執筆:
買取むすび 編集部
【徹底解説】金の変色を戻す効果的な方法とは?誰でもできる日頃のお手入れ方法も紹介
「変色した金を元に戻す方法は?」
「なんで金が変色するの?」
このような悩みを持っていませんか?
美しい輝きが特徴的な金は、ネックレスやリングなどのアクセサリーとして人気があります。
金は素材の性質上、変色はしませんが、アクセサリーに使用される合金素材であれば、黒ずみや錆が生じる可能性があります。
この記事では、金が変色する原因や、元に戻す方法を紹介しています。変色を防ぐ方法も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
金が変色する原因

金は、ほかの金属と比べると変色・腐食などはほとんど見られません。
しかし、中には温泉や汗の成分によって変色することもあります。
変色するおそれがあるのは、ほかの金属を混ぜている金です。
金は硬度を高めるためや、色の変化をつけるために銀・銅・亜鉛などの金属を混ぜている場合があります。
ほかの金属が混ざっているなら、以下の化学反応によって変色する可能性が高いのです。
| 変色の種類 | 主な原因物質 | 合金に含まれる金属 | 変色の特徴 |
| 硫化 | 硫黄成分(温泉・化粧品・塗り薬など) | 銀 | 黒く変色 |
| 塩化 | 塩素(漂白剤・染料・農薬品・医薬品など) | 銀・銅 | 黒く変色 |
| 酸化 | 汗・空気中の酸素 | 銅 | 赤錆が生じる |
なお、変色のリスクは、合金の割合が多い(金の純度が低い)ほど高くなります。
金の純度別に見た変色のリスクは以下のとおりです。
|
金の純度 |
変色のリスク |
|
24金(純度99.9%) |
純金のため変色しない |
|
18金(純度75%) |
変色する可能性がある |
|
10金(純度41.7%) |
変色する可能性が高い |
数字が高いほど変色しにくく、低くなるにつれて変色のリスクが上がります。
変色を避けたい場合は、純度の高い18金や24金を選ぶのがおすすめです。
ただし、純度が高くなるほど高額になり、強度は落ちてしまいます。
金の変色を戻す方法

金の変色は、早めに対処すれば元の色に戻せるかもしれません。
変色の原因ごとに、金の変色を元に戻す方法を症状別に紹介します。
- ・硫化による黒ずみ
- ・塩化による黒ずみ
- ・酸化による赤サビ
それぞれ確認しましょう。
硫化による黒ずみ
硫化による黒ずみ硫化によって変色した場合は、アルミホイルと重曹で元に戻せる可能性があります。
元に戻す手順は以下のとおりです。
- 1.深い容器の上にアルミホイルを敷く
- 2.1:3の割合で重曹とお湯を混ぜて容器に注ぐ
- 3.容器の中に変色した金製品を入れる
以上の手順で金製品を浸し、5分ほど待てば元に戻ります。
家にある物で気軽にできるため、金が変色した場合は試してみてください。
塩化による黒ずみ
塩化による黒ずみ塩化による黒ずみは硫化の場合と比べると非常に頑固でなかなか元に戻りません。
そのため、重曹とアルミホイルを使っても元に戻らない場合は塩化による変色の可能性が高いといえるでしょう。
塩化による変色は元に戻すのが非常に難しいため、アクセサリーを購入したお店や専門業者へクリーニングに出すことをおすすめします。
自分で無理に手を加えると、悪化したり傷ついたりする可能性があるため、無理は禁物です。
酸化による赤サビ
酸化による赤サビ酸化により赤サビが生じた場合はレモン汁やお酢によって元に戻せる可能性があります。
変色した金製品をレモン汁やお酢に浸しておきましょう。
すると、酸化還元反応により徐々に赤サビが落ちていき、5分ほど経過すれば元の状態に戻ります。
最後に水ですすぎ、柔らかい布で優しく拭けば完了です。家にあるもので手軽にできるため、ぜひ試してみてください。
【注意】宝石がついている金製品は劣化する可能性あり
金製品に宝石が付いている場合、本記事で紹介した方法をそのまま実践すると、石を痛めてしまう可能性があります。
宝石によって「水に強い」「汗や酸に弱い」など、性質が異なるためです。
たとえば、ジュエリーでよく用いられる宝石でも以下のような違いがあります。
-
宝石の種類別のお手入れ方法
宝石
お手入れ方法
ダイヤモンド
真水で洗い流すか、中性洗剤を溶かした水で洗う
パール
汗や酸に弱くデリケートなため、柔らかい布で拭く程度に留める
ルビー・サファイア・アクアマリンなど
ダイヤモンドのお手入れ方法と同じでよい
エメラルド・パライバトルマリンなど
