執筆:
買取むすび 編集部
【最新】金の価値が下がる可能性はある?2025年以降の金価格はどのように推移するのか
「これから金の価値は下がる?」
「暴落する可能性はある?」
このような疑問はありませんか?
金の価格はここ数年で急騰しており、すでに投資している人にとって、嬉しいニュースです。
しかし、喜びを感じつつも価値が下がる将来をイメージして不安に思う人もいるでしょう。金は安全資産と言われていますが、価値が下がる局面もあります。
この記事では、金の価値が下がる原因・過去に暴落した例・これからの金価格の予想を解説します。投資戦略を真剣に考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
近年は金の価格が高騰している

近年、金の価格は驚くほどの高騰を続けています。2010年代は3,000~5,000円/gの範囲で推移していました。しかし、2020年は世界的な情勢不安を背景に金の価格が急騰。金の価格はグラフのように5,000円を上回りました。
その後も金の価格は年を追うごとに上昇し、2022年には7,000円台に、2024年には1万円を上回る価格へと推移したのです。
2025年に入っても上昇は止まらず、1月には13,000円台、5月には15,000円台へと変動します。8月には16,000円台を突破しました。
現在も価格は高水準を推移しており、今後の動向に多くの注目が集まっています。
金の価値が下がる6つの原因

金の価格は、今後も価値が上昇する可能性があるのと同時に、下がるリスクも秘めています。金の価値は次の要素によって下がる場合があるのです。
- ・世界情勢の安定
- ・米ドル価値の上昇
- ・インフレの落ち着き
- ・供給量の増加
- ・需要量の減少
- ・原油価格の下落
それぞれ解説します。
世界情勢の安定
金は「有事の金」と呼ばれており、戦争・紛争・テロなどが起こると価格が上昇する傾向があります。投資家はリスクを避けるため、安全資産とされる金に資金を移すのです。
世界情勢が平和に向かえば投資家は株式などの金融資産へ資金を投入するため、金の価値の下落予想されます。
近年は、アメリカのトランプ大統領が世界平和に向けた外交に積極的な姿勢を見せています。緊張緩和に成功して平和な時代へと駒が進めば、金の価格に影響を及ぼす可能性は高いでしょう。
平和な世の中になることは喜ばしいことですが、金の価格にとっては下落を招く要因となるため、今後も世界情勢から目が離せません。
米ドル価値の上昇
国際的な取引において、金は米ドルを基準に価格が決められています。そのため、米ドルと金の価格は密接な関係にあると言えるでしょう。
とくに、金と米ドルの価格はシーソーのように反対の動きをする傾向があります。
米ドルの価値が上がると株式などの金融商品が投資家の目に魅力的に映り、金の需要が減少する傾向です。需要が減った金は必然と価格が下落します。
ただし、近年は米ドルの価値が高いにもかかわらず、金の価格も高いという珍しい現象が生じています。異例にも金の価値は高水準を推移していますが、米ドルの価値がさらに高まれば金価格の下落も考えられます。
インフレの落ち着き
インフレの落ち着きも金の価格が下がる要因です。
金はインフレに強い資産として知られています。物価が上昇して現金の価値が目減りする時、投資家は資産を守るために実物資産である金に資金を移すためです。
しかし、インフレが収まり経済が安定すると流れは逆転する傾向があります。投資家は利息のつく株式や債券へ積極的に投資するようになり、金の需要が下がるためです。
米国は2024年9月以降、政策金利を利下げしていますが今後利上げに転じる可能性もあります。利上げによってインフレが沈静化すれば金の需要が低下する可能性は高いでしょう。
供給量の増加
金の価格は需要と供給のバランスによって決まるため、供給量が増加すれば価値が下がる可能性があります。
供給量の増加として考えられるシナリオは、新しい金鉱の発見・採掘技術の飛躍的な進歩による採掘量の増加などです。
市場に出回る金の量が増えれば希少性が薄れてしまいます。希少性が下がれば金の価値にマイナスな影響を与える可能性が高いため、供給量の増加は下落につながる可能性があるのです。
需要量の減少
金の需要が落ち込むと価格が下がる傾向です。例えば、景気の悪化によって人々の購買力が低下すると宝飾品としての金の需要は減ると予想されます。
実際に、2008年に生じたリーマンショックでは現金の需要が高くなり、一時的ではありますが金は需要とともに下落しました。
また、金は投資商品以外にも需要があります。工業分野において比較的安価なプラチナやパラジウムといった代替貴金属が金の代替素材として使用されるようになれば需要は下がるでしょう。
原油価格の下落
原油価格の下落も金の価値が下がる原因のひとつです。金は原油と同じような値動きをしています。
原油価格は世界経済の動向が大きく関わっているのが特徴です。世界経済の活動が活発になると原油価格は上昇し、反対に停滞すると下落します。
そのため、原油価格の下落は世界経済が減速している兆候と捉えられます。世界経済の減速は金の需要減少にもつながるため、価格が下がると言われているのです。
原油価格の動向は金の価値を予測するうえで重要な要素と言えるでしょう。
金の価格が暴落した事例

