お年玉切手シートの買取価格は?高く売れるシートの価格や買取に出す際の注意点も紹介
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「お年玉切手シートの買取価格が知りたい」
「高く売れる切手シートはある?」
このように考えていませんか?
お年玉切手シートは、お年玉付き年賀はがきの抽選によって入手できる特殊な切手シートです。
過去に当せんして引き換えたけど、使い道がなくて困っている方もいるでしょう。この記事では、近年のお年玉切手シートの買取価格や高く売れる種類を紹介します。
ぜひ、買取に出す際の参考にしてみてください。
目次
お年玉切手シートの買取価格
お年玉切手シートは、お年玉付き年賀はがきの賞品として昭和25年から現在まで70年以上発行されています。
年ごとに違うデザインはどれも魅力的なうえに再販されないため、コレクションする人もいます。コレクション以外にも、通常の切手のように使用できるため、中古市場での需要もあり、買取専門店などで売却可能です。
種類が豊富なため、ここでは令和元年から令和6年までの買取価格を紹介します。
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お年玉切手シートの買取価格
年 柄 額面 換金率 令和6年(2024年) 束ね熨斗(のし) 84・63円 ~90% 令和5年(2023年) 2匹のウサギ 84・63円 令和4年(2022年) 2匹のトラ 84・63円 令和3年(2021年) ツルとカメ 84・63円 令和2年(2020年) ネズミと「福寿」の文字 84・63円 平成31年/令和元年(2019年) 2匹の招きネコ 82・62円
買取価格は、最大で額面の90%と、決して高い金額ではありません。近年のお年玉切手シートは現存する数が多く希少性がないため、高価買取されないのです。
しかし、昭和30年頃の年代物は、現存する数が少なく、額面以上で売れる場合があります。
高価買取される可能性のあるお年玉切手シートの特徴と買取価格は次項で紹介します。
高く売れるお年玉切手シート
年代物のお年玉切手シートは、入手の難しさによって付加価値が生まれ、高価買取される場合があります。高く売れる可能性のあるお年玉切手シートは以下のとおりです。
- ・昭和25年|応拳の虎
- ・昭和26年|少女と兎
- ・昭和27年|翁の面
- ・昭和28年|三番叟人形(さんばんそうにんぎょう)
- ・昭和29年|三春駒(みはるごま)
- ・昭和30年|加賀起き上がり
- ・昭和31年|こけし
- ・昭和32年|だんじり
ひとつずつ特徴や買取価格を紹介します。
昭和25年|応拳の虎
お年玉付き年賀はがきの抽選が始まった昭和25年の6等賞品として配布された種類です。
画家として江戸時代に活躍した円山応拳(まるやまおうきょ)の「龍虎の図」から虎の姿が採用されました。
80面シートの場合、買取価格は~98,000円。発行数が90万枚と少ないうえに、1回目の賞品ということもあり、最も高い金額で取引されています。
昭和26年|少女と兎
兎を抱きかかえる少女が描かれたお年玉切手シートです。80面シートの場合、買取価格は~45,000円。
発行数は300万枚と数が多いため、昭和25年の応挙の虎と比べると買取価格は劣りますが、歴代のお年玉切手シートの中では高額で取引されています。
昭和27年|翁の面(おきなのめん)
能楽で使われる翁の面が描かれたお年玉切手シートです。翁の面は、正月などのお祝いの場で演じられる「翁」にて使用される能面であり、縁起物として扱われています。
翁の面のお年玉切手シートは20面シートの場合、~25,000円で買取される傾向です。
昭和28年|三番叟人形(さんばんそうにんぎょう)
三番叟とは、能楽の演目でおこなわれる「翁の舞」にて、翁の後に舞う役を指します。翁の面がデザインされた昭和27年の翌年にぴったりの絵柄といえるでしょう。
20面シートの場合、買取価格は~18,000円。発行数が300万枚ほどと多い傾向ですが、高価買取が期待できます。
昭和29年|三春駒(みはるごま)
三春駒とは、福島県の伝統工芸品として親しまれている馬型の郷土玩具です。お年玉切手シートの絵柄となったことを口切りに、全国に知られるようになりました。
20面シートの場合、買取価格は~16,000円です。子宝・安産・子育てのお守りとして知られている三春駒は、縁起物として1年の始まりにふさわしいデザインといえるでしょう。
昭和30年|加賀起き上がり