柔らかい布で拭く程度に留める。衝撃に弱いため扱いに注意。
オパール・ターコイズ・べっ甲など
柔らかい布で拭く程度に留める。
どうしても汚れが気になる、または変色がひどい場合は専門店に相談し、宝石に適した方法でクリーニングしてもらうのが安心です。
金の変色がなかなか戻らない場合
これまで紹介した方法でも変色が戻らない場合の対処方法は2つあります。
- ・根気強くクロスで磨き続ける
- ・専門のクリーニング業者に依頼する
ひとつずつ見ていきましょう。
根気強くクロスで磨き続ける
金製品の色がなかなか元に戻らない場合は、専用のクロスや柔らかい布で根気よく磨きましょう。
時間はかかりますが、少しずつ色が戻る可能性があります。
ただし、金は非常に柔らかい性質を持つため、強く磨けば傷ついたり変形したりする場合があります。磨く際は必ず優しく扱いましょう。
また、重曹の粉や歯磨き粉を歯ブラシにつけて磨いたり、研磨剤入りのクロスの使用も傷つける可能性が高いためおすすめしません。
専門のクリーニング業者に依頼する
自宅でのお手入れで変色が戻らない、または不安がある場合は、無理をせずにプロの専門業者や、アクセサリーを購入したジュエリーショップに相談しましょう。
原因がわからないまま自己流でお手入れをした場合、メッキの剥がれや宝石のヒビ割れなどにつながる可能性があるためです。
プロに依頼すれば、大切なアイテムを痛めずに金の変色を戻せる可能性があります。
専門業者では、アイテムの状態によって以下のようなお手入れが実施可能です。
- ・超音波洗浄によるクリーニング
- ・バフ研磨による細かい傷の削除
- ・軽い亀裂部分の補修
補修内容によってはある程度の出費は必要ですが、大切な金製品の場合は検討するのもひとつの方法です。
金の変色を防ぐための日常的なケアの方法
金製品の変色を防ぐためには、毎日の使い方や保管方法に気を配る必要があります。
具体的に気をつけるべきポイントは以下のとおりです。
- ・金製品を身につけた日は乾いた布で拭く
- ・身につける時は身支度の最後にする
- ・保管の際は他の宝石とぶつからないようにする
- ・水に触れるときは必ず外す
適切な扱い方を理解して、金製品の変色を防ぎましょう。
金製品を身につけた日は乾いた布で拭く
金製品を身につけている間に付着する汗や皮脂は、変色の原因となります。
割金として含まれている銀や銅が、皮脂・汗に反応しやすいためです。
そのまま放置すると、黒ずみや赤錆が発生するため、金製品を外したら、すぐに乾いた柔らかい布で拭き取りましょう。
身につける時は身支度の最後にする
ジュエリーを身につけるのは、メイク・ヘアセット・香水をつけた後の身支度の最終段階にしましょう。
化粧品・香水・ヘアスプレー・ハンドクリームなどの化学成分を含むものは、金製品が変色する原因となるためです。
ハンドクリームや日焼け止めを塗る際も、肌にしっかり馴染んで成分が乾いてから着用するのが大切です。
保管の際は他の宝石とぶつからないようにする
金製品を他のアクセサリーとまとめて一つの箱やポーチに入れて保管するのは避けましょう。
宝石が接触することで、金製品の表面に傷がつき、そこから変色が発生する可能性があるためです。
保管するときは、一つずつ小さな布で包むか、仕切りが付いたジュエリーボックスに分け、接触を防ぐのが大切です。
水に触れるときは必ず外す
温泉・プール・海水浴など、水に触れるときには金製品をはずしましょう。
金製品は、水場で使用すると変色のリスクが格段に高まるためです。
特に、温泉の硫黄成分は、金に混ぜられた銀とすぐに反応し、短時間で真っ黒になってしまいます。
また、プールに含まれる塩素や、海水浴の塩分も、金製品の割金を腐食・変色させる原因となります。
『買取むすび』では変色した金の買取も大歓迎
『買取むすび』はどのような状態の金製品でも買取可能です。以下の状態が見られる場合でも、ぜひ査定に出してみてください。
- ・変色している
- ・破損している
- ・宝石が外れている
- ・純度がわからない
- ・ネーム入り
ほかの会社で売れなかった金製品でも買取できる可能性があります。査定料は無料。
『買取むすび』は関東を中心に全国に店舗を展開しています。下のボタンからチェックし、査定に出してみてください。
金の変色を戻すには早めの対応が大切
金は変色しづらい性質を持っていますが、18金や10金といった合金であれば、色が変わる可能性があります。
きれいな状態を保つためには、日々のお手入れが大切です。状態によってはプロに依頼して変色を戻してもらいましょう。
