ロレックス・緑サブの魅力とは?中古市場の価格・買取相場を解説

「ロレックスの緑サブの型番による違いが分からない」
「自分の持っている緑サブがいくらで売れるのか知りたい」

このような疑問をお持ちではありませんか。

ロレックスの「緑」といえば「緑サブ」が有名です。しかし、緑サブは1種類ではないため、どのような違いがあるのかわからない方もいらっしゃるでしょう。

そこで、本記事ではロレックス緑サブの型番による違いや、プレミアがつくポイントなどを解説します。

本記事を読めば、それぞれの特徴・購入価格・買取価格が分かるだけでなく、購入時に偽物を避けるためのポイントも理解できます。

ロレックスの緑サブを買いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

<この記事でわかること>

  • ・ロレックス緑サブ・型番別の特徴
  • ・各緑サブの購入価格と買取価格
  • ・中古市場に出回っている偽物の特徴と回避方法

目次

緑色のロレックスといえば「グリーンサブマリーナー(緑サブ)」

グリーンサブマリーナーとは、ロレックスサブマリーナーの文字盤やベゼルが緑色の型を指します。世界中のロレックス愛好家から高い人気を博しており、日本では「緑サブ」「グリーンサブ」、アメリカでは「ハルク(※)」の愛称で親しまれています。

※ハルクとは
緑色の肌をしたアメリカンコミックの人気キャラクター

グリーンサブマリーナー(緑サブ)の人気が高い理由

高い人気を誇るグリーンサブマリーナー(緑サブ)ですが、発表当初は今ほどの人気はありませんでした。

人気が上昇した理由は諸説ありますが、ロレックスのコーポレートカラーと同じグリーンを採用したことにより、市場で徐々に受け入れられていったと言われています。

また、2021年・2022年のトレンドカラーに緑も含まれていたため、流行にのって人気が高まったという意見も有力です。

【初代緑サブ】サブマリーナーデイト(Ref.16610LV)

ロレックス サブマリーナーデイト Ref.16610LV

2003年、ロレックスで初めて緑のサブマリーナーが発表されました。サブマリーナーの50周年を記念して作られた型で、2010年に生産が終了しています。緑サブのなかでも中古市場の相場が高い腕時計です。初代緑サブの特徴を以下の点から見ていきましょう。

  • ・初期モデルにしかないプレミアポイント
  • ・中古市場の価格と買取相場

本章では、初代緑サブにしか見られないプレミアモデルについて解説します。

初期モデルにしかないプレミアポイント

前章で「初代緑サブはシリーズのなかでも希少性が高い」と解説しました。しかし、厳密には初代のなかでも初期モデルのみに見られるイレギュラーポイントを持ったモデルに高い希少性があります。

イレギュラーポイントを持ったモデルにはプレミアがついており、定価を大きく上回る値段で取引されています。初期モデルに見られるポイントは以下の3点です。

  • ・ライムベゼル
  • ・ファット4
  • ・ビッグスイス

それぞれ解説します。

ライムベゼル

初代緑サブは基本的にベゼルの色が深緑色のベゼルです。しかし、初回生産分のみ、ベゼルの色がライムグリーンの通称「ライムベゼル」が存在します。初代緑サブのなかでも希少な個体で、愛好家から高い人気があります。

ファット4

ロレックス サブマリーナーデイト Ref.116610LV ファット4の例

「ファット4」も、初代緑サブの初期モデルにしか見られないデザインです。ベゼルにある「40」の「4」が膨らんで台形になっており、その形状から「ファット4(太った4)」と呼ばれています。

ビッグスイス

「ビッグスイス」とは、6時のインデックス下にある「SWISS MADE」の文字が若干大きく、単語の間が広い仕様の個体です。通常の「SWISS MADE」も単語同士の間隔は空いていますが、ビッグスイスほどではありません。

中古市場の価格と買取相場

中古市場における初代緑サブの価格は、平均300〜400万円程です。ただし、初期生産モデル特有のイレギュラーポイントが見られる個体はさらに高値で取引されています。また、買取価格は〜335万円程となっています。

【2代目緑サブ】サブマリーナーデイト(Ref.116610LV)

ロレックス サブマリーナーデイト Ref.116610LV

2代目緑サブと言われる「サブマリーナーデイト(Ref.116610LV)」は、2010年に発表されました。2023年時点では、同型番でサブマリーナーの代名詞ともいえる黒文字盤×黒ベゼルをしのぐ人気の高さを誇っています。モデルチェンジによって2020年に生産が終了してからは、さらに人気を高めており、中古市場の価格も相乗的に上がっている傾向です。

ここからは、緑サブのなかでも取引価格の高いサブマリーナーデイト(Ref.116610LV)の特徴を解説します。内容は以下のとおりです。

  • ・初代との違い①ベゼルの素材をアルミからセラクロムへ
  • ・初代との違い②文字盤がブラックからグリーンへ
  • ・初代との違い③視認性の向上と夜行塗料の変更
  • ・中古市場の価格と買取相場