金の価格は過去に暴落したことがあります。今後の価格を予想するためにも暴落した事例について知っておくのは賢明です。
- ・アメリカとソ連の緊張緩和|1980年代
- ・リーマンショック|2008年
- ・FRBの量的緩和縮小|2014年
それぞれ解説します。
アメリカとソ連の緊張緩和|1980年代
金の価値が暴落した最たる事例として、1980年代初頭のアメリカとソ連の緊張緩和が挙げられます。当時、ソ連のアフガニスタン侵攻などにより世界情勢は非常に不安定でした。
そのため、多くの投資家は安全資産とされる金に資金を集中させます。結果、金の価格は急騰し、当時の最高値である約6,400円/gを記録しました。
しかし、その後両国の緊張が和らいでいくと投資家は金を売却し始めます。リスクを回避する必要が薄れたためです。
世界中で金が売却され、1982年には約2,400円/gにまで暴落しました。
リーマンショック|2008年
2008年に起きたリーマンショックからも金の暴落について学べます。リーマンショックはアメリカの投資銀行の破綻をきっかけに世界的な金融危機へと発展しました。
世界中がパニック状態に陥っていたため、投資家は現金確保を優先し、金を売却しました。
結果、2008年7月には約3,300円/gだった金が、2009年1月には約2,300円/gへと下がったのです。
アメリカとソ連の緊張緩和と比べると価格差は大きくありませんが、混乱していた当時は大きな話題となりました。
しかし、その後は状況が一変します。世界経済の先行きが不透明になったことで安全資産である金への需要が急激に高まったのです。
さらに、各国の中央銀行は景気回復のために大規模な金融緩和を実施しました。結果、金の価格は2011年には4,000円台と高額で取引されるようになります。
FRBの量的緩和縮小|2014年
2013年、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和政策の縮小を発表した際も金の価格は暴落しました。量的緩和政策はリーマンショック後の景気回復を目的として行われたものです。
FRBが国債などを買い入れることで市場にお金を供給し、金利を低く抑えていました。この政策によってドルの価値が下がり、インフレ懸念から金の価格は上昇したのです。
しかし、景気回復が見込まれたことで量的緩和の縮小が発表されると、投資家は金から資金を引き揚げ始めました。市場に供給されるドルの量が減り、ドルの価値が上がることが予想されたためです。
結果、2013年3月には約5,000円/gだった金価格は、2014年2月には約4,100円/gへと下落しました。金融政策の変更が金の価値へ影響することがわかる事例と言えるでしょう。
【予想】これから金の価値は上がる?下がる?

今後、金の価値が上がるか下がるかは、さまざまな要因が複雑に絡み合っているため、短期的な予測は困難です。現在の世界情勢を見ると経済不安や地政学的リスクの高まりなど、金の価値を押し上げる要素が揃っています。
しかし、株価の上昇や金利の見直しなど、価格を下げる動きも同時に見られるのも事実です。アメリカのさらなる利下げが続けばドルの価値が下がり、金の価格がさらに上昇する可能性があります。
また、長期的な視点で見ると金の埋蔵量には限りがあるため、希少性の高まりが予想されています。以上から、将来的には緩やかに価格が上昇していくという見解が濃厚です。
しかし、将来は誰にもわからないため、価格が歴史的最高値を記録している今のうちに売却するのも賢明と言えるでしょう。
金の価値がなくなることはある?

金そのものの価値が完全になくなる可能性は極めて低いと言えます。理由は金自体に価値が認められているためです。
株式や債券は企業や国の経営が破綻すれば価値がなくなる可能性があります。しかし、金は物質に価値があるためゼロにはならないのです。
世界情勢の変動によって価値は下がることはありますが、物質としての価値が完全に損なわれることは考えにくいでしょう。
そもそも金の価値が高い理由は?

金に価値が見出され、高額で取引されている理由は以下のとおりです。
- ・埋蔵量に限りがある
- ・美しさからジュエリーの需要が高い
- ・安定した性質から幅広い分野で需要がある
- ・人工的に作るのが困難
ひとつずつ解説します。
埋蔵量に限りがある
金は埋蔵量に限りがあるため、希少な金属として高い価値を保つと考えられています。
世界の主要金鉱山会社によって設立された組織「World Gold Council」の調査によれば、確認されている金の埋蔵量は54,000t。
同組織の調査では2024年の採掘量は約3,600tです。このまま採掘が進めば金が底を尽き、供給量が大きく減少する可能性も考えられるでしょう。
そのため、金の価値は希少性とともに上昇すると考えられています。ただし、金の新たな鉱脈が発見される可能性も否定できません。採掘量が増えれば反対に価値が下がる可能性もあるでしょう。
美しさからジュエリーの需要が高い
金は古くから美しい輝きと加工のしやすさからジュエリーの素材として世界中で重宝されており、現代でも多くの人を魅了し続けています。
金は美しさと希少性から、ステータスの象徴として認識されています。金が放つ独特の輝きは他の金属で完全に再現するのは難しいでしょう。
そのため、結婚指輪・ネックレス・イヤリングなど、さまざまな宝飾品に加工され、贈り物や特別な記念品として高い需要があるのです。
普遍的な美しさはジュエリーとしての高い需要も金の価値を支える重要な理由のひとつと言えるでしょう。
安定した性質から幅広い分野で需要がある
金は化学的に安定しており、錆びたり腐食したりしません。優れた性質を持っていることから宝飾品以外にも幅広い分野で活用されています。
精密機器の半導体・歯科治療の金歯・宇宙開発における機器などで活用されているのです。安定した性質を持つ金属は貴重なため、金は常に高い需要があります。
人工的に作るのが困難
金は人工的に作ることが極めて難しい物質です。他の物質から合成したり核反応によって作り出したりするのは現在の科学技術ではほぼ不可能です。
理論上は可能とされていますが、莫大なコストとエネルギーが必要となり、現実的な方法とは言えません。地球上に存在する天然の金に頼るしか方法がないため、金は高い価値がつけられているのです。
【重要】金を高く売る5つのポイント

