【知らないと損】古い切手の価値とは?高額買取できる切手と高く売る方法

「古い切手には価値があるの?」

「少しでも高く売るにはどうすればいいの?」

このような疑問はありませんか?

古い切手は、コレクターも多く思わぬ価値が隠されている可能性があります。

しかし、どのようにすれば売れるのか、またどこで売ればいいのかわからない方も多いでしょう。

本記事では、古い切手の価値を見極めるポイントと、高額で買取してもらう方法を紹介します。

希少な切手を見出し、適切な価格で売却するための参考にしてみてください。

<この記事でわかること>

  • ・古い切手の価値
  • ・需要のある古い切手
  • ・古い切手を高く売る方法

知らないと損する|古い切手の価値

切手

古い切手の売却を検討する際は、価値を理解しておく必要があります。

古い切手の価値を決定するポイントは以下の通りです。

  • ・発行枚数の少ない切手
  • ・需要の多い切手
  • ・保管状態の良い切手
  • ・記念切手
  • ・中国切手

それぞれ見ていきましょう。

発行枚数の少ない切手

発行枚数が少ない切手は、希少性から高い価値を持つことが多い傾向です。

限定発行された切手や、誤って発行されたものは、コレクターの間で特に高く評価されます。

この種の切手は、市場への流通が少ないため、見つけた際には高額買取のチャンスです。

需要の多い切手

一部のテーマやデザインに関連する切手は、特定のコレクターから高い需要があります。

例えば、歴史的な出来事をテーマにした切手は、その分野に関心を持つコレクターからの需要が高く、価値が上がる傾向です。

保管状態の良い切手

切手の価値は、保管状態に大きく左右されます。

色褪せや破れ、折れなどがなく新品に近い状態の切手は、状態が悪いものよりもはるかに価値があるため、保管状態は重要です。

特に、郵便で使用されず、ゴム印が押されていない未使用切手は使用済み切手に比べ価値があります。

未使用切手をお持ちの方は以下の記事も参考にしてみてください。

記念切手

特定の記念日やイベントのために発行された記念切手は、コレクターの間で人気があります。

文化や歴史を反映しており、収集の対象として高い価値を持つためです。

中国切手

中国切手は、コレクターの間で人気があり、高い価値があります。

特に文化大革命期の切手や希少なデザインの切手は、世界中のコレクターから高い評価を受けています。

中国切手の市場は非常に活発で、価値が急上昇することも珍しくありません。

高額買取が期待できるレア切手例

切手

レアな切手はコレクターの間で高く評価されており、高額買取が期待できます。

以下は、特に価値が高いとされる切手です。

  • ・見返り美人切手
  • ・月に雁(つきにかり)切手
  • ・ビードロを吹く娘切手
  • ・竜文切手
  • ・桜切手

それぞれ紹介します。

見返り美人切手

見返り美人切手の最大の特徴は、美しいデザインです。

切手に描かれているのは、葛飾北斎の弟子である歌川広重が描いた美人画で、日本女性の優美さと凛とした美しさを見事に捉えています。

切手の色彩は落ち着いた色合いが使われており、日本の伝統美を感じさせます。

発行枚数が少なかったこともあり、現存する見返り美人切手は非常に希少で、高額で取引されているのです。

月に雁(つきにかり)切手

月に雁切手は、日本の郵便切手としては珍しい長方形のデザインと題材を採用しており、切手コレクターの間で特に注目されている一枚です。

日本の自然や文化を象徴するモチーフ「月と雁」を美しく描いたものであり、日本の四季を感じさせる独特の情緒が評価されています。

発行された当時からデザインの美しさから、美術品としても愛されており、高額で取引されています。

ビードロを吹く娘切手

ビードロを吹く娘切手は、日本の風俗画を題材にした切手シリーズの中でも、特に人気が高い一枚です。

日本の伝統的な遊び「ビードロ吹き」をしている女性の姿を描いており、日本の美しい伝統文化と優雅な生活様式を表現しています。

ビードロは底の部分が薄く、細い棒を咥えて息を入れると音が出るおもちゃです。

美術品としての価値も高く、切手コレクターだけでなく、日本美術を愛する人々からも高い評価を受けています。

竜文切手

竜文切手は、日本で初めて発行された郵便切手のひとつで、名前の通り竜の図案が特徴的なデザインです。

1871年に発行され、日本の近代郵便制度の始まりを象徴する重要なアイテムで、国内だけでなく海外の切手コレクターからも高い評価を受けています。

竜文切手は、歴史的背景と希少性から、高額で取引されています。

桜切手

桜切手は、日本の美しい自然と文化を象徴する桜をデザインに取り入れた切手です。

日本各地で春の訪れと共に咲き誇る桜は、国民にとって特別な存在であり、その美しさと儚さは多くの文学作品や芸術にも影響を与えてきました。

