絵画買取はどこに依頼すべき?売却時の注意点と『買取むすび』が選ばれる理由を解説

「絵画を買取に出すときの注意点を知りたい」
「自分や子供の絵を売る方法が知りたい」
このように考えていませんか。
自分や子供が描いた絵画を売却したい場合、いくつかの方法があります。
本記事では、絵画の売却方法や、絵画を適正価格で売るために気をつけたいポイントを解説します。絵画を買取に出して利益を得たときの税金についても理解できるため、ぜひ最後までご覧ください。
目次
絵画を売る方法
絵画を売る方法は、主に以下の4つです。
- ・オンラインプラットフォームを利用
- ・委託販売
- ・オークションの利用
- ・買取専門店への売却
ひとつずつ特徴や注意点を解説します。
オンラインプラットフォームを利用
無名の絵画や自作の絵画はオンラインプラットフォームで簡単に出品できます。主なプラットフォームとそれぞれの特徴は、下表でご確認ください。
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絵画を出品できるオンラインプラットフォーム一覧
絵画などの自分の制作物を売りたい人は、プロ・アマチュア問わず数多くいるため、ただ掲載しただけで買い手がつくケースは稀です。
そのため、SNSに作品を載せて宣伝したり、知名度を上げたりして集客力を高める必要があります。
委託販売
委託販売は、ギャラリーやカフェなどに作品を預け、来店者に直接購入してもらう販売方法です。
作品を実際に見てもらえるため、購入者との接点が増え、ファン化による集客が見込めます。
また、自分で価格設定ができ、一般的な買取方式より高額で売れる可能性がある点も特徴です。
一方、売上の一部(20~60%程度)がギャラリー側に渡ったり、売上が支払われるまで数ヶ月かかったりと、さまざまなルールがあります。
委託販売する場合、委託先との契約内容を事前にしっかり確認する必要があるでしょう。また、委託先の客層が、作品のテイストにあっているかも確認すべきポイントです。
オークションの利用
インターネットオークションは、無名の絵画や自分の絵を高く売る場合に適した方法です。
オークションにはアートコレクターが集まるため、複数の購入希望者の競り合いによって、高値で売却できる可能性があります。
一方、会員登録料や出品手数料が発生する場合があり、売却前の準備に費用がかかるケースもあります。
写真撮影や説明文作成などを自分で設定する必要があるため、手間に感じる人もいるでしょう。
また、絵画に関する知識不足によって適正価格以下で売ってしまうなども注意が必要です。
買取専門店への売却
美術品を扱っている買取専門業者の利用は、すぐに現金化したい場合にメリットの多い方法です。
価値を測るのが難しい絵画でも、専門知識を持つ鑑定士であれば正確な価値を判断可能です。
買取専門店によっては、LINE査定やメール査定など、スマホから簡単に依頼できるサービスを提供しています。
買取方法も、店頭買取・宅配買取・出張買取などから、自分にあった方法を選べるため、売却までスムーズな点もメリットです。
一方で、買取価格は市場価値に依存し、高額で売れるかどうかは作品や作家次第です。そのため無名作家の絵画などは思うような価格がつかないケースもあるでしょう。
しかし、オンラインプラットフォームや委託販売では、知名度を上げたり、支払いまで時間がかかったりと、すぐに現金化できません。
したがって、さまざまな売却方法の中でも、買取専門店への売却は、現金化するのには最も手軽といえるでしょう。
絵画買取で注意すべきポイント
絵画を売却する際は、以下の3点に注意してください。
- ・買取契約書の内容を確認
- ・査定額に納得できない場合の対応
- ・信頼できる買取専門店を選択
一つずつ、見ていきましょう。
買取契約書の内容を確認
絵画の買取で交わされる契約書には買取価格や手数料、支払い方法などが記載されています。内容を詳細にチェックし、不明点があれば質問することでトラブル回避につながります。
契約時に確認すべきポイントは、下表のとおりです。
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契約時に確認すべきポイント
確認ポイント
チェックすべきポイント
買取価格
契約書に記載されている買取価格が査定額と一致しているか
支払い方法
支払い方法(現金・振込など)や支払い期限が明確に記載されているか
手数料の有無
手数料が発生する場合、金額や内訳が明確に記載されているか
真作保証条項
絵画が真作であることを保証する条項が含まれているか
契約解除やクーリングオフの条件
契約解除可能な条件やクーリングオフ制度について明記されているか
著作権や展示権の扱い
契約書に著作権の譲渡や利用許諾について記載されている場合、その範囲や条件が明確か
※特に展示権や複製物に関する条項は重要
所有権の移転時期
所有権がいつ移転するのか(支払い完了時なのか契約締結時なのか)が明確に記載されているか
査定額に納得できない場合の対応
