執筆:
買取むすび 編集部
10金が錆びる理由は純度が原因!18金との違いとお手入れ方法
「10金が錆びる理由は?」
「18金との違いはある?」
このような疑問はありませんか?
金は希少性の高さから、紙幣や宝石類と同じ資産として扱われています。
また、金は「さびない金属」ともいわれており、その美しさから宝飾品としても人気です。
しかし、金で作られたものでも錆びる場合があります。特に10金など、金の含有量が低い金製品は、比較的錆びる可能性が高いでしょう。
一方、宝飾品に多用されている18金は錆びにくい傾向です。
この記事では、10金が錆びる理由や、18金との違いについて解説します。
金製品の美しさを長く保つためのお手入れ方法も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそも金は錆びにくい

錆びは、金属がイオン化する際に発生します。
「イオン化」とは水溶液の中で金属単体の原子が陽イオンになることを意味しており、イオン化の程度は金属の種類ごとに異なります。
イオン化しやすい金属ほど酸化しやすく、酸化によって錆びが生じます。
金は数ある金属のなかでもイオン化傾向が小さいため、錆びにくいのです。
また、金は酸だけではなくアルカリにも強いため、長期間ゴールドとしての輝きを維持できます。
そのため、何十年経過した金製品でも新品と遜色ない美しい見た目を保てるでしょう。
10金と18金の違い

10金と18金の違いについて以下の点を解説します。
- ・純度
- ・色合い
- ・錆びやすさ
ひとつずつ見てみましょう。
純度
10金と18金の違いは、金の含有率です。金製品は金の含有率によって下表のように分類されています。
-
金の品位と純度
品位 純度 24金 99.9%以上 22金 91.7% 20金 83.3% 18金 75.0% 14金 58.3% 10金 41.6%
表からわかるように、10金は18金よりも金の含有率が低いのが特徴です。金製品は金の含有率が高いものほど高値で取引されています。
そのため、10金は金製品を購入する際の金額や、買取に出す際の価格も18金より少なくなります。
18金と比べると価値の低い10金ですが、硬度においては負けていません。
金は金属の中でも柔らかい性質を持つ金属です。24金に近いほど硬度が低く、10金に近いほど高くなります。
そのため、硬度が高くキズつきにくい10金はジュエリーなど日頃身に着けるアイテムに多用される点も特徴です。
金の純度については以下の記事でも紹介しているため、ぜひご覧ください。
色合い
金といえばオレンジがかった黄色をイメージする方は多いでしょう。
しかし、ジュエリーなどの金製品には、金にほかの金属を加えることで色味を変化させた「カラーゴールド」が存在します。
本章では以下のカラーゴールドごとに10金と18金の違いを紹介します。
- ・ピンクゴールド
- ・ホワイトゴールド
- ・イエローゴールド
ひとつずつ見てみましょう。
ピンクゴールド
ピンクゴールドは主に金と銅が含まれているカラーゴールドです。
銅の赤色を足すことで金の黄金色に赤みが増し、温かみのあるピンク色に変化します。
18金は金の含有率が多いため黄金色がやや強く、柔らかいピンク色になります。
赤みを抑えたピンクゴールドを求めている方には、金の含有率が多い18金がおすすめです。
金の含有率が少ない10金は銅の割合が多いため、はっきりとしたピンク色に輝きます。
金の持つ黄金色の光沢感はそのままに、ピンクの色合いも楽しみたい場合は10金が良いでしょう。
ピンクゴールドについては以下の記事でも紹介しているため、ぜひご覧ください。
ホワイトゴールド
ホワイトゴールドは、金に銀やパラジウムを混ぜて作られるカラーゴールドです。
ホワイトゴールドを漢字で書くと「白金(はっきん)」となりますが「白金(しろがね)」とは異なります。
白金(しろがね)はプラチナを意味しており、金とは全く異なる物質なのです。
18金のホワイトゴールドは、温かい黄色味を帯びた銀色に輝くのが特徴です。
酸化防止のために表面にロジウムコーティングしている場合は、10金と遜色ない銀白色に光ります。
10金のホワイトゴールドは、金の含有率が低いため銀やパラジウムに近い色味が顕著に表れます。
そのため、シルバーに近い色合いが好みの方には10金がおすすめです。
ホワイトゴールドについては以下の記事でも紹介しているため、ぜひご覧ください。
イエローゴールド
イエローゴールドは、金に銀や銅などを混ぜて作るカラーゴールドです。
名前からわかるように、24金と比べて強い黄色味が特徴で、華やかな印象を与えます。
18金のイエローゴールドは、金の含有率が多いため元の黄金色が活かされた自然な色味が特徴です。
銅が多く含まれている場合は黄色が強く表れ、銀を多く配合した場合はメタリックな輝きが楽しめます。
錆びやすさ
10金は18金よりも錆びやすい傾向です。先に紹介したように、金は錆びにくい金属として知られています。
しかし、カラーゴールドは銀・銅・パラジウムなど、金以外の物質が化学反応を起こすことで錆びが生じる場合があるのです。
そのため、純金である24金に近い18金は錆びにくく、金の含有量が少ない10金が錆びやすい性質を持ちます。
10金を扱う際の注意点

