【過去最高の高騰】金の純度と調べ方について『買取むすび』がわかりやすく解説

「金が高騰している間に売りたい」
「金の純度と相場を知って高く売りたい」
このように考えていませんか?
現在、金の価格は過去最高といえる高騰をみせ、世界中から注目されています。
しかし、金の価値や純度について分からない方もいるでしょう。
今回は金の純度や調べ方、価値について紹介します。金の売却を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ・金の純度の詳細
- ・純度の調べ方
- ・金が高騰している理由
- ・金の価値
金の純度(割合)について
まずは、金の純度(割合)について理解しておきましょう。
- ・金は純度が高いほど価値がある
- ・金の純度は24分率で表示される
- ・金の単位『K(カラット)』の意味
- ・刻印の数字と金の純度
- ・アクセサリーの純度が低い理由
それぞれ解説します。
金は純度が高いほど価値がある
金は純度が高いものほど、価値が高くなります。
純度はカラットやパーセントで表し、物質の中で金が占める割合を示します。
金は貴金属として希少性があり、長期間価値が保たれることから、投資対象や通貨の裏付けとしても用いられることが多い傾向です。
金の純度は24分率で表示される
金は含有量を24等分して表記し、K(カラット)で表記されます。
この方法で金の純度を表現することで、他の金属が混ざった合金の割合がわかりやすくなるのです。
純度100%の金は「K24」と表記し、これ以上の値はありません。
金の単位『K(カラット)』の意味
K(カラット)の表記には、前につく場合と後ろにつく通称「あとK」があります。日本以外のアジア諸国においては、あとKで表記されることがあります。
しかし、この場合、記載された純度よりも低い可能性があるため注意が必要です。日本においては、差別化を図るために、前にKを付け「K14」などと表記しています。
欧米やヨーロッパなども、前にKを付けることが多い傾向です。
刻印の数字と金の純度
刻印にはそれぞれ純度を表しています。
刻印を見ることで、それぞれの特徴や意味がわかるため確認していきましょう。
- ・K24(24金)
- ・K22(22金)
- ・K18(18金)
- ・K14(14金)
- ・K10(10金)
- ・K8(8金)
順番に解説します。
K24(24金)
K24(24金)は、金の純度が100%の純金を指します。
他の金属が含まれておらず、金の特性が最も表れる状態です。
しかし、純金は非常に柔らかくて傷つきやすいため、実用的な製品や宝飾品にはあまり使用されません。
K22(22金)
K22(22金)は、金の純度が22/24、つまり約91.7%であることを示し、残りの約8.3%は、主に銅や銀などの金属が含まれている状態です。
K22(22金)は、純金に比べて硬度が高く実用性が向上しているため、ジュエリーなどで利用されています。
K18(18金)
K18(18金)は、金の純度が18/24、つまり75%であることを示しています。
残りの約25%は、銅や銀、亜鉛などの金属が含まれていますが、適度な硬さと耐久性があり、ジュエリーや高級時計などに広く使用されています。
K14(14金)
K14(14金)は、金の純度が14/24、つまり約58.3%であることを示しています。
残りの約41.7%は、銅や銀などの金属が多く含まれている状態です。
万年筆や、楽器製品(フルートなど)で使用されています。
K10(10金)
K10(10金)は、金の純度が10/24、つまり約41.7%であることを示しています。
手ごろな価格で耐久性に優れ、ピンクゴールドやホワイトゴールドなどのカラーゴールドに加工しやすい特徴があります。
K8(8金)
K8(8金)は、金の純度が8/24、つまり純度が約33.3%です。
残りの約66.7%は、銅や銀、亜鉛などの他の金属が含まれ、低価格で金の特徴を持つ製品を求める場合に利用されます。
ただし、金の含有量が低いため、価値はそれほど高くありません。
アクセサリーの純度が低い理由
高い純度ほど、金の価値も高くなります。
