カルティエの婚約指輪がありえないと言われるのはなぜ?魅力や商品別の購入価格を紹介

「カルティエの婚約指輪は評判が悪いの?」
「ありえないと言われる理由が知りたい」
このように考えていませんか?
カルティエは世界5大ジュエラーのひとつとして、圧倒的なブランド力を誇る高級ジュエリーブランドです。
長い歴史と伝統に裏打ちされた信頼と品質の高さで、多くの人々の憧れとなっています。一方で、「カルティエの婚約指輪なんてありえない」という声も見られ、購入を迷っている人もいるでしょう。
この記事では、カルティエの婚約指輪がありえないと言われる理由を解説します。カルティエの魅力や購入価格も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
カルティエの婚約指輪はありえないと言われる4つの理由
カルティエの婚約指輪に憧れを抱く人は大勢いますが、一部では「ありえない」と言われています。
ありえないと言われる理由としては、主に以下の4つがあげられます。
- ・価格が高すぎる
- ・デザインの好みが分かれる
- ・ネームバリューに頼っている印象がある
- ・時代遅れのイメージがある
ひとつずつ見ていきましょう。
価格が高すぎる
カルティエの婚約指輪は、他のジュエリーブランドと比較して高額であるため、手が届かないと感じる人は多いでしょう。
婚約指輪に20〜30万円の予算をかける人が多いなか、カルティエは低価格の指輪で約40万円、高価格帯は100万円を超える商品もあります。
特に上質なダイヤモンドで装飾した指輪は高額のため、婚約指輪の選択肢から除外する人が多いのです。
ハイブランドにこだわりがない人は、他のブランドの方が魅力的に感じるのでしょう。
デザインの好みが分かれる
カルティエの婚約指輪は伝統と革新が調和した魅力あふれるデザインです。しかし、独特なデザインのものもあり、好みが分かれる場合があります。
その代表格がLove(ラブ)コレクション。
ビス(ネジ)が並んだ人気の指輪ですが、一部では独特のデザインから婚約指輪に選ぶのは敬遠されるケースがあります。
ビスのモチーフは永遠の強い絆を象徴しており、変わらぬ愛を封じ込めたデザインとなっています。魅力的な商品ですが、シンプルさを求める人には向かない場合があるでしょう。
ネームバリューに頼っている印象がある
カルティエは世界5大ジュエラーのひとつとして圧倒的なブランド力を誇ります。一方、強いブランドイメージゆえに「見た目より名前で選んでいるだけ」といった批判もあります。
「カルティエだから良い」という選び方は個性の欠如と捉えられ、独自の判断基準をもたない流されやすい人という印象を抱かれる可能性があるのです。
婚約指輪を渡す相手の価値観に合った指輪なのかをしっかりと見極め、ブランド名に左右されずに指輪を選ぶとよいでしょう。
時代遅れのイメージがある
カルティエは1847年創業の長い歴史を持つブランドですが、長い伝統ゆえに「古臭い」というイメージを持たれる場合があります。
特に若い世代からは、もっとモダンで革新的なデザインを求める声があり、「カルティエの指輪は親世代のもの」という見方をされがちです。
また、ファッションの移り変わりが速い現代では、カルティエのクラシカルなスタイルが「時代遅れ」と批判され、最新トレンドを意識する人から敬遠されるケースもあります。
カルティエの婚約指輪の魅力
カルティエの婚約指輪にありえないという声がある一方で、確かな魅力もあります。今回紹介するカルティエの婚約指輪の魅力は以下の3つです。
- ・ブランドの歴史と信頼性
- ・高品質なダイヤモンドと素材のこだわり
- ・ブランドを象徴するシリーズ
ひとつずつ解説します。
ブランドの歴史と信頼性
カルティエは1847年にフランス・パリで創業され、王族やセレブからの支持を得て「王の宝石商」と称されるほどの地位を築いてきました。
豊かな歴史と伝統は、婚約指輪にも反映されており、独特なデザインやダイヤモンドで贅沢に装飾した指輪など、魅力的な商品がそろっています。