10金は18金と比べて錆びる傾向があるため、美しさを保つために以下のポイントを押さえる必要があります。
- ・水に触れないようにする
- ・使用後は布で優しく磨く
- ・保管する際は空気に触れないようにする
ひとつずつ解説します。
水に触れないようにする
10金は水によって錆びが生じる可能性があります。
そのため、10金のジュエリーを身に着けている際は、水に触れないように注意しましょう。
使用後は布で優しく磨く
10金のジュエリーを使用したあとは、柔らかい布で優しく磨きましょう。
皮脂や汗によって変色する可能性があるためです。
磨く際は、研磨効果のある布は避けるのが無難です。
硬度の高い10金とはいえ、キズがつき美しさを損なう場合があります。
保管する際は空気に触れないようにする
10金を保管する際は、できるだけ空気に触れないようにしましょう。
空気に含まれる酸素に反応して錆びが生じる可能性があるためです。
そのため、保管する際はジュエリー用の箱の利用をおすすめします。
ジュエリー用の箱がない場合は、ジップ付きのビニール袋などに入れましょう。
また、経年劣化を防ぐために直射日光・高温多湿の環境を避けるのも美しさを保つポイントです。
変色した10金への対処法

変色した10金のアイテムを元に戻すための対処方法は、大きく分けて4つあります。
|
変色の原因 |
対処方法 |
|
簡単な汚れ |
柔らかいブラシで優しく磨く |
|
皮脂や汗による汚れ |
中性洗剤で洗う |
|
酸化による黒ずみ |
お酢やレモン汁に浸す |
|
硫化による黒ずみ |
重曹水で漬け置きする |
それぞれ解説します。
柔らかいブラシで優しく磨く
変色した10金は柔らかいブラシで優しく磨くのが効果的です。
ただし、強く磨くと表面にキズをつけるおそれがあります。
貴金属専用のブラシや、毛先の柔らかいブラシがおすすめです。
優しく丁寧に磨けば変色が薄くなり、輝きが戻る可能性があります。
中性洗剤で洗う
10金の変色がなかなか落ちないときは、中性洗剤で洗いましょう。
中性洗剤のほかに、ジュエリー洗浄液・シルバークリーナーなどでも洗浄できます。
中性洗剤で洗う方法は以下のとおりです。
- 中性洗剤を溶かした40度程度のぬるま湯を用意する
- 5~10分程度10金をぬるま湯に浸す
- 柔らかブラシで優しく磨く
- 流水ですすぐ
- 柔らかい布で水気を拭き取る
ブラシで磨く際は、力を入れすぎないのがポイントです。
ゴシゴシと擦ってしまうと、10金のアイテムに細かなキズができてしまう可能性があります。
また、変色を落とすために塩素系の洗剤を使用するのもNGです。
例えば、漂白剤を使った場合、含まれている塩素に反応して変色が悪化する可能性があります。
塩素系の洗剤によって発生した変色は、自宅にあるものでは落とせません。
専門業者に依頼する必要があるため、洗剤の成分表は必ずチェックしましょう。
お酢やレモン汁に浸す
酸化による黒ずみには、酸性の液体に浸す対処方法が有効です。以下の手順で試してみてください。
- お湯を沸騰させる
- お酢またはレモン汁を入れる
(お湯1リットルに対し、100g程度が目安) - 10金のアイテムを5分ほど浸す
- 流水でよくすすいで、柔らかい布で拭き取る
酸化は、銅製品によく見られる化学反応のため、銅を多く含んだピンクゴールドのアイテムに効果が見られる可能性があります。
注意点は、メッキが剥がれている状態のアイテムだと、さらに劣化を進めてしまうリスクがある点です。
アイテムの状態をよく観察し、少しでもメッキが剥がれている場合は、こちらの対処方法は避けましょう。
また、珊瑚・真珠・エメラルド・オパールなど、酸に弱い宝石が付いているアクセサリーにも不向きです。
重曹水で漬け置きする
硫化による変色には、重曹を溶かした水に漬け置きする対処方法が効果的です。
重曹とアルミホイルを用意して、以下の手順で試してみてください。
- 耐熱容器にアルミホイルを敷く
- 大さじ1の重曹を入れて、お湯を注ぐ
- 10金のアイテムを入れて、お湯が冷めるまで待つ
(目安は5〜10分ほど) - よくすすいで、柔らかい布で拭き取る
重曹水は、銀を含んだ10金のアイテムに効果を発揮する可能性が高い方法です。
銀とパラジウムを含むホワイトゴールドが変色した場合は、変色が戻るかもしれません。
ただし、メッキの剥がれによる変色は元に戻せません。
10金のアクセサリーのお手入れに便利なグッズ