金の売却を検討しているなら、歴史的に最高値を記録している今が売り時と言えます。損失を被るリスクを減らすために、一部のみ売却するのも賢い選択と言えるでしょう。
金を売るなら、以下のポイントを押さえておきましょう。
- ・重量を確認しておく
- ・金の相場を定期的にチェックしておく
- ・売却前にお手入れする
- ・ブランド・デザインの価値を加味してくれる業者へ依頼する
- ・複数の業者へ査定依頼する
金の高価買取を実現するために、上記のポイントをおこなってみてください。ひとつずつ解説します。
重量を確認しておく
金を売却する際は、金の重量を事前に確認しておきましょう。金の買取価格は「1gあたりの単価×重量」で算出されます。
重量がわかれば地金の相場を調べておおよその買取価格を把握できます。適正な価格か判断できるため、相場より低い金額で金を手放すリスクを下げられるでしょう。
金の相場を定期的にチェックしておく
1gあたりの金の買取相場を定期的にチェックすることをおすすめします。価格は日々変動しているため、高いタイミングを狙って売却すれば高価買取が期待できるでしょう。
また、金融政策の変更・為替の変動といった経済ニュースをチェックするのも大切です。今日の買取相場が気になる人は以下のボタンから確認してみてください。
売却前にお手入れする
金ジュエリーの場合、売却前にお手入れすることで買取価格アップが狙えます。汚れやほこりがついていると査定時にマイナスの印象を与えかねません。
柔らかい布で少し拭くだけで十分です。金は比較的柔らかい物質のため、強くこすると傷つき、かえって価値を下げることになりかねません。
ブランド・デザインの価値を加味してくれる業者へ依頼する
金ジュエリーを売る際は、デザイン価値を加味している業者がおすすめです。
金の買取価格は「1gあたりの単価×重量」で算出されるのが一般的ですが、宝飾品の場合はブランドの価値・デザインの価値が加味される場合があります。
買取業者のウェブサイトで、デザイン性の高い商品の買取実績があるかを確認しておくと良いでしょう。
複数の業者へ査定依頼する
複数の業者への査定依頼をおすすめします。同じ金製品でも買取業者によって買取価格は異なるためです。
また、業者ごとに金の買取価格や手数料が決められています。1社だけの査定では損をしてしまう可能性があるため、最低3社に査定依頼しましょう。
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手数料や査定料はいただいておりません。どのような金製品も大歓迎のため、ぜひお気軽に査定をお試しください。
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| 買取方法 | 特徴 |
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・全国どこからでも利用可能 ・非対面で査定可能 ・指定の口座に振込 |
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【Q&A】金の価値に関するよくある質問

金の価値に関するよくある質問を紹介します。
- Q.金はいつ枯渇しますか?
- Q.金は今買わない方がいいのはなぜですか?
- Q.ゴールドは安全資産ですか?
ひとつずつ見てみましょう。
Q.金はいつ枯渇しますか?
A.現在の技術で採掘可能な埋蔵量は、あと20年程度で尽きると試算されています。
しかし、あくまで現在の採掘量に基づいた予想に過ぎません。新たな鉱脈・採取方法が見つかる可能性もあるため、20年が経過しても枯渇しない可能性もあります。
Q.金は今買わない方がいいのはなぜですか?
A.現在、金の価格は過去に類を見ないほどの高値で取引されているためです。
これからさらに価格が上昇する可能性もゼロではありませんが、投資のセオリーから見ても最高値の時期に買うのはリスクが高いと言えます。
Q.ゴールドは安全資産ですか?
A.ゴールドは安全資産と呼ばれています。
戦争や金融危機などの有事の際にも、金は価値が下がりにくい資産として投資家の間で需要が高まるためです。需要が高まれば価値が上昇するため、安全資産と呼ばれています。
まとめ:金の価値は下がる可能性もある!売却するなら高騰している今がチャンス

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