カルティエのブランド名は、ただのジュエリーではなく、歴史や伝統の象徴として多くの人々から信頼されています。
ブランドの信頼性によって、カルティエの婚約指輪は長く愛用され、「一生もの」として選ばれることが多いのです。
高品質なダイヤモンドと素材のこだわり
カルティエの婚約指輪に使われるダイヤモンドは、厳格な基準によって選定されています。
自社でダイヤモンドの選定や加工を行い、評価基準である4C(カラー・カット・クラリティ・カラット)が最高水準のものだけを使用することにこだわりがあります。
また、指輪に使われるプラチナや18金の素材も最高品質のものが選ばれ、美しさと耐久性の両立を可能にしました。
こうした品質の高さや職人の技術の高さによって、世界中で支持される地位を確立したのです。
ブランドを象徴するシリーズ
カルティエには、象徴的なシリーズがいくつも存在し、ブランド全体の魅力を高めています。
例えば、シンプルでありながら、ダイヤモンドの美しさを最大限に引き出している「1895」や、繊細で儚げな印象の「エタンセル ドゥ カルティエ」など、魅力ある指輪がラインナップされています。
シリーズの豊富さが、カルティエの婚約指輪が幅広い層から愛される理由のひとつです。
カルティエの指輪については、以下の記事も参考になります。
カルティエ婚約指輪はいくら?商品別の購入価格を紹介
カルティエの婚約指輪として代表的な5つの購入価格を紹介します。
- ・1895
- ・トリニティリング
- ・ラブリング
- ・バレリーナ
- ・エタンセル ドゥ カルティエ
- ・カルティエ デスティネ
特徴と購入価格を見ていきましょう。
1895
1895 は、カルティエのクラシックな婚約指輪の代名詞です。
シンプルなプラチナのリングに一粒のダイヤモンドがセッティングされた指輪や、大きめのダイヤモンドのまわりにメレダイヤを装飾した豪華なデザインまでバリエーションがあります。
素材はプラチナが基本ですが、イエローゴールドやピンクゴールドを使用したものもあります。
クラシックなスタイルは世代を超えて愛され続けており、カルティエの伝統と気品を感じるでしょう。
価格帯はダイヤモンドの大きさや品質によって異なり、約40万円から80万円が目安です。
ラブリング
ラブリングは、カルティエの「LOVE」コレクションの一部として、モダンなデザインが魅力の婚約指輪です。
リングの表面に施されたビスモチーフが特徴で、変わらぬ愛を封じ込めるという意味があります。
男女ともに人気があり、ペアリングとしても選ばれることが多いシリーズです。
婚約指輪として使用されるモデルは、高品質のダイヤモンドがあしらわれ高級感が漂います。購入価格は60万円台が目安です。
バレリーナ
バレリーナは、その名のとおりバレエからインスピレーションを得ており、繊細でエレガントなデザインが特徴です。
滑らかな曲線を取り入れた魅力あふれる指輪に、大粒のダイヤモンドをセッティングしており、女性らしい華やかさを演出します。
気品・調和・均衡を想起させるデザインは、2人の門出を祝福するのにピッタリでしょう。
購入価格は、50万円から130万円ほどでダイヤモンドの大きさや貴金属の素材によって異なります。
エタンセル ドゥ カルティエ
エタンセル ドゥ カルティエは、フランス語で「輝き」を意味するÉtincelleを名に持ち、美しさと輝きを追求したデザインです。
指に沿うように指輪の周囲にセットされたパヴェダイヤモンドと、センターに輝く大きめのダイヤモンドが特徴の上品な指輪です。
優雅さと繊細さを合わせ持っており、華奢でありながら存在感のある魅力を放ちます。
価格は40万円から50万円で、カルティエの婚約指輪のなかではリーズナブルな価格帯です。
カルティエ デスティネ
カルティエ デスティネは、カルティエの婚約指輪の中でも特にラグジュアリーなシリーズです。
デスティネ(Destinée)はフランス語で「運命」を意味し、大切な人との未来を象徴する魅力的なデザインとなっています。