しかし、純金は柔らかく傷つきやすいため、アクセサリーなど実用的な製品には他の金属との合金が一般的です。
純金以外の金製品は、混ぜている金属によってアレルギーを引き起こしてしまうケースがあります。
金属アレルギーの方は注意が必要です。
金の価値が高騰している理由
近年のできごととして、2001年にアメリカで発生した「同時多発テロ」や、2008年の「リーマンショック」によって株式市場が急落し、人々の経済に対する信頼が大きく失われました。
また、2020年2月に始まった新型コロナウイルスの影響による「コロナショック」や、2022年から続く「ウクライナ危機」など、世界的な市場の混乱が起こり、金相場の変動に影響を与えています。
株式や債券などのペーパー資産は、企業や国が発行しているため、発行元が破綻すると購入時の価格がいくら高額であっても、価値が失われる可能性があるでしょう。
しかし、金は物質自体に価値があるため、価格がゼロになることはありません。
これらの要因が複雑に絡み合い、金の価値が高騰しているのです。
貴金属相場は日々変動するため、以下のボタンから『買取むすび』のサイトで、本日の貴金属相場を確認してみてください。
金の純度の調べ方
金の価値を確認するためには、純度を調べる必要があります。
調べ方には次の方法があります。
- ・刻印を確認する
- ・比重を調べる
- ・鑑定士に見てもらう
順番に解説していきます。
刻印を確認する
一番簡単な方法は、金の刻印を確認する方法です。
前述の通り、刻印は「K18」や「K10」のように、24分率で表記されます。
また、刻印の後には、以下のような表記が入り、金の種類(カラー)を表しています。
- ・YG=イエローゴールド
- ・PG=ピンクゴールド
- ・RG=レッドゴールド
- ・GG=グリーンゴールド
- ・WG=ホワイトゴールド
刻印を見れば、金の純度や種類を確認できますが、すべての金製品に刻印がある訳ではありません。
刻印がない金製品を調べたい場合は、次の方法をお試しください。
比重を調べる
次は、刻印がない場合や削れて確認できない場合でも、自宅で簡単に金の純度を調べる方法を紹介します。
まずは、金の重さを量りで計測しましょう。(A)
次に水を入れた容器の重さを計測し、量りの数字を0にしてください。
金を糸で吊るして水の中へ入れて、体積を測りましょう。(B)
※この時、金が容器の底につかないように注意が必要です。
最後に金の重さ(A)を体積(B)で割ると、純度がわかります。
計算によって出た比重を以下の表に照合すると、金の純度が確認できます。
金の純度 | 比重(密度:g/cm3) |
K24(24金) | 19.13〜19.51 |
K22(22金) | 17.45〜18.24 |
K20(20金) | 16.03〜17.11 |
K18(18金) | 14.84〜16.12 |
K14(14金) | 12.91〜14.44 |
K10(10金) | 11.42~13.09 |
ただし、宝石などがついている場合は、正しく測定できないため注意が必要です。
鑑定士に見てもらう
自分で純度を調べる方法を紹介しましたが、もっと手軽に調べる方法があります。
それは、鑑定士に見てもらうことです。鑑定士に査定してもらうことで、正確な純度と買取価格がわかります。
『買取むすび』では、無料査定を予約不要でご利用いただけます。査定後のキャンセルにも費用はかからないため、お気軽にご活用ください。
金製品の売却は『買取むすび』にお任せください
今回は、金の純度や買取相場について紹介しました。
金は、純度によって買取額が変わるため、刻印と重さを調べることである程度の買取額がわかります。しかし、刻印がない場合や削れていて確認できない場合もあるでしょう。
自分自身で確認できる方法を紹介しましたが、確実に手早く調べるためには、鑑定士による買取査定がおすすめです。
『買取むすび』は、貴金属の査定・買取をおこなっています。
また、貴金属のレートを毎日更新しているため、確認しておくと売却時の参考になるでしょう。金の売却を検討されている方は、ぜひ『買取むすび』をご利用ください。