10金のアクセサリーは、空気中の成分や皮脂・汗によって変色が発生しやすいのが特徴です。
長くきれいに使うためには、以下のお手入れ道具をあらかじめ用意しておくのがおすすめです。
- ・柔らかいクロス
- ・柔らかいブラシ
- ・茶こし
上記のアイテムが必要な理由を解説します。
柔らかいクロス
変色の原因となる汗や皮脂を拭き取るために使用します。
具体的には、アクセサリー専用のクロスや、メガネ拭きで問題ありません。
タオルやティッシュペーパーなどは、目が荒くアクセサリーをキズつけてしまう可能性があるため、おすすめしません。
柔らかいブラシ
柔らかい歯ブラシは、ジュエリーの細かな隙間の汚れを落とすために使用します。
ジュエリーや貴金属専用のブラシが販売されているため、用意しておくとお手入れが簡単になります。
また、ブラシはクロスで落としきれない細部をお手入れするのが目的のため、毛がやわらかければ歯ブラシでも問題ありません。
茶こし
細かなアクセサリーをのお手入れをするのに役立つのが、茶こしです。
流水を使ったお手入れ方法の場合、小さいアクセサリーを排水溝に流してしまう可能性があります。
しかし、茶こしがあれば、小さなピアスや指輪などの紛失を防げます。
100円ショップやドラッグストアで簡単に手に入るため、安全にお手入れをしたい方は、ぜひ試してみてください。
10金を高く売るポイント

10金を売却する際は、以下のポイントを押さえれば高価買取される可能性が高まります。
- ・保証書や鑑定書を揃える
- ・汚れを落としておく
- ・買取相場が高いタイミングに売る
ひとつずつ解説します。
保証書や鑑定書を揃える
保証書や鑑定書がある場合は、一緒に買取に出しましょう。
保証書や鑑定書は金製品の含有率や購入場所を証明できるためです。
中古品は新品に近い状態ほど高価買取されます。
そのため、保証書や鑑定書以外にも、付属していたジュエリーボックス・保存袋・箱・取扱説明書などもセットで売れば高価買取が期待できます。
汚れを落としておく
金製品はきれいなものほど好印象で、買取価格アップにつながりやすくなります。
反対に、汚れが目立つものは評価を下げ、買取価格が下がる可能性があります。
そのため、買取に出す際は柔らかい布で優しく磨き、汚れを落としておきましょう。
買取相場が高いタイミングに売る
10金のジュエリーは「10金の買取相場×重さ」でおおよその買取価格が決まります。
そのため、買取相場が高いタイミングで査定に出せば、高価買取が期待できるでしょう。
金の買取相場はここ数年で高騰、2025年9月の時点で、10金は7,600円以上の価格で取引されています。
そのため、10金を売るなら今がチャンスです。
最新の買取相場は以下のボタンから確認できるため、チェックしてみてください。
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まとめ:10金を売るなら『買取むすび』におまかせください

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