オリンピック記念硬貨の価値を解説!高く売る3つのポイントを紹介

「オリンピック記念硬貨は価値があるの?」

「売ればいくらになる?」

このような疑問はありませんか?

オリンピック記念硬貨は、需要や希少性によって価値が大きく変動するコレクターズアイテムです。

最近では、2024年パリオリンピックが開催されたことから、オリンピック記念硬貨が再注目されています。

しかし、過去のオリンピック記念硬貨に需要があるのか気になっている方も多いでしょう。

本記事では、オリンピック記念硬貨の価値や売却時に高く売るためのポイントを解説します。

オリンピック記念硬貨の売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

オリンピック記念硬貨とは

オリンピック記念硬貨

オリンピック記念硬貨とは、オリンピックの開催を記念して開催国が発行する特別な硬貨です。

世界で初めてオリンピックの記念硬貨が発行されたのは、1952年のヘルシンキオリンピックで、最初の記念硬貨として500マルッカ銀貨が発行されました。

日本では1964年の東京オリンピックの際に、初めて記念銀貨が発行されています。

オリンピックが開催されるたびに、開催国で記念硬貨が発行される理由は、収益を大会の運営費に充てられるからです。

1964年の東京オリンピックでも記念銀貨は多くの人気を集め、収益が大会の運営を支える一助となりました。

以降、各開催国でオリンピック記念硬貨の発行は恒例となりました。

オリンピック記念硬貨は、コレクターズアイテムとしての価値が高く、発行枚数が少ないものや状態が良好なものは、プレミアム価格で取引されることも珍しくありません。

日本で開催されたオリンピック記念硬貨の種類

オリンピック記念硬貨

日本で開催された1964年以降のオリンピックでは、それぞれ特別な硬貨が発行されています。

過去に日本で開催されたオリンピックは以下の通りです。

  • ・東京オリンピック|1964年
  • ・札幌オリンピック|1972年
  • ・長野オリンピック|1998年
  • ・東京2020オリンピック|2020年
  • ・東京2020パラリンピック|2020年

日本で発行されたオリンピック記念硬貨について、種類と特徴を見ていきましょう。

東京オリンピック|1964年

1964年の東京オリンピックは、日本で初めて開催されたオリンピックで、大会を記念して発行された硬貨は、日本の記念硬貨史において重要な意味を持ちます。

1940年に予定されていた「幻の東京オリンピック」についてご存じでしょうか?

