昔の切手には価値がある!高く売れる記念切手やプレミア切手を公開
「昔の切手に需要はあるの?」
「高く売る方法は?」
このような疑問はありませんか?
昔の切手には、希少性があり買取市場において高額で取引される商品があります。
そのため、押入れやアルバムに眠っている昔の切手のなかには、思いがけない高値で取引されるものがあるかもしれません。
しかし、何が価値を持つのか、どのように売却すれば良いのかわからない方も多いでしょう。
本記事では、買い手の多い人気の切手・希少性の高い切手・保存状態の良い切手・中国切手の魅力を紹介します。
切手の買取を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
価値がつく昔の切手の特徴
価値がつく昔の切手には、いくつかの特徴があります。
以下の4つの切手を例に見ていきましょう。
- ・買い手が多く人気のある切手
- ・発行枚数の少ない切手
- ・保存状態が良好な切手
- ・中国で発行された切手
それぞれ解説します。
買い手が多く人気のある切手
切手の価値はテーマやデザインで決まります。
例えば、歴史的な出来事・有名な人物・美しい自然の風景など、多くの人が興味を持ちやすいテーマやデザインは、一般的に高い人気とともに需要があります。
以下の記事でも詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
発行枚数の少ない切手
発行枚数が少ない切手は、希少性から高価買取される傾向にあります。
1960年代の後半には、日本で切手収集が大流行しました。
ブームの影響で、1960年代以降に発行された記念切手の発行枚数は大幅に増加。
現存する数が多いため、1960年代後半以降に発行された記念切手は、希少性が低く評価される傾向があります。
切手の価値を正確に知るためには、発行枚数だけでなく、発行された時期も重要なポイントとなるため注意しましょう。
以下の記事でも詳しく解説しているため、ぜひご覧ください。
保存状態が良好な切手
切手の状態によって価値が変わります。
色褪せ・折れ・シミ・破損などがない保存状態が良好な切手は、高い価値があります。
コレクターは通常、美しい状態の商品を好み、保存状態が良好な切手はプレミアがつきやすい傾向です。
以下の記事では、未使用切手について詳しく紹介しているため、参考にしてみてください。
中国で発行された切手
中国で発行された切手は、独特の文化的背景と歴史的価値により、世界中の切手コレクターから高い注目を集めています。
特に文化大革命期間中に発行された切手や初期の希少な切手は高い価値があります。
以下の記事で、外国切手について詳しく紹介しているため、参考にしてみてください。
日本で発行された価値の高い切手
高額で取引される日本の切手は以下の通りです。
- ・見返り美人
- ・月に雁(かり)
- ・明治時代の切手
- ・文化人切手
それぞれの特徴を見ていきましょう。
見返り美人
菱川師宣の浮世絵を題材とした「見返り美人」は、1873年に発行された切手です。
当時は珍しい縦長の形状と、美しい女性像が描かれたデザインで注目を集めました。
発行枚数は150万枚と比較的少ないため、現在では状態の良いものだと数十万円の価値を持つこともあります。
月に雁(かり)
雪月花をテーマとした切手シリーズの第1弾として1894年に発行された「月に雁」は、繊細な色彩と奥深い構図で高く評価される切手です。
額面は8銭と低額ですが、発行枚数が少なく状態の良いものが少ないため、近年は価格が上昇傾向にあります。
明治時代の切手
明治時代は、日本の近代化が急速に進んだ時代を反映したさまざまな切手が発行されました。
特に、竜文切手や桜切手は、日本の切手史における重要な存在として人気です。
切手 |
詳細 |
竜文切手 |
1871年に発行された日本初の切手。龍の絵柄が描かれており、希少価値の高い切手として有名。 |
桜切手 |
1872年に発行された切手。桜の花が描かれており、日本の代表的な切手のひとつ。 |
文化人切手
日本の文化人を描いた切手シリーズは、人物の功績を称えるとともに日本の文化を世界に発信する役割も担っている切手です。
代表的な切手として、夏目漱石・川端康成・森永太一郎(森永製菓創業者)などが挙げられます。
日本の歴史・文化・芸術を理解する上で貴重な資料となり、コレクションとして楽しむだけでなく、背景にある物語を楽しめる商品です。
中国で発行された価値の高い切手
中国は長い歴史と豊かな文化を持つ国で、切手にも魅力が反映されています。
中国で発行された切手の中でも、特に注目される4つの商品を見ていきましょう。
- ・赤猿切手
- ・全国の山河は赤一色切手
- ・革命的な現代京劇切手
- ・オオパンダ切手