それぞれ見ていきましょう。

初代との違い①ベゼルの素材をアルミからセラクロムへ

2代目緑サブでは、ベゼルの素材にセラクロムを採用しています。セラクロムとは、ロレックスが開発し特許を取得した特殊なアルミ素材です。2005年以降にスポーツロレックスへ積極的に採用するようになり、サブマリーナーでは2008年のRef.116619LBで初めて搭載されました。

セラクロムは、初代で使用していたアルミ素材と比べて傷や腐食に強いのが特徴です。また、ロレックス独自のプラチナコーティングによってきれいな光沢を表現しています。

セラミックはもともと着色加工が難しく、青や黒のベゼルが一般的でした。しかし、ロレックスは常識破りなグリーン着色を施したセラミックベゼルの腕時計を発表。当時の人々に鮮烈なインパクトを与えました。

初代との違い②文字盤がブラックからグリーンへ

初代と見た目で大きく違う点は、文字盤のカラーです。初代は黒文字盤×緑ベゼルだったところ、2代目は緑文字盤×緑ベゼルとなっており、緑サブのなかで唯一の「緑×緑」モデルです。掲載の写真では判別しにくいですが、光の反射角度によっては鮮やかなグリーンが顔を出す、味のある文字盤です。

初代との違い③視認性の向上と夜行塗料の変更

外見の細かな変更点でいうと、インデックスと針が太くなっており、より視認性がアップしています。

また、夜光塗料をスーパールミノバからクロマライトに変更し、発光時間が2倍になる改善がされました。クロマライトはロレックスが特許を取得した夜光塗料で、青色に発光するのが特徴です。

中古市場の価格と買取相場

定価987,800円で販売されていた2代目緑サブですが、2023年11月時点では330万円前後で取引されています。2020年に製造終了してから取引額が高騰し、定価を大幅に上回る価格がついているのです。買取価格も高く設定されており、おおよそ〜310万円となっています。

【緑サブ3代目】サブマリーナーデイト(Ref.126610LV)

ロレックス サブマリーナーデイト Ref.126610LV

2020年に誕生したのが、現行モデルの3代目緑サブ「サブマリーナーデイト(Ref.126610LV)」です。3代目には、細かな仕様の違いがみられます。

工具なしで微調整できるグライドロック・エクステンションシステムを採用することでダイビングスーツの上からも簡単に装着できるようになりました。

また、ロレックス独自のムーブメントである自動巻き(Cal.3235)を搭載し、さらにクロナジー・エスケープメントを用いて耐磁性・エネルギー効率を向上させています。

その他の特徴は以下のとおりです。

  • ・2代目との違い①ケースが1mmサイズアップ
  • ・2代目との違い②初代を彷彿とさせる黒×緑の配色に変更
  • ・定価と買取価格

それぞれの詳細や販売価格、現在の買取価格などを解説します。

2代目との違い①ケースが1mmサイズアップ

前モデル(2代目緑サブRef.116610LV)と比較して、ケースのサイズが1mm大きくなっています。厳密には、40mmから41mmへの変更です。パッと見て大きくなった感じはありませんが、全体的なバランスが再考されており、より視認性がアップしています。

2代目との違い②初代を彷彿とさせる黒×緑の配色に変更

大きな特徴は、文字盤が緑から黒へ変更された点です。初代緑サブを彷彿とさせる黒文字盤×緑ベゼルの組み合わせが採用されています。見た目がスターバックスのアイコンと似ているため、ロレックス愛好家の間では通称「スターバックス」の名で親しまれています。

定価と買取価格

2020年の発表当初は100万円だった3代目緑サブですが、2023年11月現在では140万円に値上がりしています。中古市場では290万円前後で取引されているため、さらに高額な資金が必要です。なお、買取価格は240万円程が相場となっています。

中古市場でグリーンサブマリーナー(緑サブ)を購入する際の注意点

現行のRef.126610LV以外の緑サブを手に入れるには中古市場を利用するしか方法がありません。しかし、中古市場には偽物も多く流通しています。特にネットオークションやフリマサイト、海外サイトで購入する際は注意が必要です。

なかには、ベゼルだけ初期生産イレギュラーモデルに取り替えた年式の合わないものや、本体は本物でもベゼルだけが偽物という巧妙なものも存在します。悪質な部類になると、元のシリアルナンバーを削り、より希少性の高いシリアルナンバーに書き換えている偽物も少なくありません。

