金の売却で200万円以下は税務署にばれない?確定申告の方法も紹介

「金の売却をして200万円以下でも税務署にばれるの?」
「税金の計算方法が知りたい」
このように考えていませんか?
資産として金を保管している人が売却を考える場合、気になるのが「税金関係」ではないでしょうか。
本記事では、金を売却した時に税務署にばれるのかや、税金の計算方法について解説します。また、確定申告の方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ・金を売却すると税務署にばれるのか?
- ・税金の計算方法
- ・金を売却しても税金が発生しないケース
- ・『買取むすび』で利用できる3つの買取方法
目次
金を売却した時はばれる?
結論から申し上げると、インゴットや金地金を売却して200万円を越える利益が出た場合、確定申告をしていなくても間違いなく税務署にばれます。これは「支払調書」と呼ばれる資料が関係してくるのです。支払調書については、後ほど詳しく解説します。
一方、売却益が200万円以下の場合、確定申告をしなくても税務署にばれる可能性はあります。金の売却で税務署にばれるメカニズムについて、次章でより詳しく見ていきましょう。
金の売却で利益が出たら確定申告が必須
金の売却で利益が出たら、確定申告は必須です。
中には「利益が出ているけど確定申告をしたくない」方もいるでしょう。しかし、先ほど紹介した通り利益が200万円以上出ていたら、支払調書の関係で税務署にばれます。具体的には以下の理由が挙げられます。
- ・200万円以上の売却で店舗側は支払調書を提出しなければならない
- ・譲渡損が出たら資料を保管しておく
- ・申告をしなかった時のペナルティとは?
それぞれ順番に見ていきましょう。
200万円以上の売却で店舗側は支払調書を提出しなければならない
金を200万円以上で買取した店舗は、税務署に「金地金等の譲渡の対価の支払調書」を提出する義務があります。
参考:国税庁HP
支払調書には以下の内容が記載されています。
- ・住所
- ・氏名
- ・マイナンバー
- ・種類
- ・重量
- ・金額
- ・日付
- ・数量
住所や氏名が税務署に届けられるため納税が必要な人だとばれてしまうのです。
確定申告は、売却金額に関わらず行うようにしましょう。
譲渡損が出たら資料を保管しておく
先ほど紹介した通り、売却益がでたら確定申告が必要です。反対に、売却損が出たら確定申告の必要はありません。しかし、後日税務署から売却損を証明するよう求められる可能性があります。たとえ損が出ても、資料は保管しておきましょう。
申告をしなかった時のペナルティとは?
金の譲渡所得における自己申告を怠ると重大なペナルティを課される可能性があります。申告漏れが発覚すると、遅延税や加算税が発生します。
長きに渡る申告漏れが発生すると、それだけ多くの追徴課税の負担が発生するため、確定申告は怠らないようにしましょう。
金を売却した時の確定申告の方法
確定申告は、自治体の税務署に直接行く方法と、「e-Tax」の電子データでやり取りする方法があります。初めて確定申告をする方は、税務署に直接行くほうが、質問しながら申告できるのでおすすめです。
慣れている方は、e-Taxで済ませると良いでしょう。
詳しい確定申告の方法は国税庁のHPをご覧ください。
参考:国税庁HP
金を売却した際の税金計算
先ほど紹介した確定申告について、実際の税金の計算方法を紹介します。ちなみに、得た利益すべてが課税対象ではなく、特別控除の50万円を引いた金額で計算されます。
【計算式】
買取額-(購入額+売却費用)-50万円=課税対象
例えば、買取額が200万円でも購入で100万円かかっていると、課税対象は50万円になります。計算式を参考にして、ある程度の課税対象額を把握しておきましょう。
大切なのは、購入した際に渡される「計算書」を一緒に保管しておくことです。購入時にいくらで買ったか不明だと、課税対象額が増える場合があるため注意が必要です。
税金が発生しないケース
金を売却して得た利益は、一定条件を満たしていると課税対象から外れます。一定条件とは、「給与所得者で年収2,000万円以下で20万円以内の利益」です。
参考:国税庁HP
この条件を満たすために、利益額を調整しようと金を使ったアクセサリーを追加で購入する方がいます。しかし、税金対策と判断され課税対象になる場合があるため注意が必要です。
とはいえ、売却益が20万円以下の場合なら確定申告は不要と覚えておきましょう。
金は今が売り時
金は価格が高騰している今が売り時です。金の相場は毎日変動しているので、常にチェックしておきましょう。
『買取むすび』では公式HPにて金の相場を毎日更新中です。ぜひチェックして買取金額の参考にしてみてください。
また、アクセサリーなどによく使われている18金の買取相場については、以下の記事を参考にしてみてください。
「【今が売り時】18金の買取相場と高く売る方法を『買取むすび』が紹介」
金の買取時に必要な持ち物
金を買取に出す際は、本人確認書類が必要になります。例えば、運転免許証やパスポートなどが該当します。
また、200万円を越える取引があった場合は、税務署に提出する支払調書に記載するため、買取時にマイナンバーが必須になります。念のために、金を売却する時はマイナンバーカードを忘れないようにしましょう。
『買取むすび』の3種類の買取方法
『買取むすび』では、以下の3種類で金を買取しております。
- ・店頭買取
- ・宅配買取
- ・出張買取
ぜひ、ご自身が利用しやすい方法を選んでみてください。
店頭買取
「店舗に行ってその場で現金化したい」方は、店頭買取がおすすめです。金に詳しい鑑定士が、お客様の商品を真心込めて査定いたします。
『買取むすび』は関東を中心に店舗を拡大中です。以下のリンクから店舗を確認してみてください。
宅配買取
「地方に住んでいて店舗に行けない」方は宅配買取が便利です。以下のリンクからお申し込みいただくと、専用の宅配キットをご自宅まで郵送いたします。
金は傷が付きやすいため、送る際は緩衝材などを使うようにしましょう。
出張買取
「自宅にいながらその場で査定してほしい」「他にも売りたい商品がある」方は出張買取がおすすめです。以下のリンクからお申し込みいただくと、鑑定士がご自宅まで伺って査定いたします。
家に人を入れたくない方は玄関先の査定も可能です。また、金以外にも売りたい商品があれば、一緒にご用意ください。
まとめ:金の売却で利益がでたらきちんと確定申告をしよう
本記事では、金の売却で税務署にばれるのかについて解説しました。売却益が200万円以下では、支払調書が税務署にいかないため、すぐにばれることはありません。しかし、利益が発生したら確定申告は必須になります。きちんと、確定申告をするようにしましょう。
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