ロレックスシードゥエラーの買取価格は？高く売る方法やレア個体まで紹介

「ロレックスシードゥエラーはいくらで売れるの？」

「高く売るコツやレア個体はあるの？」

こんな疑問はありませんか？

シードゥエラーは、ロレックスの中でも人気の高いダイバーズウォッチで、中古市場でも高値で取引されています。

シードゥエラーの中にはレア個体が存在し、さらに高く売れることも。

そこで今回は、シードゥエラーの買取価格や高く売るコツ、レア個体について紹介します。

ダイバーズウォッチの定番シードゥエラーの特徴

ダイバーズウォッチ、シードゥエラーの特徴は以下の通りです。

それぞれ見ていきましょう。

シードゥエラーディープシーの誕生

シードゥエラーは、世界初のダイバーズウォッチ「サブマリーナー」の上位モデルとして1971年に誕生しました。

ファーストモデルのRef.1665は610m、1980年に発売されたセカンドモデルRef.1660は1,220mの防水性能を実現。

現在、シードゥエラーは世界有数のダイバーズウォッチとして注目を集めていますが、当時は爆発的な人気とはなりませんでした。

理由としては、サブマリーナーと外観がそっくりで、知名度もサブマリーナーの方が高かったためです。

そんな中、2008年に「シードゥエラーディープシー」が誕生。

驚異的な防水性能を持ち、見た目もサブマリーナとの差別化に成功したため、人気モデルとなりました。

今では「シードゥエラーディープシー」はロレックス屈指のハイスペックモデルとして評価されています。

シードゥエラーの防水性

シードゥエラーの最大の特徴は、高い防水性能です。

1960年代、ダイバーズウォッチとして人気のあったロレックスサブマリーナーは、深海に潜った際、時計内にヘリウムガスが溜まり水圧で風防が壊れてしまう問題がありました。

そんなサブマリーナーの弱点を克服したモデルがシードゥエラー。

1967年にロレックスが、大深度でヘリウムガスを排出するヘリウムエスケープバルブの開発に成功したため、水深3,900mに耐えられる高い防水性能を実現できました。

シードゥエラーとサブマリーナーの違い

シードゥエラーとサブマリーナーの決定的な違いは防水性能です。

サブマリーナーの現行モデル（Ref:116610LN）の防水性能は300m。

それに対しディープシーの現行モデル（Ref126600）の防水性能は、サブマリーナーの約40倍に当たる12,200mを誇ります。

また、日付確認のためのサイクロップレンズ（拡大鏡）にも違いがあり、拡大鏡が付いているモデルがサブマリーナー、付いていないものがシードゥエラーと判断できます。

高い水圧による破損防止のため、シードゥエラーでは拡大鏡の搭載が見送られました。

ロレックスシードゥエラーの買取価格

ロレックスシードゥエラーの品番ごとの買取価格は以下の通りです。

 

品番	買取価格
Ref.126600	約180万円
Ref.126600 Dブルー	約200万円
Ref.116660	約120万円
Ref.116660 Dブルー	約155万円
Ref.1665	約397万円

それぞれの特徴を紹介していきます。

Ref.126600

Ref.126600は、シードゥエラーの誕生から50周年となる2017年に誕生し、初のサイクロップレンズ（拡大鏡）を採用しているモデルです。

また、2018年から文字盤の6時の位置に透かし王冠マークが入るようになり、2017年から1年だけ生産された王冠が無いモデルが注目を浴びています。

Ref.126600 Dブルー

Ref.126600Dブルーは、初代ディープシーのデザインをそのままにリニューアルしたモデル。

文字盤が黒ではなくブルーのグラデーションになっています。

黒文字盤と比べて品薄なため、買取価格も高くなっている人気モデルです。

リングロックシステムによって3,900mの防水性能を保ち、新ムーブメントCal.3235を搭載しています。

Ref.116660

2008年から2018年にかけて製造されたシードゥエラーディープシーです。

防水性能は深海3,900mとなっており、ダイバーズウォッチの中でもトップクラス。

また、このモデルは製造期間が長く、年式が新しい方に高値がつく傾向にあります。

Ref.116660 Dブルー

Ref.116660の文字盤が黒ではなく、ブルーのグラデーションとなっているモデルです。

Ref.126600と同様に買取価格が高い水準にあります。

Ref.1665

1953年にプロ仕様のダイバーズウォッチとして誕生した1代目のモデルです。

防水機能は、当時としては最高の610mを実現しました。

初期の文字盤「SEA-DWELLER SUBMARINER 2000」は赤色で表記されていたため、通称「赤シード」と呼ばれ多くのコレクターから愛されています。

赤シードは個体数が少なく珍しいため、高額で取引されるモデルです。

高額で取引されるロレックスシードゥエラー赤シード

前述のとおり「赤シード」は、ロレックスシードゥエラーシリーズの中で、文字盤「SEA-DWELLER SUBMARINER 2000」の文字が赤く表記されており、人気モデルとなっています。

