【買取】大量のバラ切手を高く売るポイントと売却以外の活用方法
「バラバラの切手がたくさんあるので売りたい」
「高く買い取ってもらえる店はどこ?」
このように考えていませんか?
バラの切手には価値があるため、売却せずに処分するのは勿体ありません。
なかには希少性が高く高額で買取される切手が眠っている可能性があります。
しかし、大量のバラ切手を売りたくても、どのように売れば良いのかわからない方は多いでしょう。
本記事では、切手の「バラ」と「シート」の違いや高く売る方法、売れない切手の活用方法まで解説します。
バラ切手の売却にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
※切手買取は査定に時間を要することもあるため、事前に電話にてご相談ください。
<この記事でわかること>
- ・「バラ」と「シート」の違い
- ・ばらの切手を高く売る方法
- ・売れない切手の活用方法
目次
「バラ」と「シート」の違い
切手の売却には保管状態が重要です。特に「バラ」と「シート」の形態は価値に大きく影響します。
まずは、バラとシートの違いについて以下の点から見ていきましょう。
- ・シートの定義
- ・バラよりシートが高く売れる理由
- ・バラでは売れない場合がある
それぞれ解説します。
シートの定義
シートとは、切手が印刷された紙の全体、または一部を指し複数の切手が一枚の紙に印刷されている状態です。
シートは切手収集の世界で高く評価される要素のひとつであり、「耳紙(みみがみ)」と呼ばれる余白部分が非常に重要になります。
耳紙とは、切手シートの周囲にある余分な紙のことで、切り取られたり、欠けたりしていると、バラ切手と見なされることがあります。
例えば、10枚の切手が一揃いになったシートであれば、縦5枚・横2枚のようにきちんと並び、周囲を耳紙が囲んでいる状態が理想です。
ただし、耳紙がなくても切手自体が切り取られていない場合は、シートとして扱う業者もあります。
また、糊落ちにも注意が必要です。糊落ちとは、未使用の切手シートでも、経年劣化などの理由で裏面の糊が落ちている状態を指します。
糊落ちした切手は、切手シートとしての価値が低く見られることが多く、バラ切手と同様に扱われることもあります。
バラよりシートが高く売れる
一般的に、シート状態で保持されている切手の方がバラの切手よりも高価で売れる傾向です。
シートが切手の完全性を保持しているため、コレクターにとってはより魅力的で価値が高いとされるからです。
シートはデザインや歴史的背景を含め、切手コレクションとしての価値を最大限に引き出せます。
バラでは売れない場合がある
バラの切手は、シートから切り離された単独の切手を指します。
シートと比較してコレクションとしての完全性が損なわれるため、一部のコレクターや買取業者からは敬遠されがちです。
特に、希少性やデザインの完全性を重視するコレクターの場合、バラの切手ではコレクションの一部としての価値が低く評価されます。
そのため、バラの切手は売れにくい、または思ったよりも低い価値となる可能性があります。
バラの切手を高く売る方法3つの方法
バラの切手を高く売るためには以下の方法を試してみてください。
- ・仕分けする
- ・台紙貼りする
- ・まとめて売る
ひとつずつ紹介します。
仕分けする
バラの切手を高額買取してもらうには、仕分けが大切です。
切手をテーマや販売時期、国別などに分類すれば、買取業者やコレクターが興味を持つ特定のジャンルを簡単に見つけ出せます。
例えば、風景や人物をモチーフにした切手は、特定の趣味を持つコレクターに人気があります。
また、希少性が高いとされるエラー切手などは、別途分けておくと良いでしょう。
台紙貼りする
バラの切手を売る際には、台紙に貼り付けることが推奨されます。
台紙に貼ることで、切手がダメージを受けることなく、現状を保持できます。
また、整理された見た目は買取業者に良い印象を与え、査定価格にもプラスに働くことも期待できるでしょう。
台紙に貼る際は、切手同士が重ならないように注意し、種類ごとに分けるなど、見やすさにも配慮が必要です。
まとめて売る
少量のバラ切手よりも、まとまった量を売った方が高価買取に繋がる場合があります。
多くの買取業者は、一度に多くの切手を取り扱う方が効率的なため、まとめて売ることで査定価格が上がるのです。
ただし、この場合でも仕分けや台紙への貼り付けは重要で、整理された状態で査定に出すことが、買取価格を高めるカギとなります。
台紙貼りする方法
台紙貼りには、いくつかのポイントがあります。
持ち込む買取業者や郵便局によって、台紙に使う用紙サイズが異なる場合があるため、事前に確認しておくことが重要です。
