銀貨(1オンス)の買取価格は?銀相場の今後や今売るべきかを解説

「自分の持っている1オンス銀貨の種類や買取価格は?」
「1オンス銀貨の売りどきや高く売れる方法を知りたい」
このような考えはありませんか。

銀貨は銀相場に連動して買取価格が変動するコインです。発行年や希少性などで買取価格が変わることもあり、一概にいくらとも言えません。

銀相場が以前に比べて高騰している現在、銀貨を売ろうと考えているが、買取価格が気になって踏みとどまっている方も多いでしょう。

そこで、本記事では以下の内容について解説します。

<この記事で分かること>

  • ・銀貨の買取価格を決める要素
    ・1オンス銀貨の種類別の買取価格
    ・1オンス銀貨を高く売る方法

1オンス銀貨を売りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

銀貨は大きく2種類に分けられる

1オンス銀貨

銀貨には大きく以下の2種類に分けられ、どの種類の銀貨を持っているかによって買取価格が異なります。

  • ・地金型銀貨
    ・記念銀貨

それぞれの特徴についてみていきましょう。

地金型銀貨

地金型銀貨とは、各国が発行している法定通貨です。「投資用銀貨」とも呼ばれており、発行している国の政府が品位を保証しているため、信頼度があります。

メイプルリーフ銀貨・イーグル銀貨・ブリタニア銀貨などが有名です。他にもさまざまな種類があり、地金商・金属精錬会社などで購入できます。

記念銀貨

記念銀貨とは、国際的な行事を記念して発行されるコインのうち、銀でできたものを指します。流通用ではなく、コレクションが主な目的です。

世界各国で発行されており、日本では、東京オリンピック記念硬貨・天皇在位60年記念銀貨などが有名です。

 

銀貨(1オンス)の買取価格は「銀相場・品位・希少性」で決まる

1オンス銀貨(イーグル銀貨)

1オンス銀貨を含めた銀貨の買取価格は、以下の要素によって決められます。

  • ・銀の相場
    ・素材の品位
    ・希少性

それぞれみていきましょう。

銀の相場

1オンス銀貨を含めた銀貨全般は、基本的に銀の相場に則って買取価格が決まります。そのため、買取価格の定価のような基準はありません。銀の相場は日々変動し、相場が変わる理由はさまざまです。

『買取むすび』では銀の買取価格を毎日更新しています。銀の買取価格を確認したい方は、以下のボタンから最新情報をチェックしてみてください。

素材の品位

素材の品位とは、銀の純度を指します。銀の純度が高ければ、それだけ買取価格が上がる計算です。近年発行されている地金型銀貨のほとんどは純銀のため、単純に銀の相場×重量で値段が算出されます。

ただし、アンティーク銀貨の場合は純度にバラつきがであり、希少性も加味されるため「銀相場×重量」で価値がはかれません。希少性については次節にて解説します。

希少性

銀貨の品位(銀の純度)に関係なく、希少性によって買取価格が大きく上がるものがあります。希少性が高まるポイントは、流通量の少なさです。

例えば、日常的に使っている100円硬貨には100円の価値しかありませんが、日本で初めて発行された鳳凰柄の100円硬貨には100円+αの価値があります。

これは、通貨としてではなく、現在は発行されていない希少性が加味されているためです。銀貨のなかには当時の購入価格の倍以上になっているものもあります。

 

銀貨を売る前に理解しておくべき「トロイオンス」と「常用オンス」の違い

コインと天秤

銀貨を買取査定に出す前に覚えておきたいのが、トロイオンスと常用オンスの違いです。

銀貨を含めた金・プラチナなどの貴金属は、トロイオンスと呼ばれる単位を用います。1トロイオンスは31.1035gで、「toz・oz」いずれかが表記されています。金属製品でtoz・ozと書いてあった場合は、トロイオンスと思ってほぼ間違いはありません。

一方、常用オンスとは、一般的な重量表記に用いられる単位です。グラムに換算すると、約28.3495gと、トロイオンスよりも若干軽くなります。

悪質な業者には、本来トロイオンスで算出しなければならない買取価格を常用オンスで計算し、不正に買取価格を下げるところがあるため注意しましょう。

 

【種類別】1オンス銀貨の買取価格

1オンス銀貨(メイプルリーフ銀貨)

1オンス銀貨のうち、主要な以下6種類の概要と買取価格を紹介します。

  • ・メイプルリーフ銀貨
    ・ブリタニア銀貨
    ・イーグル銀貨
    ・ウィーン銀貨
    ・天皇在位60年記念銀貨
    ・東京オリンピック記念硬貨

