執筆:
買取むすび 編集部
【9月更新】金が安い国はどこ?海外で購入するときの注意点を『買取むすび』が解説
「金は国によって購入金額が違うの?」
「安い国はどこ?」
このような疑問はありませんか?
金は世界基準で相場が決まっているため、基本的に通貨が変わっても価値は大きく変わりません。
しかし、金を安く購入できる国はあります。
今回は、金が安い国を紹介し、日本で購入するときとの違いについて解説します。
金の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
金の「価値」は世界共通だが「価格」は異なる

大前提として、金の価値は、ほぼ世界共通です。
厳密に言うと、相場に関しても変わりはありません。ほとんどの国では同じ相場で取引されています。
しかし、実際に購入する場合、国によって価格が異なります。
理由は、各国で為替と金に対する税金が異なるためです。
以降では、はじめに世界共通の金相場の仕組み、次に国ごとで金の価格が変わる理由を解説します。
世界に共通する金相場の仕組み

世界の金相場は、主に4つの要因によって変動します。
- ・主要取引市場の影響
- ・中央銀行による政策の影響
- ・世界情勢
- ・中国とインドの動き
それぞれ見ていきましょう。
主要取引市場の影響
金の取引価格を決める主要な市場は以下の4つです。
- ・ニューヨーク市場
- ・ロンドン市場
- ・香港市場
- ・チューリッヒ市場
主に、上記の市場における需給バランスにより決定します。
購入希望者が多ければ価格は上昇し、反対に売りたい人が増えれば価格は下落する仕組みです。
そのため、取引額は世界的に大きな差はありません。
中央銀行による政策の影響
金の価格は世界の中央銀行による金融政策によっても影響します。
例えば、金利を下げるための政策を実施した場合、借入による資金調達のハードルが下がり、流通する通貨が増加します。
すると、通貨の価値は低下し、人々は資産を守る手段として通貨より金を選ぶため、金需要が高まるのです。
各国にある中央銀行が発表している経済指標は、金の価格に大きく関係しているため、チェックしておくと良いでしょう。
世界情勢

世界情勢によっても、金相場は変動します。
特に不安定な状況において金への需要が高まり、相場が上昇する傾向です。
過去には、同時多発テロやリーマンショックの際に金相場が上昇しました。
近年では、コロナショックやロシア・ウクライナ危機をきっかけに相場が上昇しています。
中国とインドの動き
中国とインドの動向も、世界の金相場を変動させる要因とされています。
世界の約60%の金がインドと中国によって購入されているためです。
インドでは古くから金に対する文化が深く根付いており、銀行口座に代わり、金を身につけることで資産を保有する人々も多く存在します。
しかし、インドは金の生産力がほとんどないため、輸入が主体です。
そのため、インドの金に対する需要が高まると、世界の金価格に影響を与えるとされています。
また、中国は世界最大の金生産国であると同時に最大の金消費国です。
需要が供給を上回っているため、海外から大量の金を輸入しています。
中国による金の大量購入によって、金相場が変動するのです。
世界の金相場を把握するためには、世界情勢だけでなく、中国・インドの動向にも注目するべきと言えます。
国ごとに金の価値が異なる理由

金の価値は世界共通ですが、実際には国によって購入価格が異なります。
国ごとに価格が変動する主な要因は、以下のとおりです。
- ・為替の影響
- ・税金の影響
ひとつずつ見ていきましょう。
為替の影響
金の取引は一般的にアメリカドルベースで行われています。
そのため、米ドル以外の通貨で購入する場合、為替相場の影響を強く受けます。
日本を例に挙げてみましょう。
金1ozt(トロイオンス)の価格が2,500ドルだとします。
1ドル100円の時、金は日本円にして25万円です。
しかし、円安となり1ドル150円になった場合、日本での金価格は35万7千円と上昇します。
このように、為替の影響で国ごとに購入価格が異なるのです。
近年の日本における金価格の高騰は、円安が要因の一端を担っています。
なお、金相場に影響を受けて、買取価格は日々変動しています。
リアルタイムの買取価格は以下のボタンからチェック可能です。気になる方は、ぜひご覧ください。
税金の影響
国ごとに購入価格が異なるもうひとつの理由は、金に対する税金です。
日本では金に対して消費税が発生しますが、国によって税率は異なり、なかには税金が発生しないところもあります。
簡単に説明すると、同じ100万円の金でも、税率が10%と非課税では購入価格に10万円もの差が発生します。
このように、税金の関係で金の安い国・高い国が発生するのです。
なお、金の購入に際して税金が発生しない国は、次項で紹介しています。
金を安く購入できる国