初期の桜切手は比較的シンプルなデザインでしたが、時代が進むにつれて桜の種類や背景に日本の風景を取り入れるなど、より複雑で美しいデザインのものが登場しています。

製造時期によって製造技術やデザインの流行を反映しており、収集することで日本の歴史や文化を深く理解できるとして人気があります。

切手の売却時によくある間違い

切手

切手の売却時によくある間違いは以下の通りです。

  • ・古いだけで価値がある
  • ・使用済に価値がない
  • ・「中華民国」の印字

それぞれ見ていきましょう。

古いだけで価値がある

古い切手すべてに価値があるとは言えません。

例えば、「30年前に集めた切手」と「30年間にわたって集め続けた切手」では、その価値に大きな差があります。

安価な切手は年月が経っても価値は上がりません。

逆に、最近の切手であっても、熱心なコレクターが集めたものは、魅力的で人気が出ることがあります。

単に「古いから価値がある」とは限らないということです。

また、「古い」とされる基準も、一部例外はありますが40〜50年程度では満たされず、戦後に発行された切手にはプレミアがつくものはほとんどありません

使用済に価値がない

使用済みで消印が押された切手にも価値がつくことがあります。

消印は、切手やハガキが使用された証として押される日付印です。

消印自体の種類や押された背景に応じて価値が生まれる切手があります。

特に価値が認められる消印の例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • ・記念切手が発売された日に押された消印
  • ・国や地域の特別な記念イベントに関連する消印
  • ・特定の地域でのみ使用される限定の消印

場合によっては、消印が切手そのものの価値を上回ることもあるため、消印付きの古切手や使用済み切手は、価値を見逃さないよう丁寧に扱うのが大切です。

「中華民国」の印字

「中華民国」と記された切手は、中国ではなく台湾の切手です。

多くの中国切手には「中華人民郵政」または「中国人民郵政」という文字が含まれています。

中国切手と混同しやすい点に注意が必要です。

また、孫文の図柄が入った古い中国切手、いわゆる「旧中国切手」は、一部の価値あるものを除き、大量に日本に持ち込まれたため、評価が低いものが多くあります。

古い切手を高く売る3つのポイント

切手

古い切手を売却する際は以下の方法を試すことで買取額アップがきたいできます。

  • ・シートのままで売る
  • ・価値を事前に調べておく
  • ・小分けしておく

それぞれ紹介します。

シートのままで売る

古い切手を売りたい場合、シート状態で保持しているものはそのままの状態で売ることが重要です。

シートのままの切手は、バラで売るよりも価値が高く評価されやすい傾向にあります。

切手はシート全体でひとつのコレクションとしての完全性が保たれるため、コレクターにとって大きな魅力となるためです。

また、保存状態が良好であることも、シートのままであればより明確に伝わります。

切手がバラバラになっている場合は以下の記事をご覧ください。

価値を事前に調べておく

古い切手は売る前に価値を調べておくのが大切です。

インターネットや専門の書籍などで、持っている切手の市場価値や希少性を確認しましょう。

特定の時期やイベントに関連する切手、限定発行された切手などは特に高価買取の対象となることがあります。

自分の切手がどれほどの価値があるのかを知ることで、適切な価格で売却することが可能になります。

小分けしておく

複数枚の切手を売却する際には、テーマや種類ごとに小分けして整理しておくと良いでしょう。

買取側が切手の価値を判断しやすくすると共に、特定のコレクターが興味を持つ可能性のある切手を見つけやすくするためです。

例えば、航空切手・動物切手・記念切手などのカテゴリーに分けることで、それぞれの切手の特徴や価値が明確に伝わりやすくなり、買取価格が上がる可能性があります。

古い切手の価値は『買取むすび』で査定を受けよう

切手

古い切手のコレクションを持っていても、価値がわからない方は非常に多くいます。

そのようなときは、買取専門店の査定を利用すると良いでしょう。

『買取むすび』では、古い切手の価値を正確に見極め、適正な価格を提示いたします。

経験豊富な鑑定士が査定するため、見落としがちな希少性や、特定のコレクターが求める特殊な価値も見逃しません。

切手の量が多い場合は査定にお時間をいただくことがあります。

査定に持ち込む前に一度お問い合わせください。

価値のわからない古い切手は、ぜひお近くの『買取むすび』にご相談ください。

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