それぞれ紹介します。
赤猿切手
1955年に発行された「赤猿切手」は、中国初の記念切手として知られています。
当時としては珍しい鮮やかな赤色と、力強い猿の描画が特徴です。
発行枚数が少なく、状態の良いものは数十万円の価値を持つこともあります。
全国の山河は赤一色切手
1968年に発行された「全国の山河は赤一色切手」は、文化大革命時代の政治的なメッセージが込められた切手です。
切手には当時の中国風景が描かれていますが、現在は政治的な理由から発行停止となっています。
そのため、希少価値が高く高値で取引されています。
革命的な現代京劇切手
1970年代に発行された「革命的な現代京劇切手」は、毛沢東主席の指示によって製作された切手です。
京劇の演劇を題材とした美しいデザインで、中国の文化を世界に発信する役割を果たしました。
現在も人気が高く、高値で取引されています。
オオパンダ切手
中国のシンボルであるオオパンダを描いた切手は、中国切手の中でも特に人気のあるシリーズです。
また、1982年に発行された「オオパンダと子供」は、愛らしいオオパンダの姿が描かれた代表的な切手で人気があります。
近年は新しいデザインのオオパンダ切手も発行されており、コレクションとして注目されています。
昔の切手を高く売る3つの方法
昔の切手を高く売るための方法はいくつかありますが、特に効果的な3つの方法を紹介します。
- ・シートのまま売る
- ・仕分けして売る
- ・まとめて売る
切手の高額買取を実現できる可能性があるため、ぜひ試してみてください。
シートのまま売る
シート状の切手は、一枚にまとめて印刷されており、小さな穴(目打ち)が切手同士の間に開けられています。
目打ちの状態の良さも重要な評価ポイントとなるため、シート切手をばらすことなく完全な形で保持しておくことが重要です。
シートにまとまっている切手は「完璧な状態」と考えられ、同じ切手でもバラの状態より価値が高いとされています。
仕分けして売る
バラの切手を高く売りたい場合、丁寧に分類することが大切です。
テーマ・発売時期・国ごとに分けることで、買い取り業者やコレクターが求める特定の種類を簡単に見つけられます。
たとえば、風景や人物が描かれた切手は特定のコレクションを持つ人に人気があります。
エラー切手などの珍しい切手は別にしておくと良いでしょう。
まとめて売る
少量よりも多くの切手を一緒に売る方が、高く評価されることがあります。
多くの切手を一度に扱う方が業者にとっても効率的なため、まとめて査定に出すと買取価格が上がる傾向です。
しかし、まとめて売る際も切手をきちんと分類し、整理しておくことが高価買取へのカギとなります。
昔の切手を売るときによくある質問
昔の切手を売る時によくある質問をまとめました。
質問内容は以下の通りです。
- Q.「〇〇円+5円」と印字されている切手の額面はいくらですか?
- Q.欠けのある切手は買取できますか?
- Q.手紙や封筒に貼った未使用の切手は買取できますか?
ひとつずつ回答していきます。
Q.「〇〇円+5円」と印字されている切手の額面はいくらですか?
A.「〇〇円+5円」と記された切手は、「寄付金付き切手」と呼ばれ、切手の価値(額面)に加えて、寄付金が上乗せされています。
たとえば、「50円+5円」とある切手の額面は50円です。
Q.欠けのある切手は買取できますか?
A.切手の状態は買取価格に大きく影響します。
特に、重要な部分やデザインが損傷している切手は、コレクション価値が大きく下がるため、場合によっては買取不可となる可能性もあります。
買取の可否は、実際に見てみないと判断できないため、ぜひ一度査定に出してみてください。
Q.手紙や封筒に貼った未使用の切手は買取できますか?
A.はい、手紙や封筒に貼られたままの未使用切手も買取対象となります。
ただし、切手や紙の状態によっては、買取価格に影響することもあるため、ぜひ査定にだしてみてください。
以下の記事ではバラの切手について詳しく紹介しています。
昔の切手の価値は『買取むすび』の無料査定で確かめよう
昔の切手は、需要供給のバランス・希少性・保存状態などによって価値が決まります。
一見、普通の切手でも、価値があり高価買取が期待できる物も少なくありません。
昔の切手の価値は、発行枚数・状態・デザイン・希少性などによって大きく左右されます。
高額買取を実現するには、シートのまま保存・テーマや年代による仕分け・まとめて売却など、いくつかのポイントを意識することが重要です。
『買取むすび』では、昔の切手に精通した鑑定士が一枚一枚丁寧に査定します。
昔の切手をお持ちの方は、『買取むすび』の無料査定で価値を確かめてみてください。
※大量に切手がある場合は、即日対応が困難な場合があります。
査定に持ち込む前に、ぜひ一度ご相談ください。