これらの偽物を回避するためには、以下のポイントに注意するのが大切です。

  • ・製造年代に適した仕様か確認する
  • ・保証書と時計本体のシリアルナンバーが合っているか確認する
  • ・時計を隅々まで確認する

素人目には難しいポイントもありますが、購入する際には必ず確認するのをおすすめします。

グリーンサブマリーナー(緑サブ)を売るなら今がベストタイミング

ロレックスの緑サブを売ろうとしている場合は、今が絶好のタイミングです。ロレックス自体が高騰しており、購入時よりも高い値段で売れる可能性があります。

さらに緑サブはサブマリーナーのなかでもトップレベルの希少性があり、多少傷があっても高値で取引されるでしょう。付属品があればさらに高値で取引されるため、購入時についてきた袋や箱が残っている場合は、一緒に売ると買取価格がアップします。

【緑サブ以外もあり】ロレックスの緑文字盤の時計

ロレックス サブマリーナーデイト 緑

ロレックスには緑サブ以外にも緑文字盤の腕時計が存在します。種類は以下のとおりです。

  • ・コスモグラフデイトナ(Ref.116508)
  • ・GMTマスター2(Ref.116718LN)
  • ・デイトジャスト(Ref.126200)
  • ・デイデイト(Ref.128238A)
  • ・オイスターパーペチュアル(Ref.126000)
  • ・ミルガウス(Ref.116400GV)

さまざまなラインナップから緑文字盤が発表されているため「マリンスポーツはしないからサブマリーナーでなくてもいい」「もう少しスマートなデザインの緑文字盤がいい」という方は、上記のモデルからお気に入りの1つを探してみるのもよいでしょう。

『買取むすび』ではロレックスの買取を強化中

ロレックスの時計

『買取むすび』では、ロレックスの高額買取を強化中です。緑サブだけでなく、あらゆるロレックスの持ち込みを歓迎しています。以下3つの買取方法に対応しているため、都合の合う方法をお選びください。

  • ・店頭買取
  • ・宅配買取
  • ・出張買取

それぞれの特徴を解説します。

店頭買取

ロレックスを『買取むすび』へ直接持ってきていただき、査定する方法です。熟練の鑑定士が丁寧に査定し、適切な価格を提示します。査定結果を直接確認でき、疑問点があればその場で鑑定士へ聞けるため、おすすめの方法です。

来店時の予約は不要で、気軽にお持ち込みいただけます。各店舗は以下のボタンから確認可能です。「出かけたついでにロレックスを査定してほしい」という方は、ぜひ『買取むすび』をご利用ください。

宅配買取

『買取むすび』へロレックスを送るだけで、簡単に査定・買取が可能な方法です。送料は無料で、ご希望の方には無料の宅配キットも用意しています。自宅にいながら査定結果が聞けるため、来店する時間がない方や、近くに店舗がない方におすすめです。

宅配買取は以下のボタンから申し込みできます。依頼後のキャンセル料もかからないため、気軽にお申し込みください。

出張買取

自宅に『買取むすび』の鑑定士が訪問し、ロレックスを査定・買取する方法です。1点から申し込み可能で、出張料・査定料などは一切かかりません。「ロレックス以外にも家にある不要品を査定してほしい」という方におすすめです。

査定は玄関先でも可能ですので、お気軽にお試しください。申し込みは以下のボタンから行えます。

【Q&A】ロレックス・グリーンサブマリーナー(緑サブ)に関してよくある質問

ロレックスの緑サブに関してよくある質問をまとめました。内容は以下のとおりです。

Q.レディースの緑サブはある?

Q.緑のロレックスで安いモデルはある?

ひとつずつ回答します。

Q.レディースの緑サブはある?

A.サブマリーナーにレディースモデルはありません。ただし、レディスウォッチのレディデイトジャストやデイデイトでは、緑文字盤のモデルを複数展開しています。華奢でかわいらしいデザインも多いため、他のモデルで緑文字盤を探してみるのもよいでしょう。

Q.緑のロレックスで安いモデルはある?

A.ロレックスの腕時計は近年値上がりしているため、どのモデルであっても100万円以上するものがほとんどです。そのため、中古市場で極端に安い緑サブを見かけた場合は、偽物を疑うのが無難です。

まとめ:ロレックス・サブマリーナ(緑)はリセールバリュートップレベルの腕時計

ロレックスの腕時計

ロレックス緑文字盤の代名詞であるグリーンサブ(緑サブ)は、世界中のロレックス愛好家から愛されている不屈のモデルです。現行モデルは3代目の「サブマリーナーデイト(Ref.126610LV)」で、中古市場では定価の2倍以上で取引されています。

初代・2代目も人気が高く、製造終了による希少性の高さから、価値は年々増加しています。着けて楽しむだけでなく、将来的に資産となる腕時計です。そのため、値上がりを続けている現在であっても、手に入れて損はないモデルといえるでしょう。

なお「今持っている中古品や古いロレックスを売って緑サブの購入資金にあてたい」という方は、ぜひ『買取むすび』をご利用ください。大切な品物を一つひとつ丁寧に査定し、適切な価格を提示いたします。来店予約は不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。

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