赤シードは、文字盤の表記の特徴により、以下の 4つに分けられます。

それぞれの赤シードのダイヤルについて違いを見ていきましょう。

Mark I （マークⅠ）ダイヤル

製造時期は1969年の一時期のみで、特に流通が少ない赤シードMarkⅠ。特徴は以下の通りです。

 

赤シード表記	フォントサイズが同じ
防水性能表記	「6」の○部分が開いている
裏蓋表記	「PATENT PENDING」の刻印
王冠マーク	王冠部分と先端部分のバランスが半々
ケースの厚み	少し薄い

Mark II （マークⅡ）ダイヤル

1967〜1972年に製造された赤シードMarkⅡ。特徴は以下の通りです。

 

赤シード表記	フォントサイズが異なる
防水性能表記	「6」の○部分が開いている
裏蓋表記	「PATENT PENDING」と「ROLEX PATENT」の刻印
王冠マーク	先端部分が短く、ふっくらした形状
ケースの厚み	少し薄い

Mark III （マークⅢ）ダイヤル

1972〜1974年に製造された赤シードMarkⅢ。特徴は以下の通りです。

 

赤シード表記	フォントサイズが異なる「SUBMARINER 2000」の文字が小さい
防水性能表記	「6」の○部分が開いている
裏蓋表記	「ROLEX PATENT」の刻印
王冠マーク	全体的に細身で、先端部分が長い
ケースの厚み	普通

Mark IV （マークⅣ）ダイヤル

1975〜1977年に製造された赤シードMarkⅣ。特徴は以下の通りです。

 

赤シード表記	フォントサイズが異なる「SUBMARINER 2000」の文字が小さい
防水性能表記	「6」の○部分が閉じている
裏蓋表記	「ROLEX PATENT」の刻印（一部はラウンド状）
王冠マーク	王冠下部が小さく、先端部分が長い
ケースの厚み	普通

 

ロレックスシードゥエラーを高く売る3つの方法

高値で取引されているシードゥエラーをさらに高値で売る方法は以下の3つです。

それぞれ順番に解説していきます。

きれいにお手入れする

商品を売る際に見た目の状態は重要なポイントとなります。

腕時計は直接肌に触れ皮脂が付着するため、こまめにマイクロファイバークロスで拭いたり、石鹸水で洗浄すると良いでしょう。

詳しくは、ロレックスの公式サイトでご確認ください。

ロレックス公式：ロレックスのお手入れ

付属品を揃える

ブランド品を高く売るには、付属品を揃えることが大切です。

すべての付属品が揃っていると、再販のときに購入されやすくなるため、高額買取につながります。

また保証書やオーバーホールの証明書があると、腕時計が本物の証明になるため、揃えておくとよいでしょう。

他の商品とまとめて売る

他にも不要なブランド品や貴金属があれば一緒に売ると良いでしょう。

複数の品物を一緒に持ち込むことで買取価格がアップする場合があります。

『買取むすび』では、おまとめ査定を実施中です。

20品目以上の買取が可能なため、ぜひ一緒にお持ち込みください。

 

『買取むすび』3つの買取方法

「買取むすび」では、以下の3つの買取方法があります。

それぞれ順番に紹介します。

店頭買取

お近くの店舗に直接商品をお持ち込みいただき、査定する買取方法です。

『買取むすび』の店舗が近い、あるいは買い物のついでに査定して欲しいという方におすすめです。

鑑定士が常駐しており予約不要でご利用いただけます。お買い物のついでなどにお気軽にお立ち寄りください。

出張買取

店舗が近くにない場合や複数の商品を売りたい場合におすすめの買取方法です。

鑑定士が直接自宅に伺い査定・買取をおこないます。

玄関先での査定も可能なため、自宅に上がられたくない場合は遠慮なく申しつけください。

出張料や査定料に費用は一切かかりません。

宅配買取

無料でご利用できる宅配キットにロレックスを梱包し返送していただく買取方法です。

査定額に納得いただけた場合は、銀行口座へお支払いをいたします。

査定料や配送料は無料で、査定額に納得いただけない場合にはキャンセルもできるため安心です。

ロレックスシードゥエラーの買取は『買取むすび』がおすすめ

今回は、ロレックスシードゥエラーの特徴や買取価格などについて紹介しました。

ロレックスシードゥエラーは現在、高値で取引されています。

『買取むすび』では、LINE査定も実施中です。

この機会にぜひ、お手持ちのロレックスシードゥエラーを査定に出してみてはいかがでしょうか。