買取専門店から提示された査定額に納得できない場合、無理に契約せず、「検討します」と伝えましょう。
『買取むすび』のように、査定やキャンセルが無料の買取専門店であれば、売却を保留してもデメリットはありません。
絵画は価格交渉によって査定額が上がるケースもあります。納得して売却するためにも、積極的に交渉してみるとよいでしょう。
信頼できる買取専門店を選択
買取業者の中には悪徳業者も存在し、避けるためには買取実績が豊富な買取専門店を選ぶことが重要です。
買取業者によって、査定能力や専門知識に差があります。絵画専門の鑑定士が在籍し、豊富な実績を持つ業者を選べば、適正価格での買取が期待できます。
また、買取実績の豊富さは安全性の裏付けにもなるため、査定依頼する前にホームページなどでチェックしておきましょう。
『買取むすび』は買取実績が豊富にあります。経験豊富な鑑定士が適正に査定・買取するため、はじめての方でも安心です。『買取むすび』の買取については以下のボタンからご確認ください。
『買取むすび』が選ばれる理由
数多くある買取専門店の中でも、『買取むすび』が選ばれる理由を3つ紹介します。
- ・年間80万点以上の買取実績
- ・経験豊富な鑑定士が在籍
- ・店頭・出張・宅配の3つの買取方法がすべて無料
一つずつ、見ていきましょう。
年間80万点以上の買取実績
『買取むすび』は絵画などの美術品をはじめ、陶磁器・茶道具・武具まで買取可能で。年間で合計80万件以上の豊富な買取実績があります。
買取実績の豊富さは、それだけ多くのお客様から選んでいただいている証拠でもあります。
『買取むすび』では査定額について丁寧な説明を心がけているため、はじめて利用する方でも安心です。
詳細がわからない絵画でも大歓迎のため、ぜひ無料査定を試してみてください。
経験豊富な鑑定士が在籍
『買取むすび』には厳しい社内基準をクリアし、知識と接客力を兼ね備えた鑑定士が在籍しています。鑑定士の知識や経験も日々磨かれており、難しい絵画の鑑定も適切に行えます。
『買取むすび』はLINEやメールで気軽に査定可能です。LINEであれば、友だち登録して画像を送るだけで査定結果をお知らせします。
LINEからの相談や質問も可能なため、ぜひ利用してみてください。
店頭・宅配・出張の3つの買取方法がすべて無料
『買取むすび』は、予約不要で営業時間内にいつでも査定可能な店頭買取、宅配キットで絵画を送るだけの宅配買取、鑑定士がご自宅にお伺いする出張買取の3つからお好きな方法をお選びいただけます。
いずれの方法も査定・キャンセルは無料なため、お気軽にご利用ください。
絵画の価値はどのように判断されるのか
絵画の価値は、明確な判断基準がなく、「作者の知名度・年代・需要と供給・希少価値・状態」などを総合的に勘案して決定します。
著名な作家の作品は高い価値がつきやすく、無名作家の作品は評価が難しい傾向にあります。著名な作家の場合、最盛期に描いた作品や歴史的な背景を持つ作品は高値が期待できるでしょう。
制作本数が少ない作品は希少価値が高まる一方、初期や晩年の作品は価値が低くなるケースも見られます。
さらに市場のトレンドや経済状況も絵画の価値に強く影響するため、同じ作品でも、取引するタイミングによって価値は変化します。
以上のように、絵画の価値判断は難しいため、絵画の価値を数値(金額)化したい場合、専門家に鑑定依頼するのがベストです。
絵画のレプリカは著名のものであれば、高額査定になる場合があります。
【有名絵画も無名絵画も】査定額アップにつながる2つのポイント
さまざまなポイントで鑑定される絵画は、特に以下2つが査定額に大きな影響を与えます。
- ・保存状態と付属品の有無
- ・市場の需要やトレンド
一つずつ、見ていきましょう。
保存状態と付属品の有無
絵画の保存状態と付属品の有無は査定額に影響します。絵画の汚れや傷、カビなどがあると、査定額は下がります。
そのため、直射日光や高温多湿を避けた環境で保管し、必要であれば専門家へ依頼してメンテナンスしましょう。修復されている場合、その質も評価に含まれます。
また、付属品はできる限りすべて揃えて査定に出しましょう。証明書や作家の署名入り箱(共箱)などは、信頼性向上につながるため買取価格が上がるケースもあります。
市場の需要やトレンド
前述どおり、絵画の買取価格は、作者の知名度や作品の保存状態など多くの要素に影響されます。中でも重要なのは市場での需要です。需要は、その時々のトレンドの影響を強く受けます。
特定のスタイルやテーマが流行している時期には、その関連作品への需要が増加し、買取相場も上昇する傾向です。
例えば、近年ではアジア現代アートや新進気鋭のアーティストの作品が注目されており、それに伴って関連する絵画の価値が高まっています。
【Q&A】絵画の買取でよくある質問
絵画の買取について、よくある質問を4つ紹介します。
- ・Q.絵を売却したら税金はいくらかかりますか?
- ・Q.確定申告は必要ですか?
- ・Q.子供の絵を売る方法はありますか?
- ・Q.鑑定に出す以外で、絵画の価値を調べる方法はありますか?
一つずつお答えします。
Q.絵を売却したら税金はいくらかかりますか?