1940年に開催予定だった第12回オリンピック競技大会は東京で行われることが決まっていました。

しかし、1937年に勃発した日中戦争が激化し、オリンピックの開催が難しくなったため、最終的に開催を返上することになったのです。

そのため、1964年の東京オリンピックは関係者にとって長年の悲願であり、実現した際には特別な意味を持つ大会となりました。

発行されたのは、100円銀貨と1,000円銀貨の2種類です。

硬貨

デザイン#729924

発行枚数

100円銀貨

聖火・五輪マーク

8,000万枚

1,000円銀貨

富士山・桜

1,500万枚

当時、日本初のオリンピック開催と日本初の記念硬貨の発行で、大きな熱狂を巻き起こしました。

しかし、発行枚数が多かったため、現在の買取市場では高値がつかないことがほとんどです

札幌オリンピック|1972年

1972年に開催された札幌オリンピックは、アジアで初めての冬季オリンピックでした。

実はこの札幌オリンピックも、1940年に第5回冬季大会として開催される予定でしたが、日中戦争の影響で開催を返上しています。

オリンピック記念硬貨は、100円白銅貨とミントセットが発行されました。

硬貨

デザイン

発行枚数

100円白銅貨

聖火台・五輪マーク・雪紋

3千万枚

ミントセット

富士山・桜

3万セット

ミントセットは1円・5円・10円・50円・100円の各硬貨と札幌オリンピック記念100円白銅貨の6枚セットで販売されました。

ミントセットとは、造幣局が毎年、その年の貨幣をケースに入れてセット販売しています。

100円白銅貨は発行枚数が多く、単独ではそれほど高い価値はつかず、買取相場も額面ベースになるのが一般的です。

ミントセットの場合、すべてのコインが揃っていて保存状態が良ければ、額面を超える買取価格がつくこともあります。

長野オリンピック|1998年

1998年に開催された長野オリンピックは、20世紀最後の冬季オリンピックとして注目されました。

また、歴代の冬季オリンピックの中でも、最も南に位置する都市で行われたオリンピックとして知られています。

長野オリンピックには、世界各国から72の国と地域が参加し、日本国内でも大変な盛り上がりを見せました。

閉会式のテレビ放送は視聴率が30%を超えるほどです。

長野オリンピックの記念コインは、3回に分けて発行され、各回で10,000円金貨・5,000円銀貨・500円白銅貨の3種類、合計9種類が発行されました。

【1次発行】硬貨

デザイン

発行枚数

500円白銅貨

スノーボード・らいちょう

2千万枚

5,000円銀貨

アイスホッケー・かもしか

5百万枚

10,000円金貨

スキージャンプ・りんどう

5万5千枚

 

【2次発行】硬貨

デザイン

発行枚数

500円白銅貨

ボブスレー・らいちょう

2千万枚

5,000円銀貨

バイアスロン・かもしか

5百万枚

10,000円金貨

フィギュアスケート・りんどう

5万5千枚

 