可愛らしいだるまが描かれた絵柄が特徴のお年玉切手シートです。描かれているだるまは「加賀起き上がり」で石川県の郷土玩具として親しまれています。
買取価格は、1枚あたり最大で額面の90%。婚礼祝いや誕生日などの贈り物にも選ばれる縁起物であり、昭和30年の絵柄に採用されました。
昭和31年|こけし
宮城県の伝統工芸品である「こけし」と「えじこ」が描かれている点が特徴です。えじことは、こけしの中のひとつで、稲藁で作られたカゴの中にいる赤ん坊を表現しています。
買取価格は、1枚あたり最大で額面の90%。発行枚数は400万枚と多く、現存する数も多いため買取価格は低い傾向です。
昭和32年|だんじり
だんじりとは、祭礼に使用される山車(だし)を指す言葉です。昭和32年のお年玉切手シートには、長崎県の郷土玩具として愛されている「鯨のだんじり」が描かれています。
買取価格は、1枚あたり最大で額面の90%。鯨は「苦を知らず」という意味があります。富や豊漁の神様として扱われており、お年玉切手シートにぴったりといえるでしょう。
お年玉切手を買取に出す際の注意点
切手は、数十枚の切手が連なっている状態のシートと、シートから1枚ずつ切り離したバラの2種類があります。
シートは、バラよりもコレクションとしての価値や魅力があり、高値で取引される傾向です。そのため、買取に出す際は切り離さないようにしましょう。
切り離したからといって価値がゼロになるわけではありません。バラ切手を売却できる場所や、高く売る方法については以下の記事をご覧ください。
お年玉賞品の引換方法
お年玉切手シートは、抽選の賞品として手に入れられます。まだ引換していない方は、以下の手順を参考にしてみてください。
- 1.当せん番号を確認する
- 2.郵便局の窓口へ持っていく
それぞれ解説します。
1.当せん番号を確認する
はがきの宛名面に記載されている6桁の番号を確認して、当せんしているか確認しましょう。当せん番号は日本郵便公式サイト・郵便局の窓口・新聞などで確認できます。
2.郵便局の窓口へ持っていく
はがきを持って、郵便局の窓口へ持っていきましょう。お年玉賞品の引換期間は1~7月です。6か月もありますが、期間を過ぎると引換できなくなるため、早めに持っていきましょう。
未使用の年賀はがきでも引き換えできます。1・2等が当せんした場合は、本人確認ができる運転免許証・健康保険証などが必要になるため、一緒に持っていきましょう。
『買取むすび』でお年玉切手シートを売る3つの方法
『買取むすび』でお年玉切手シートを売る際は、以下の3つから買取方法をお選びいただけます。
- ・店頭買取
- ・出張買取
- ・宅配買取
ひとつずつ紹介します。
※切手の量が多い際は当日対応が難しい場合があるため、いずれの方法でも事前にご連絡ください。
(TEL:0120-111-865)
店頭買取
お年玉切手シートを店頭にお持ち込みいただく方法です。店内には熟練の鑑定士がいるため、わからないことや疑問に思うことを気軽に質問できます。
査定額にご納得いただけた場合は、その場で現金をお支払いいたします。査定料は無料。ご成約とならなくても費用はかからないため、ぜひ試してみてください。
出張買取
『買取むすび』の鑑定士がご自宅へ伺い、お年玉切手シートを査定・買取する方法です。電話もしくは下のボタンからお申込みいただければ、ご都合の良い日時にお伺いします。
店頭に行かなくても品物を売却できるため、売りたい物が多い方におすすめの方法です。査定料・出張料は無料。買取価格にご納得いただけなくても費用はかからないため、ぜひお試しください。
※一部対応できない地域があります。対応地域以外にお住まいの方は次の「宅配買取」が便利です。
宅配買取
宅配便で切手買取を送って査定・買取する方法です。『買取むすび』からお送りする宅配キットもしくは段ボールにお年玉切手シートを入れて送るだけでご利用いただけます。
査定料は無料。査定額にご納得いただけた場合は、指定の銀行口座に振込みいたします。下のボタンから簡単に申し込めるため、ぜひお気軽に試してみてください。
お年玉切手シートを高く売るなら『買取むすび』へ
通常の切手とは異なり、お年玉切手シートは抽選によって入手できる特殊な切手シートです。発行数が限られているうえに、再販されないため、年代物のお年玉切手シートは高価買取できる可能性があります。
シートの状態で査定に出せば、より高価買取が狙えるでしょう。『買取むすび』もお年玉切手シートを買取しています。ほかの会社よりも高い価格で買取できるため、ぜひこの機会に査定を試してみてください。