ロレックスのクォーツ時計とは?使うメリット・デメリットやモデルを紹介
「ロレックスクォーツの特徴が知りたい」
「ロレックスのクォーツモデルが知りたい」
このように考えていませんか?
機械式が主流となっている現在において、クォーツは希少価値が高いモデルです。ただし、流通量が少なく正規店などで見る機会が少ないため、どのような特徴やモデルがあるか分からない方も多いでしょう。
本記事では、クォーツ時計の特徴やメリット・デメリットを解説します。また、ロレックスクォーツのモデルも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ・ロレックスクォーツの特徴
- ・ロレックスクォーツのメリット・デメリット
- ・ロレックスクォーツのモデル
目次
ロレックスクォーツの特徴
そもそもクォーツとは「水晶」という意味で、クォーツ時計は電圧により振動する水晶振動子によって、時間を正確に刻む特徴があります。
1969年に日本の時計ブランド「SEIKO(セイコー)」がクォーツムーブメントを発表したことからクォーツの歴史が始まります。
参考:SEIKO公式HP
クォーツは手軽さや衝撃耐性などが優れており、多くの時計メーカーが生産を始めました。ロレックスも時代の流れに乗って、クォーツの発売を開始。
ちなみに、現在ではロレックスクォーツは生産が終了しており、正規店で見ることはできません。買取店などの二次流通でのみ入手可能です。
機械式の特徴
ロレックスには、クォーツ以外にゼンマイで動く機械式もあります。機械式は、巻き上げられたゼンマイが元に戻ろうとする力で、時間を刻むのが特徴です。
機械式は手巻きと自動巻きに分類されます。手巻きは、手でゼンマイを巻き上げる方式のムーブメントです。自動巻きのように機構の中にローターが入っていないため軽い構造になっており、腕時計自体の厚みを抑えられます。
ただし、使うたびに手でリュウズを巻く必要があるため、日常使いに向いていません。
一方、自動巻きはローターが回転することでゼンマイが巻き上げられるムーブメントを指します。時計を装着した時点で、日常動作によって自然にローターが回転し、ゼンマイを巻き上げます。常にゼンマイを巻く必要がないため、機械式の中では自動巻きが主流です。
ちなみに、機械式が採用されているロレックスのスポーツモデルを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
「【機能性とデザインが魅力】ロレックススポーツモデルの特徴と種類別の価格を紹介」
ロレックスクォーツのメリット
クォーツの最大のメリットは、機械式と比べると時間が正確であることが挙げられます。機械式の場合は、一般的に日差-10秒〜+ 20秒程度とされていますが、クォーツは月差±20秒ほどです。
また、ゼンマイを巻く必要がないため余計な手間がかかりません。さらに、機械式のように精密な構造ではないため、衝撃にも強く価格が安いメリットもあります。
ロレックスクォーツのデメリット
クォーツのデメリットは、パワーの弱さが挙げられます。クォーツは針を動かす力が弱いために、動かせる針は短いものになります。
また、ロレックスからクォーツがあまり出ていないため、デザインを選べないデメリットもあると言えるでしょう。趣味で集めたい方には、種類が多い機械式をおすすめします。
ロレックスクォーツの種類
ロレックスから発売されたクォーツの種類を紹介します。
- ・ベータクォーツ
- ・オイスタークォーツ
それぞれ解説します。
ベータクォーツ
ロレックスが初めてクォーツ腕時計として発売したのが「ベータクォーツ」です。ロレックスをはじめスイスの時計メーカーが共同で開発したクォーツムーブメント「ベータ21」を搭載しています。当時は高級品として、イエローかホワイトゴールドのモデルしか存在しませんでした。
発売本数も1,000本ほどのレア時計として知られています。そのため、幻のモデルとも呼ばれ現在はほとんど流通していません。
オイスタークォーツ
オイスタークォーツは、1977年に発売されたロレックスを代表するクォーツモデルです。ベータクォーツは「ベータ21」が共同開発だったのに対して、当モデルは自社製のクォーツムーブメントを採用しており、ケースの素材や文字盤の色などが豊富です。
そのため、デザインにこだわりたい男性や女性に評判が高くなっています。
ロレックスクォーツのモデル
ここでは、ムーブメントにクォーツが採用されたモデルをそれぞれ紹介します。
- ・デイトジャストRef.17000
- ・デイトジャストRef.17013
- ・デイトジャストRef.17014
- ・デイデイトRef.19018
- ・デイデイトRef.19019
- ・チェリーニゴールドRef.6622
- ・チェリーニ ホワイトRef.6633
それぞれ順番に見ていきましょう。
デイトジャストRef.17000
デイトジャストは、ロレックス創業40周年の節目の年に発売されました。基本的に、デイトジャストは機械の自動巻きですが、1970年代に誕生したデイトジャストRef.17000はクォーツになっています。
ケースとブレスレットを繋ぐ「フラッシュフィット」というパーツがなく、一体型の構造で他モデルとは違ったデザインとなっています。
元々流通量が少ないため、コレクターズアイテムとしてもおすすめです。
デイトジャストRef.17013
デイトジャストRef.17013は、フリーのデザイナーでありながら多くの有名ブランド時計を世に送り出したジェラルド・ジェンタ氏によってデザインされたモデルです。
スポーティーでありながらも、エレガンスも感じさせるデザインとなっています。
デイトジャストRef.17014
デイトジャストRef.17014は、オイスタークォーツでケースサイドやラグ・ブレスが角ばっているのが特徴です。クォーツならではのデザインが好きな方には、おすすめのモデルになっています。
デイデイトRef.19018(ゴールド文字盤)
金無垢ロレックスとも称されるラグジュアリーなクォーツモデルの「デイデイトRef.19018」。ダイヤルやアワーマーカーなどがゴールドで統一されており、圧倒的な存在感を放ちます。
ブレスレットには、女性用のみに搭載されている「プレジデントブレスレット」を採用。ラグジュアリーの品格に満ちています。
デイデイトRef.19019(ブルー文字盤)
爽やかなブルーのダイヤルが特徴的なクォーツモデルである「デイデイトRef.19019」。ベゼルやリューズにロレックスロゴがあり、ステータスをアピールできます。
チェリーニゴールドRef.6622
チェリーニは、クォーツならではのケースの薄さによって、付けやすさを実現したモデルです。文字盤には、ロレックスのエンブレムとモデル名しか入らないのが一般的で、ドレスウォッチとしても人気があります。
かつ、イエローゴールドのモデルは、ダイヤルがゴールドでシンプルながらゴージャスな雰囲気を醸し出します。
チェリーニホワイトRef.6633
ホワイトのダイヤルにゴールドのローマ数字が映える「チェリーニホワイトRef.6633」。12時の方向にはロレックスのロゴとブランドネームが配置され、高級感があります。
まとめ:ロレックスクォーツの魅力を楽しもう
本記事では、ロレックスクォーツの特徴やモデルなどを紹介しました。ロレックスクォーツは、生産が終了しているため正規店で手に入れることはできません。希少価値の高さや時間の正確性・シンプルなデザインなどで人気が高まっています。
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