一般的に用いられる用紙のサイズは、A3またはA4で、同じ額面の切手を均等に並べて貼り付けます。
切手をきれいにそろえ、それぞれの枚数と合計金額を「5円切手×100枚=500円」のように、誰が見ても分かりやすく記入しましょう。
切手を台紙に貼り付ける際は粘着テープを使用せず、切手裏面をわずかに湿らせて貼り付ける方法がおすすめです。
切手の損傷を防ぎながら、必要なときに簡単に剥がせます。
バラ切手を売却できる場所
バラ切手を売却するには、以下の買取業者を利用できます。
- ・金券ショップ
- ・買取専門店
それぞれの特徴を見ていきましょう。
金券ショップ
金券ショップは、バラ切手を含む豊富な種類の切手を買取してくれる場所です。
通常の使用済みの切手から、記念切手や未使用の切手まで、幅広く扱っています。
金券ショップの利点は、手軽に近所で買取依頼できることと、迅速に現金化できることです。
しかし、専門的な切手の価値を見極められるスタッフが常駐しているわけではないため、希少価値が高い切手の場合でも、適正価格での買取が難しいこともあります。
買取専門店
切手やコレクション品を専門に取り扱う買取専門店も、バラ切手の売却におすすめです。
買取専門店では、切手の種類や希少性、状態を細かく評価し適正価格での買取が期待できます。
特に、古い切手や珍しいデザインの切手、高額な記念切手などは、専門知識を持ったスタッフによる査定が必要です。
買取専門店では、経験豊富な鑑定士が常駐していることも多く、切手の価値を最大限に評価してもらえる可能性があります。
『買取むすび』は、豊富な買取実績と専門知識を活かして、高価買取が可能です。
査定は無料のため、お気軽にご利用ください。
売れない切手の活用方法
切手の中には、買取ができない切手もあります。以下の状態での買取は難しい場合が多いでしょう。
- ・表面に剥がれ、欠けがあるもの
- ・封筒から切り取られたもの
- ・糊なしのもの
- ・1円未満の額面
- ・琉球切手
- ・一部の外国切手
以上の切手は、買取を断られるケースが珍しくありません。
しかし、買取できないバラ切手でも、活用する方法がいくつかあります。
活用方法は以下の通りです。
- ・はがきやレターパックに交換
- ・額面どおりの料金で使える
- ・バラ切手をシートに交換して売る
買取ができない切手があれば、ぜひ参考にしてみてください。
はがきやレターパックに交換
はがきやレターパックを頻繁に使用する方には、切手と交換する方法がおすすめ。
不要になった郵便切手等は、所定の手数料をお支払いいただければ、はがきやレターパックに交換できます。
直接「切手での購入」はできませんが、「交換」は可能です。
ただし、切手一枚ごとに5円の手数料がかかります(10円未満の切手の場合は、交換額の半額が手数料になります)。
そのため、額面が小さい切手を大量に交換する場合、手数料が高額になる可能性があるため注意が必要です。
この手数料は切手代と相殺できますが、おつりは出ない点も覚えておきましょう。
額面どおりの料金で使える
台紙に整理された切手は、郵便局の窓口で特定のサービス支払いに使用できます。
よく料金別納便やゆうパックを利用する方にとっては便利な方法と言えるでしょう。
ただし、メルカリ便やラクマなどのアプリを使用した料金決済サービスでは、切手は使用できないため注意が必要です。
バラ切手をシートに交換して売る
バラ状態の切手は買取価格が低くなりがちですが、郵便局でシートに交換すると買取価格を高められます。
なかでも、1,000円額面の切手シートは需要が高く、買取価格も比較的高価になる傾向があるため、交換することをおすすめします。
交換作業には郵便局での申請や手続きが必要ため少し手間がかかりますが、その分買取価格を高められるため、切手を高く売りたい方には有効な方法と言えるでしょう。
バラ切手の買取にお悩みなら『買取むすび』におまかせ
切手を高く売るためには、「バラ」か「シート」という形態の違いを理解し、適切な方法で買取業者に持ち込むことが重要です。
バラ切手を高価買取してもらうには仕分け・台紙貼り・まとめて売るといったポイントを押さえると高額買取につながります。
また、買取が難しい切手でも、はがきやレターパックへの交換や郵便料金として使用可能です。
買取だけでなく、これらの方法を上手に活用して、手元にある切手を賢く使いましょう。
『買取むすび』では、無料査定を実施しています。
大量にあってお困りのバラ切手でも一つひとつ丁寧に査定し、適正価格で買取しているため、ぜひ一度ご利用ください。
※切手買取は査定に時間を要することもあるため、事前に電話にてご相談ください。
古い切手や未使用切手をお持ちの方は、こちらの記事も参考にしてみてください。