前項で「そのままの状態のほうが美品として評価される」と解説しましたが、保管状況による劣化は例外です。
保管状況が原因で劣化した場合は、マイナス査定になる可能性があります。
現状を維持して価値を保つためにも、小判を空気から遮断し、酸化による劣化を防ぐのがおすすめです。
ブリスターパックやアルバムなどの古銭専用グッズや、ジップロックなどで気密性を保ちましょう。
また、日の当たらない場所に保管し、日光による劣化を防ぐのも大切です。
【注意】小判が偽物か見分ける方法
お手持ちの小判が偽物の場合、価格がつきません。本物か不安な方は、査定を依頼する前に以下の方法を試してみてください。
- ・磁石を近づける
- ・重さを量る
- ・極印の数を確認する
- ・ござ目を細部まで確認する
完璧に偽物を見分けられるとは限りませんが、ある程度の判断材料として有効です。
磁石を近づける
元文小判には金と銀が使われています。どちらも非磁性体のため、磁石を近づけても反応しません。
一方、偽物は高価な金や銀ではなく、磁石に反応する安価な貴金属を使用している可能性があります。
お手持ちの元文小判に磁石を近づけて反応するようであれば、ほぼ偽物と判断してよいでしょう。
重さを量る
本物の小判と1g以上の誤差が生じた場合、偽物の可能性があります。
すべての小判は同じ素材・同じ重さで作られているため、大きな誤差が生じません。
元文小判の重さは13gのため、14g以上または12g以下の場合は、偽物の疑いが発生します。
特にレプリカなどは貴重な金を使用していないため、違いが顕著に見られます。
極印の数を確認する
極印とは、小判に押されている印の呼称です。偽物には極印の数が不足している場合があります。
元文小判の極印は以下表のとおりで、裏表合わせて8個あります。
印の場所 |
極印の数 |
表面 |
「扇形の桐紋」が2つ 上に「壹两」の印 下に「光次」の印 |
裏面 |
中央に「花押」 左下に「験極印」が2つ 右上に「文」の印 |
お手持ちの元文小判に上記の極印がそろっているか確認してみてください。
ござ目を細部まで確認する
ござ目とは、小判に複数刻まれている横線を指します。
元文小判の時代は手打ちで刻んでいたため不均一です。ござ目が均一すぎるものは偽物の可能性があります。
深くはっきりときれいに刻まれているものも疑ってよいでしょう。
極印を細部まで確認する
前述のとおり、極印は小判に押されている印を指します。当時の印は手作りなため、線が均等ではありません。
また、文字のとめ・はね・はらいがしっかり描かれているのが特徴です。
一方、偽物は均一で機械的なケースが見られます。
極印の形がつぶれている場合もあるため、お手持ちの元文小判が偽物の特徴に該当しないかチェックしてみてください。
『買取むすび』では元文小判の査定・買取が可能
『買取むすび』では、元文小判を含めた古銭の買取に対応しています。
状態が悪いものでも隅々まで丁寧に査定し、価値を見誤らず買取可能です。
以降で『買取むすび』の査定に関する以下の特徴を解説します。
- ・特徴①多くの古銭を買取してきた実績
- ・特徴②都合に合わせて選べる3つの買取方法
- ・特徴③全店舗の口コミ平均が★4以上
査定を依頼する前の参考にしてみてください。
特徴①多くの古銭を買取してきた実績
『買取むすび』では、小判を含めた数多くの古銭を買取してきた実績があります。
培った経験と知識により、小判の適正な価値を判断可能です。
素人では判断できないプレミア価値も『買取むすび』ではしっかりと査定できます。
古銭の買取実績は以下のボタンからチェックできるため、ぜひ覗いてみてください。
特徴②都合に合わせて選べる3つの買取方法
『買取むすび』では、以下3つの買取方法をご利用いただけます。
買取方法 |
特徴 |
・査定前の予約は不要 ・即日現金化が可能 ・鑑定士に直接質問できるため安心 |
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・小判を送るだけで査定可能 ・送料は『買取むすび』が負担 ・査定料は口座振り込み ・全国対応で店舗がない地域からも利用できる ※キャンセル時の返送料はお客様負担となっています。 |
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・自宅で査定 ・玄関先での査定に対応しているため安心 ・出張料無料 ・即日現金化が可能 |
査定額を知りたいだけであれば、LINE査定やメール査定もおすすめです。
いずれも査定料・キャンセル料が発生しないため、お客様が負担する費用はありません。
「元文小判の価値が知りたい」「査定額を確認したい」という方は、気軽にご相談ください。
特徴③全店舗の口コミ平均が★4以上
『買取むすび』は関東・東海・中部・中国地方に店舗を展開しており、口コミでは平均★4以上をいただいています。(Googleマップより)
なかでも古銭をお持ち込みいただいた方の口コミを4つ紹介します。
引用:『買取むすび』イオン豊川店 |
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引用:『買取むすび』八王子本店 |
口コミのとおり、『買取むすび』では古銭をひとつ一つ丁寧に査定し、少しでも高く買取できるよう尽力しています。
他社で断られた古銭・小判も『買取むすび』へぜひお持ち込みください。
まとめ:元文小判の買取は『買取むすび』へおまかせ
『買取むすび』では、元文小判をはじめとする古銭の持ち込みを大歓迎しています。
査定時の金相場や市場の状況などさまざまな要素を考慮し、最高値を提示できるのが『買取むすび』の強みです。
金額を確かめたいだけの利用でも大歓迎のため、気軽にご相談ください。