【3次発行】硬貨

デザイン

発行枚数

500円白銅貨

フリースタイルスキー・らいちょう

2千万枚

5,000円銀貨

パラ・アルペンスキー・かもしか

5百万枚

10,000円金貨

スピードスケート・りんどう

5万5千枚

長野オリンピックの記念硬貨は、近代的なデザインが採用されており、銀貨にはスピードスケート選手やスキー選手の姿が描かれています。

500円白銅貨は、日常的に使用できるよう設計されており、手軽に手に入れられるため、多くの人々に親しまれました。

一方、5,000円銀貨は、コレクター向けの硬貨として発行され、美しい鏡面仕上げが特徴です。

東京2020オリンピック|2020年

記憶に新しい2020年の東京オリンピックは、コロナ禍での開催となりました。

また、正確にはコロナの影響で開催は2021年7月と1年ずれた珍しいオリンピックです。

東京2020オリンピック記念硬貨は、リオ大会からの引き継ぎ記念など、さまざまな硬貨が発行されています。

パラリンピック関連の記念硬貨も含めると、合計で39種類もの硬貨が発行されました。

東京2020オリンピックで発行された硬貨は以下の通りです。

  • 東京2020オリンピックで発行された硬貨【1次発行】

    【1次発行】硬貨

    デザイン

    発行枚数

    引継記念

    オリンピック旗・桜・イペーアマレーロ

    5万枚

    100円クラッド貨

    フェンシング・大会エンブレム

    394万8千枚

    1,000円銀貨

    水泳・大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

    10万枚

    10,000円金貨

    流鏑馬・心技体・大会エンブレム

    4万枚

  • 東京2020オリンピックで発行された硬貨【2次発行】

    【2次発行】硬貨

    デザイン

    発行枚数

    100円クラッド貨

    空手・大会エンブレム

    394万8千枚

    スケートボード・大会エンブレム

    スポーツクライミング・大会エンブレム

    サーフィン

    ウエイトリフティング

    1,000円銀貨

    陸上競技・大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

    10万枚

    バドミントン、裏面に大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

    野球・ソフトボール、裏面に大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

  • 東京2020オリンピックで発行された硬貨【3次発行】

    【3次発行】硬貨

    デザイン

    発行枚数

    100円クラッド貨

    アーチェリー・大会エンブレム

    394万8千枚

    カヌー・大会エンブレム

    自転車競技・大会エンブレム

    1,000円銀貨

    体操・大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

    10万枚

    柔道・大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

    卓球・大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

    10万1千枚

    10,000円金貨

    野見宿禰像(勝利)・ギリシャの女神像(栄光)・「心技体」・大会エンブレム

    4万枚

  • 東京2020オリンピックで発行された硬貨【4次発行】

    【4次発行】硬貨

    デザイン

    発行枚数

    100円クラッド貨

    バレーボール・大会エンブレム

    394万9千枚

    ミライトワ(マスコットキャラ)・大会エンブレム

    テニス・大会エンブレム

    サッカー・大会エンブレム

    500円バイカラークラッド貨

    雷神・大会エンブレム・スポーツピクトグラム

    400万1千枚

    1,000円銀貨

    レスリング・大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

    10万1千枚

    自転車競技・大会エンブレム

東京2020パラリンピック|2020年

パラリンピックの記念硬貨には、パラリンピックシンボルとともに、競技を象徴するデザインが施されており、オリンピックと同様に高い人気を集めています。

オリンピック同様に1年遅れの2021年8月開催となりました

特に、金貨と銀貨は数量限定で発行されており、発行当初からコレクターの間で高い需要がありました。

東京2020パラリンピックで発行された硬貨は以下の通りです。

【1次発行】硬貨

デザイン

発行枚数

引継記念

パラリンピック旗・桜・イペーアマレーロ・大会エンブレム

5万枚

100円クラッド貨

ボッチャ・大会エンブレム

394万8千枚

1,000円銀貨

柔道・大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

10万枚

 

【2次発行】硬貨

デザイン

発行枚数

100円クラッド貨

ゴールボール・大会エンブレム

394万8千枚

1,000円銀貨

水泳・大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

10万枚

 

【3次発行】硬貨

デザイン

発行枚数

100円クラッド貨

アーチェリー・大会エンブレム

394万8千枚

陸上競技・大会エンブレム

1,000円銀貨

車いすテニス・大会エンブレム・ソメイヨシノ・イチョウ

10万1千枚

 

