重曹で輝きを取り戻す!18金ネックレスの洗浄法を『買取むすび』が解説
「18金ネックレスが黒ずんでいる」
「きれいにして売却したい」
このように考えていませんか?
金は本来黒ずみや変色が起こりにくい金属です。
しかし、長期間使わずいざ売りに出そうとしたときに変色していて、驚く方もいるでしょう。
今回は、18金ネックレスの輝きを取り戻す洗浄方法について紹介します。
査定前に洗浄しておくことで買取額アップを狙いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ・18金ネックレスが変色する理由
- ・重曹を使った洗浄方法
- ・18金ネックレスの輝きを保つ方法
目次
18金ネックレスが変色する理由
金は本来、変色が起こりにくい金属ですが、18金の場合25%は銀や銅などの金属が混ざっています。
そのため、金以外の金属が反応し、黒ずみなどの変色が起こります。
変色の原因は以下の通りです。
- ・汗や皮脂による硫化
- ・空気中の酸素による酸化
- ・薬品による化学変化
変色の理由について見ていきましょう。
汗や皮脂による硫化
18金ネックレスを身につけていると、汗や皮脂に触れて、金属が硫化してしまうことがあります。
これが黒ずみの原因です。
18金に含まれる銀や銅は硫化しやすい性質があるため日々のメンテナンスが欠かせません。
空気中の酸素による酸化
空気中の酸素に銅が触れると、酸化してさびや変色を引き起こす可能性があります。
使わないときは空気に触れないように、ジュエリーボックスなどで保管すると良いでしょう。
薬品による化学変化
塩素系の漂白剤が銅に触れてしまうと塩化が起こります。
硫化に比べて頑固な黒ずみに繋がるため、漂白剤を使用する際には、18金ネックレス取り外すことをおすすめします。
18金ネックレスの洗浄には重曹がおすすめ
18金の洗浄には重曹が効果的です。
- ・重曹とは
- ・重曹を使った洗浄方法
重曹について、詳しく見ていきましょう。
重曹とは
重曹とは「炭酸水素ナトリウム」のことを指します。
クリーニング剤としても使用されますが、その成分は人体にもあるため、基本的に無害です。
重曹はアルカリ性のため、油汚れ・皮脂汚れ・焦げ付きなどの酸性の汚れに効果的です。
重曹を使った洗浄方法
アルミホイルをタッパーや耐熱皿にそって敷き、その上に変色したネックレスを置きます。
ネックレスの上には、小さじ一杯の重曹を入れ熱湯を注ぎます。
高温のお湯により、重曹の洗浄効果が高くなりますが、火傷には十分注意してください。
5分ほどそのままにしておくだけで、変色が軽減します。
また、重曹をぬるま湯で溶かしてペースト状にするという方法も効果的です。
これを直接ネックレスにこすりつけても、傷をつけることなく洗浄できます。
重曹は掃除にも使える優れたアイテムのため、常に手元にあると便利です。
重曹以外の洗浄方法
重曹がない場合は以下の方法でも代用できます。
- ・レモンや酢を使う
- ・炭酸水を使う
- ・中性洗剤を使う
- ・専用クリーナーを使う
- ・マイクロファイバークロスで磨く
それぞれの方法を確認していきましょう。
レモンや酢を使う
酸化による変色を取り除くには、酢やレモンが便利です。
変色したネックレスを浸すと、酸化還元反応が起きて変色を元に戻します。
さらに、酢に塩を混ぜるとより高い効果を期待できます。
炭酸水を使う
ネックレスを純粋な炭酸水に一晩浸けるだけで、炭酸ガスの微細な泡が汚れを取り除きます。
ただし、コーラやサイダーなど、ほかの成分が含まれる飲料は避け、純粋な炭酸水を選びましょう。
中性洗剤を使う
ネックレスの表面についた軽微な汚れを流水で軽く洗い落とします。
その後、中性洗剤(食器用洗剤)を溶かしたぬるま湯にネックレスを浸しましょう。
気になる汚れがある場合は、ネックレスを浸けた状態で指の腹を使ってやさしくこすり洗いするときれいになります。
洗浄が終わったら、流水で残った洗剤をすすぎ、乾いた柔らかい布で拭き取ります。