天皇在位60年記念銀貨とオリンピック記念硬貨は1オンス銀貨ではありませんが、日本で人気が高い銀貨のため、合わせて紹介します。

メイプルリーフ銀貨

メイプルリーフ銀貨は、カナダの造幣局で発行されている銀貨です。表面にはエリザベス二世の肖像画、裏面にはカナダのシンボルである楓の葉がレリーフされています。

発行開始が1988年と比較的新しく、人気の高さから発行枚数も多いため、希少性はそれほどありません。そのため、買取価格は銀相場相当となるケースがほとんどです。

ブリタニア銀貨

ブリタニア銀貨は、イギリスの造幣局が発行している1オンスの地金型銀貨です。表面にはエリザベス女王、裏面にはイギリスの女神がレリーフされています。2012年までは銀の純度が95.8%でしたが、2013年に99.9%の純銀へと変更になりました。

世界的に人気のある銀貨で、製造年によって買取価格が異なる点が特徴です。なかには、1枚1万円で取引される製造年のものもあります。

イーグル銀貨

イーグル銀貨は、アメリカ合衆国で発行されている1オンス銀貨です。1986年から発行されており、表面はアメリカの象徴である自由の女神、裏面は国鳥の鷲がレリーフされています。

品位が99.9%と純銀で、デザイン性の高さから人気が高い銀貨です。基本的には銀相場に連動した買取価格となります。

ウィーン銀貨

ウィーン銀貨は、オーストリアの造幣局が発行している銀貨です。1989年から製造されており、表面にはパイプオルガン、裏面にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をイメージした弦楽器や管楽器などがレリーフされています。

楽器がモチーフとなっている銀貨はめずらしく、デザイン面において人気があります。一方、発行年が最近なため、希少性は低く銀相場相当で買取されるケースがほとんどです。

天皇在位60年記念銀貨

昭和天皇の在位60年を記念して作られたのが、天皇在位60年記念銀貨です。金貨・銀貨・白銅貨が発行され、銀貨は10,000円硬貨として1,000万枚が販売されました。

表面には瑞鳥・瑞雲・日の出がレリーフされ、裏面は国花である菊が描かれています。発行が比較的近年であり、発行枚数も多いことから、買取価格は販売時の10,000円前後とあまり変わりありません。

なお、天皇在位60年記念銀貨には偽造硬貨が存在します。偽物の特徴は財務省の公式サイトにて確認できるため、天皇在位60年記念銀貨を持っている方は、一度確認してみることをおすすめします。

東京オリンピック記念硬貨

1964年に開催された東京オリンピックを記念して発行された銀貨です。100円・1,000円の2種類が発行されています。1,000円銀貨は、一時1枚20,000円程度で取引されていましたが、現在は2,000円〜3,000円ほどに落ち着いています。

 

【銀相場の推移】銀貨は銀価格が高騰している今が売りどき

銀の相場推移

銀貨を高く売りたいのであれば、売ろうと思ったタイミングで売るのがおすすめです。

あきらかに過去の価格よりも銀相場が下回っている場合は踏みとどまるべきですが、現在は比較的高い価格帯を推移しています。近年の銀相場は、上記表のとおりです。

なお、2023年8月25日現在は1グラム118円と、2023年7月時点よりさらに高くなっています。

今後の価格上昇に期待して保管するのも一つの方法ですが、銀は、金のように安定した資産とは言えません。

過去の傾向から、上昇・下落を繰り返し少しずつ価格は上がっているものの、突如急降下することも多々あります。銀は金と比較して相場の変動が予想しにくいため、価格が高い今のうちに売却するのがおすすめです。

また、銀の買取価格は毎日変動しています。最新の銀買取相場を知りたい場合は、以下のページから確認可能です。

 

1オンス銀貨を高く売る方法

1オンス銀貨(ブリタニア銀貨)

1オンス銀貨をなるべく高く売りたいと考えている方は、以下の方法を試してみてください。

  • ・銀の相場が高くなっているタイミングで売る
    ・査定前にきれいにする
    ・付属品も一緒に買取査定に持っていく
    ・複数の品物をまとめて買取査定してもらう
    ・高く買い取ってくれる買取専門店を探す

それぞれ解説します。

銀の相場が高くなっているタイミングで売る

銀の相場が高くなっているタイミングで売るのは最も難しい方法です。銀の価格変動は、経済・景気の動向・国際情勢・為替の変動・金利動向など、さまざまな要因が関係してきます。

変動の幅が激しいため、過去の相場よりも高値で推移している今のうちに売った方がよいでしょう。

査定前にきれいにする

銀貨を買取店に持って行く前に、きれいにしておきましょう。きれいにすることで、鑑定士が査定しやすくなり、印象もよくなり査定額が上がる可能性が少なからずあるためです。