税金がなく、金を安く買える国は以下の通りです。
- ・シンガポール
- ・台湾
- ・ドバイ
シンガポール・台湾・ドバイなどの一部の地域では、日本の消費税のような税金が存在しないため、金が安く購入できます。
シンガポール
シンガポールでは、金の購入に対して税金が発生しません。
そのため、非課税で金を安く購入できます。
また、税金がそもそも安いため、不動産や株式に対する課税も日本より安価です。
相続税・贈与税も発生せず、経済的にも安定しています。
さまざまな面でメリットが大きく、金の購入先として人気の高い国です。
台湾
台湾は宝石店、デパート、免税店だけでなく、一部の銀行でも金が購入できます。
銀行では、預金を引き出すのと同様の手続きで金が購入でき、非課税です。
距離も日本から近いため、移動費もかさばらない点で人気があります。
注意点として、台湾から金を持って出国する場合、2万米ドル相当以上の持ち出しは申告が必要です。
20万米ドル=日本円にすると約2,800万円になります。(2024年9月現在)
ドバイ
ドバイでは、純度99%以上(純金)の購入に税金が発生しません。
99%未満であっても、5%と税率が低いため、日本で購入するより圧倒的にお得です。
また、海外旅行者は支払った5%の付加価値税の85%を返金される制度があります。(※)
ほかにも、ドバイでは「ゴールドスーク」と呼ばれる金専用の市場が存在します。
特に新年は、1年の中で最も金が安価になるため、金を求める人々が世界中から集まる人気の国です。
(※)付加価値税の返金を受けるためには、購入した店舗での免税タグとレシートが必要になります。
海外で購入した金を日本へ持ち込む際のルール

海外で購入した金を日本へ持ち込む場合は以下のルールを守る必要があります。
- ・必ず「携帯品・別送品申告書」を提出する
- ・1kg以上の場合は関税へ申告する
それぞれ説明します。
必ず「携帯品・別送品申告書」を提出する
入国の際には、必ず「携帯品・別送品申告書」を提出する必要があります。
「携帯品・別送品申告書」とは、持ち込み物の詳細を記載する用紙です。
金を持ち込む場合は、申告書A面の「金地金・金製品」の欄にチェックを入れます。
持ち込み品が1万円を超える場合は、詳細な内容の記載が必要です。
また、金の総額が20万円を超える際は課税対象となり、税金が発生します。
金は軽減税率の対象ではないため、一律10%の消費税の支払いが必要です。
つまり、税金の発生しない国で金を購入しても、場合によっては入国時に課税されます。
「では、金を安く購入しても利益を得られないの?」と思った方は、本記事の「安い国で金を購入し日本で利益を出す方法」をご参照ください。
参照:財務省関税局「入国時の税関手続」
kg以上の場合は関税へ申告する
純度90%以上で1kgを超える金を持ち込む際は、前項の「携帯品・別送品申告書」とは別に「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」の提出が必要です。
不正な輸出入を取り締まるための申請書で、専用の書類に氏名や住所などを記入し、入国前日または当日までに申告します。
書類は、全国の空港や港の税関もしくは税関の公式サイトで入手可能です。
参照:財務省関税局「入国時の税関手続」
持ち込み時のルールを無視すると「密輸」とみさなれる

申告を避けて税金を回避するのは違法です。
申請を怠り金を持ち込んだ場合、密輸と見なされ、法的な罰則の対象となります。
最近では、申告せずに金を国内に持ち込もうとして捕まる事例が増えており、対策は強化されています。
例えば、関税局は「ストップ金密輸」緊急対策を実施し、門型金属探知機やX線検査装置を新規に設置し、取り締まりを強化中です。
誤って申告漏れが起こらないように、海外から金を持ち帰る際の規則も事前に調べて理解しておくと良いでしょう。
なお、金の密輸に関する情報や、罰則の詳細は以下の記事で解説しています。
日本で金を売却した場合は所得税も発生する

海外で購入した金を日本で売却した場合の税金についても把握しておきましょう。
日本では、金の売却で利益を得た場合、譲渡所得税が発生が発生する可能性があります。
譲渡所得税は、利益額によって課税されるか否かが決定します。
課税対象となる金の売却益については、以下の記事で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
安い国で金を購入し日本で利益を出す方法

「入国時に税金が発生するなら、安い国で金を購入して日本で売っても利益にならないのでは…」という方に向けて、日本で利益を得る方法を解説します。
そもそも、海外で安く購入し日本で売却する方法は、以下の理由からあまりメリットはありません。
- 入国時に税金が発生する
- 渡航費が高い
しかし、20万円以下であれば免税の対象となるため、お小遣いを稼ぐ程度の目的であれば、利益が発生します。
持ち込み額を20万円以下に抑える品物としておすすめなのが、以下の3点です。
- ・インゴット
- ・アクセサリー
- ・金貨やコイン
インゴットにはさまざまなサイズがあるため、20万円以下で抑えられます。
アクセサリーも20万円以内でおさまるものが多くあり、資産としてだけでなくファッションアイテムとして楽しめるのも魅力です。
金貨やコインにも20万円以下で購入できるものは多々あり、記念品としてもおすすめです。
『買取むすび』では海外の金製品も買取可能

『買取むすび』では、海外製の貴金属をはじめとした、さまざまな品物の買取に対応しています。
買取可能な品物の一例は、以下のとおりです。
『買取大吉』で買取可能な貴金属の一例
- ・海外製の貴金属
- ・なじみのない刻印がほどこされている貴金属
- ・刻印のない貴金属
- ・チェーンが破損した金のアクセサリ
- ・変色や汚れが見られる品物
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金の購入は日本がおすすめ

金の価値は世界共通ですが、為替や税金の違いによって国ごとに購入価格が異なります。
非課税の国では安く購入できますが、出国・入国の際に課税される場合もあります。
そのため、結果的に日本で購入した方が安い場合がほとんどです。
なお、日本で金を売却する際は、手数料無料で買取価格が最高水準の『買取むすび』へご相談ください。