この際、水分が残らないように気を付けてください。
強くこすると傷がつく場合があるため、黒ずみが強い場合はそのまま買取に出すと良いでしょう。
専用クリーナーを使う
専用クリーナーをつけ、柔らかい布などで優しく磨いていきます。
汚れが強い場合は、強く擦って傷にならないように注意しましょう。
専用クリーナーは、金やネックレスの清掃のために作られたもので、どんな金属にも安全に使用できます。
マイクロファイバークロスで磨く
マイクロファイバークロスは超極細繊維製で、微細なホコリ・汚れ・指紋・油膜・微粒子を取り除きます。
研磨剤を含まないため、シルバー・パール・メッキ・メガネ・ガラスにも安心して使用可能です。
18金ネックレスは、マイクロファイバークロスで優しく拭くことで、変色や劣化を防止できます。
18金の洗浄で注意するポイント
18金のネックレスは適切に洗浄していると、従来の美しい状態を保てます。
しかし、手入れを誤るとネックレスを傷つける恐れがあるため注意が必要です。
18金の洗浄で注意するポイントは以下の通りです。
- ・研磨剤を使わない
- ・強く磨かない
- ・石を磨かない
それぞれ見ていきましょう。
研磨剤を使わない
研磨剤は固い物質で、強力な洗浄力を持っています。
しかし、金属の表面を傷つけてしまうため、使用は控えましょう。
研磨剤の代わりに、ジュエリー専用の洗浄液や中性洗剤を使用してください。
強く磨かない
18金は純度が高く、柔らかい素材のため、特に傷つきやすい素材です。
そのため、強く磨くと表面が傷つく可能性があります。
18金のネックレスを洗浄する際は、柔らかい布やブラシを使い、優しく洗浄しましょう。
石を磨かない
ネックレスに装飾されている石には注意が必要です。
石によっては水や洗剤に弱いものもあり、石自体を磨くと傷ついたり輝きを失ったりすることがあります。
そのため、石部分は洗浄せず、布で軽く拭く程度にすると安心です。
18金ネックレスの品質を維持する方法
18金の美しさを長く保つためには、適切なケアが必要になります。
18金ネックレスの品質を維持する方法は以下の通りです。
- ・日々メンテナンスを行う
- ・空気に触れないように保管する
- ・ひとつずつ収納する
それぞれ説明します。
日々メンテナンスを行う
日々のメンテナンスが18金ネックレスの品質を維持するために最も重要です。
使用後は必ず柔らかい布で優しく拭き、皮脂や汗などの汚れを取り、変色を防ぎます。
定期的に専用の洗浄液や中性洗剤を使用して、丁寧に洗浄しましょう。
空気に触れないように保管する
18金は空気中の酸素などに反応し、変色や黒ずみを引き起こす可能性があります。
そのため、使用しないときは空気に触れないように密閉したジュエリーボックスやジッパー付きバッグに入れて保管しましょう。
また、湿度の高い場所や直射日光の当たる場所は避け、常に乾燥した状態を保つことが重要です。
ひとつずつ収納する
ジュエリー同士が接触すると、傷がついたり変形したりすることがあります。
特にネックレスの場合、チェーン部分が他のジュエリーと絡まることでダメージを受ける可能性があります。
そのため、各ジュエリーをひとつずつ個別に収納すると良いでしょう。
重曹を使って洗浄した18金ネックレスの売却は『買取むすび』におまかせ
今回は、重曹を使った18金ネックレスの洗浄について紹介しました。
18金ネックレスは、金以外の素材が25%含まれているため、それらの金属が反応し、黒ずみや変色を引き起こします。
黒ずみや変色を起こした18金のネックレスは、買取査定でマイナス評価につながる場合があります。
重曹を使って洗浄することで、黒ずみや変色を軽減し、元の輝きを取り戻しておくと買取額アップが期待できるでしょう。
ただし、黒ずみや変色が激しい場合、強く磨くことで傷つく可能性があるため、注意が必要です。
『買取むすび』では、どんな状態の金でも買取可能なため、汚れや変色が強い場合はそのままの状態でお持ち込みください。