A.売却した絵画が「1点または1組で30万円を超える場合」は資産の譲渡と見なされ「譲渡所得」として所得税の対象になります。
譲渡所得は、売却価格から購入費用や売却にかかった諸経費を差し引いた金額です。所有期間が5年以上の場合、特別控除として50万円が差し引かれ、その後さらに50%が控除されます(長期譲渡)。
一方、所有期間が5年未満の場合、特別控除の50万円のみが適用です(短期譲渡)。
譲渡所得に対する税率は所得額に応じて異なり、5%から45%までの段階的な税率が適用されます。
例えば、購入価格が不明で10年間所有していた絵画を500万で売却した場合、長期譲渡に該当し課税対象額は以下で計算できます。
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【例】長期譲渡に該当する場合の課税対象額
売却価格 500万円(10年間所有) 取得費(※) 500万円 × 5% = 25万円 売却益 500万円 – 25万円 = 475万円 特別控除 475万円 – 50万円 = 425万円 課税対象額 425万円 × 50% = 212.5万円
※取得費(購入価格)が不明の場合、売却価格の5%
例えば所得金額が330万円〜649.9万円の場合、課税対象額に課される税率は10%となるため、212,500円となります。
譲渡所得の対象や課税方法の詳細は、国税庁の譲渡所得の対象となる資産と課税方法を参照してください。
Q.確定申告は必要ですか?
A.売却額が30万円を超えた場合、譲渡所得が発生するため確定申告が必要です。
確定申告は毎年期間が決まっています。例えば、2025年1月~12月末までで、1点もしくは1組を30万円以上で売却した場合、2026年2月16日~3月16日の期間内に確定申告しなくてはなりません。
Q.子供の絵を売る方法はありますか?
A.子供の絵を売るには、主に以下の方法があります。
- ・NFT化して販売
- ・ネットショップで販売
- ・特定のテーマやコンセプトで販売
ひとつずつ解説します。
NFT化して販売
近年注目されているのが、子供の絵をデジタル化し、NFT(Non-FungibleToken)として出品・販売する方法です。
以下の手順で出品できます。
- 子供の絵をスマホで撮影し、デジタル編集可能な形式(例:SVG)に変換する
- NFTマーケットプレイス(OpenSeaやPolygonなどのプラットフォーム)に出品する
子供のデジタル絵販売は、「低価格・SNSでの宣伝」がポイントです。
低価格(800~1,000円程度)で設定して購入のハードルを下げ、SNSで「#NFT買います」などのハッシュタグを活用して知名度を上げると売れやすくなります。
絵にストーリー性を持たせるのも有効です。ハッシュタグで他の人の作品を確認し、傾向をチェックしてみるとよいでしょう。
ネットショップで販売
ネットショップを開設し、子供の絵を直接販売する方法もあります。ネットショップでの販売方法は、主に以下のとおりです。
- ・依頼制作型販売
- ・ダウンロード販売
- ・グッズ販売
依頼制作型販売は、SNSや専用サイトで似顔絵やオリジナルイラストの依頼を受けて制作・販売します。
ダウンロード販売は、データとして販売する方法で、データは購入者が自由に利用できるのが特徴です。
子供の作品をTシャツやエコバッグなどのオリジナルグッズ化して販売するケースも多く見られます。グッズは受注生産の形を取れば、在庫を抱えるリスクなく販売可能です。
特定のテーマやコンセプトで販売
子供自身に作品名や価格を設定させるユニークな販売方法もあります。
例えば、5歳児が値段を決める美術館は、子供が販売価格やコメントを決めた作品を販売するECサイトです。
子供がすべて決めることをコンセプトとしており「一億数千万円」「無量大数円」と実際に購入できない価格の商品も存在します。
このように、個性やストーリー性などで購入者の興味を持ってもらい、販売するのもひとつの方法です。
Q.鑑定に出す以外で、絵画の価値を調べる方法はありますか?
絵画は鑑定に出さなくては適正な価値が測れないものの、以下の調べ方である程度推測することは可能です。
- ・オークション結果の確認
- ・美術年鑑の利用
- ・作家の経歴調査
オークションハウスやインターネットで公開されている落札価格を調べれば、市場価値を推測できます。美術年鑑には、作家の受賞歴や過去の評価額などが掲載されており、手軽に調査可能です。
作家の展覧会への参加歴や受賞歴などをネットで調べることも、絵画の背景や重要性を理解する一助となります。
いずれの方法も参考にはなるものの、作品の制作された時期・状態・需要など、さまざまな要素によって金額的価値は変わります。
そのため、適正価格を知りたい場合は鑑定に出すのが確実といえるでしょう。
まとめ:絵画の買取は『買取むすび』にお任せ
絵画の買取には複数の方法がありますが、即現金化したい場合は買取専門店に売却するのがおすすめです。
『買取むすび』は査定経験豊富な鑑定士が丁寧に価値をお調べします。絵画の価値が気になる方は、ぜひ無料査定を利用してみてください。