銀貨をきれいにする際は、柔らかい布で優しく拭く程度にとどめておきましょう。あまり力を入れてしまうと、キズの原因になってしまいます。

付属品も一緒に買取査定に持っていく

銀製品を購入した際のケースや保証書など付属品を保管している場合は、銀製品と一緒に買取査定へ持っていきましょう。付属品が揃っている場合、銀製品単体よりも買取価格が上がる可能性があるためです。

複数の品物をまとめて買取査定してもらう

銀貨の他に買取して欲しいものがある場合は、まとめて査定してもらうのがおすすめです。買取専門店の場合、まとめて査定に出すと査定総額が高くなるためです。

『買取むすび』でもおまとめ査定を実施しており、複数点お持ちいただいた場合は査定額アップが期待できます。銀貨以外にも売りたいものがある方は、ぜひおまとめ査定をご利用ください。

高く買い取ってくれる買取専門店を探す

銀貨を売る際は、高く買い取ってくれる買取専門店を探しましょう。探す際には、買取実績や鑑定士が在籍しているかなどの確認が重要です。

銀貨の適正な価格を判断するためには、製造年における希少性などを理解していなければなりません。鑑定士が在籍していないリサイクルショップなどでは、単純な銀相場でしか買取価格を出せない可能性があります。

どうしても判断ができない場合は、複数の買取業者に相見積もりを取るのもよいでしょう。

『買取むすび』では、プロの鑑定士が1点ずつ丁寧に査定いたします。培った経験と知識で適切に価値を判断し、お客様の希望査定額に応えられるよう努めています。

また、さまざまな買取方法にも対応しているため「売りたくても都合が悪くて店に行けない」といった方も、気軽に買取依頼が可能です。買取方法の詳細は、次章で詳しく解説します。

 

『買取むすび』で1オンス銀貨を売る方法

買取店のイメージ図

『買取むすび』では、以下3つの買取方法に対応しています。

  • ・店頭買取
    ・出張買取
    ・宅配買取

1オンス銀貨を売りたいと考えている方は、都合の合う方法にてご依頼可能です。

店頭買取

直接来店していただき、目の前で品物を査定する方法です。査定に時間がかかる場合は、雑誌やフリードリンクも用意しております。

査定結果を聞いたうえでキャンセルしていただいても問題はありません。その際の査定料・キャンセル料は無料です。

来店時の予約は不要のため、気が向いたときにふらっと気軽にお立ち寄りください。関東を中心に広く展開しております。気になる方は、以下のボタンよりお近くの店舗を探してみてください。

出張買取

『買取むすび』の鑑定士が直接自宅へ訪問し、その場で品物を査定する方法です。出張料は完全無料で、査定したあとに買取をキャンセルしても、費用は発生しません。家にあるものをついでに査定して欲しいという要望も可能です。

「子供が小さくて家を空けられない」「交通手段が少なく、店舗へ行くまでが面倒」このような方におすすめです。

1品からでもよろこんでお伺いいたします。出張買取を依頼したい方は、以下のボタンから簡単に申し込みできます。

宅配買取

宅配キットを使用して、品物を『買取むすび』へ送っていただき査定する方法です。宅配キットは『買取むすび』で用意するため、お客様で梱包材を用意する必要はありません。

全国対応しているため、「近くに店舗がない」「お店の営業時間内に来店できない」といった方におすすめです。

1点から依頼可能で、最短即日振り込みに対応しています。宅配買取は以下のボタンより申し込み可能です。

 

銀貨を売るなら査定の腕が確かな『買取むすび』へおまかせ

銀貨

銀貨は、大きく分けて地金型銀貨と記念銀貨の2つに分けられます。それぞれで複数の種類が存在し、どの年に発行されたどの銀貨をもっているかによって、買取価格は異なります。

比較的近年発行された銀貨は、銀相場相当の買取価格で取引される傾向です。一方、製造年が古い・希少性が高いなどの価値が付加される場合は、買取価格が「銀相場+α」になるケースも多々見られます。

お手持ちの銀貨をなるべく高く買取してもらいたいと考えている方は、プロの鑑定士が在籍している買取専門店へ依頼しましょう。

『買取むすび』では、銀貨の買取を積極的に行っています。プロの鑑定によって丁寧に査定し、適切な価格の提示が可能です。1オンス銀貨を含めた銀製品やその他の品物を売りたいと考えている方は、ぜひ『買取むすび』の買取実績をのぞいてみてください。

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