【4次発行】硬貨

デザイン

発行枚数

100円クラッド貨

自転車競技・大会エンブレム

394万9千枚

車椅子ラグビー・大会エンブレム

ソメイティ(マスコットキャラ)・大会エンブレム

500円バイカラークラッド貨

風神・大会エンブレム・スポーツピクトグラム

400万1千枚

10,000円金貨

聖火ランナー・国立競技場・「心技体」・大会エンブレム

4万1千枚

オリンピック記念硬貨の価値

オリンピック記念硬貨

オリンピック記念硬貨は、素材の価値や希少性によって価値が異なります。

たとえば、1964年の東京オリンピック記念硬貨は、発行当時、1,000円銀貨の購入に長蛇の列を作り、警察が出動するほどの人気でした。

即日完売となり、一時期は1枚2万円以上の高値で取引されることもあった硬貨です。

近年では、記念硬貨のコレクターが減少し、社会的な関心も薄れてきたことから、東京オリンピック記念硬貨のプレミアム価値は以前ほど高くはありません。

それでも、「日本初の記念硬貨」という歴史的な意義から、今でも高い人気と価値を維持しています。

札幌オリンピック記念硬貨のエラーコインは、さらに高額で取引される可能性があります。

エラーコインとは、製造時にミスが生じたもので、通常は工場で除外されるはずの硬貨です。

以下の記事でも詳しく紹介します。

後半記事「エラーコイン 価値」内部リンク設置予定

札幌オリンピック記念硬貨では、表と裏のデザインの角度にズレが生じる「傾打エラー」と呼ばれるものがあります。

このズレの角度が大きいほど、買取価格も高くなる傾向です。

オリンピック記念硬貨を高く売るポイント

オリンピック記念硬貨

オリンピック記念硬貨は、歴史的な意義やデザインの美しさから、多くのコレクターにとって魅力的なアイテムです。

少しでも高く売りたいと考えるのであれば、以下の点に注意すると良いでしょう。

  • ・付属品を揃える
  • ・きれいに掃除する
  • ・記念硬貨の需要が高いときに売る

順番に見ていきましょう。

付属品を揃える

オリンピック記念硬貨を高く売るには、購入時に付属していたものをできるだけ揃えることが大切です。

たとえば、記念硬貨のケース・証明書・箱など、付属品がすべて揃っている状態であれば、買取価格が上がることがあります。

付属品は、硬貨の正当性や価値を証明する役割を果たすため、コレクターにとって重要な要素です。

また、ケースや箱などの付属品が揃っていれば、硬貨そのものを保護できるため、保存状態が良好である可能性が高いと判断されます。

付属品があれば必ず一緒に査定に出しましょう。

きれいに掃除する

記念硬貨の表面が汚れていたり、くすんでいたりすると、買取価格に影響を与える可能性があります。

そのため、売却前に硬貨をきれいに掃除しておくことが重要です。

ただし、硬貨の表面を傷つけないよう、慎重に取り扱う必要があります。

掃除をする際は、柔らかい布や専用のクリーニングクロスを使用し、優しく拭き取るようにしましょう。

また、薬品を使用したり、過度に磨いたりすると硬貨の表面を傷つける恐れがあるためおすすめできません。

きれいに手入れされた硬貨は、見た目の美しさが際立ち、コレクターにとっての価値も高まります。

記念硬貨の需要が高いときに売る

オリンピック記念硬貨を高く売るには、市場の需要が高まっているタイミングを見極めることがポイントです。

たとえば、オリンピックが開催される年や、大きなスポーツイベントが行われるタイミングでは、記念硬貨の需要が一時的に高まる傾向があります。

このような時期に売却することで、より高い価格で取引される可能性が高まるのです。

2024年はパリオリンピックが開催されていたことから、例年に比べて注目度が高まっています。

つまり、オリンピック記念硬貨の売却は今が絶好の売り時と言えるでしょう。

記念硬貨の買取で『買取むすび』が選ばれる理由

買取

『買取むすび』には、以下の特徴があります。

  • ・選べる3つの買取方法
  • ・予約不要・査定無料
  • ・日本マーケティングリサーチ機構の調査で3冠達成

順番に見ていきましょう。

選べる3つの買取方法

『買取むすび』では、お客様のご利用しやすい買取方法が選べます。

買取方法は以下の3つです。

買取方法

詳細・特徴

店頭買取

・直接店舗に持ち込む

・買い物のついでに利用可能

・気軽に利用したい人におすすめ

出張買取

・スタッフが自宅を訪問

・持ち運びしなくても自宅で完結

・買取に出す品が多い人におすすめ

一部の地域は対象外となります

宅配買取

・商品を送って売却可能

・自宅にいながら完結

・仕事などで忙しい人におすすめ

予約不要・無料査定

『買取むすび』の店頭買取では、熟練の鑑定士が常駐しており、予約なしでもご利用いただけます。

すぐに査定可能で、即日の現金化にも対応可能です。

査定料や買取時の手数料は一切いただきません。

また、査定後のキャンセルも無料のため、安心してご利用いただけます。

※出張買取、宅配買取は事前申し込みが必要。

日本マーケティングリサーチ機構の調査で3冠達成

『買取むすび』は、日本マーケティングリサーチ機構の調査において、以下の3つの部門で1位に選ばれました。

  • ・買取価格が魅力的な買取店
  • ・安心・信頼できる買取店
  • ・終活・生前整理・遺品整理でオススメしたい買取店

『買取むすび』は、豊富な買取実績と専門知識を活かして、高価買取を実現しています。

ぜひ、お近くの店舗をご利用ください。

オリンピック記念硬貨の価値は『買取むすび』で確かめてください

オリンピック記念硬貨は、歴史的な意義やデザインの美しさから、コレクターにとって非常に魅力的なアイテムです。

『買取むすび』では、熟練の鑑定士が丁寧に査定し、あなたのオリンピック記念硬貨の真の価値を明確にいたします。

ぜひ一度『買取むすび』の無料査定で、価値を確かめてみてください。

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