センターストーンの輝きを際立たせるように計算され、周囲を取り巻くパヴェダイヤモンドがさらに華やかさを演出します。
価格は100万円から120万円を超えるものもあり、高級感と洗練されたデザインを求める方に最適な婚約指輪です。
カルティエの婚約指輪に向いている人
カルティエには魅力あふれる婚約指輪がそろっており、特に以下の5つに当てはまる人に向いています。
- ・上品なスタイルを好む人
- ・ブランドの歴史や品質に価値を感じる人
- ・高品質なダイヤモンドリングを求める人
- ・独特なデザインを好む人
- ・充実のアフターサービスを求める人
それぞれ解説します。
上品なスタイルを好む人
カルティエの婚約指輪は、伝統と信頼に裏付けられた上品なデザインの指輪がラインナップされています。
シンプルでありながらも細部までこだわっており、高貴な印象を与えるため、品のあるスタイルを大切にする人に最適です。
例えば1895は、クラシックな美しさを持ちながら、時代を超えて愛される定番のデザインです。
日常使いからフォーマルなシーンまでどのような場面にも調和するため、上品なスタイルを求める人には理想的な選択といえるでしょう。
ブランドの歴史や品質に価値を感じる人
カルティエは、1847年に創業して以来、世界5大ジュエラーのひとつとして多くの人々に愛されてきました。
フランスやイギリス王室、海外セレブに選ばれてきた功績があり、単なるジュエリーとしての美しさだけでなく、歴史や伝統に価値を感じる人に向いたブランドです。
カルティエの婚約指輪を選べば、身につける人の心に豊かさと喜びが与えられるでしょう。
高品質なダイヤモンドリングを求める人
カルティエの婚約指輪には、厳選された高品質のダイヤモンドが使用されています。GIA(米国宝石学会)の基準をクリアしたダイヤモンドが用いられ、その輝きや透明度は一級品です。
また、指輪に使用する素材にもこだわりがあり、プラチナやK18(18金)のイエローゴールド・ピンクゴールドなど、上質な金属が採用されています。
ダイヤモンドや素材の美しさに妥協を許さないカルティエの指輪は、一生もののジュエリーとして高い価値を感じられるでしょう。
参考:カルティエ ダイヤモンド
独特なデザインを好む人
カルティエは独特なデザインを好む人にも向いています。ラブリングに代表されるように、独創的なデザインが世界的に評価されており、他のブランドにはないコンセプトがつまった指輪があります。
一目でカルティエとわかるデザインは、ユニークさや個性を大事にする人に最適です。
独創的なデザインの指輪を求める人は、カルティエの婚約指輪を選ぶとよいでしょう。
充実のアフターサービスを求める人
カルティエの婚約指輪は購入後に充実したアフターサービスを求める人にもおすすめです。
指輪は使っている間に光沢を失ったり、表面に細かな傷がついたりします。カルティエでは、輝きを取り戻すための艶出し・洗浄サービスが無料で受けられ、修理の受け付けもしています。
購入後のサポートは、大切な指輪を長期にわたって愛用したい人に安心感を与えるでしょう。
カルティエ以外の婚約指輪も検討したほうがよい人
カルティエは歴史や高いブランド力、ジュエリーとしての質の高さなどの魅力があります。一方で、すべての人にカルティエの婚約指輪が向いているとはいえません。
以下の3つに当てはまる人は、カルティエ以外の婚約指輪も検討してみるとよいでしょう。
- ・コスパを重視する人
- ・金属アレルギーのある人
- ・シンプルなデザインを好む人
それぞれ解説します。
コスパを重視する人
カルティエの婚約指輪はコスパを重視する人には向かない可能性があります。
婚約指輪のラインナップでもっともリーズナブルな1895でも、購入価格は40万円以上です。
コスパを重視する人は、国内ブランドやノーブランドでありながら、デザインや品質が優れたものを選ぶのも一案です。
「ブランドにこだわらないからお手頃な指輪にしたい」「婚約指輪に40万円以上使うのはきびしいな」などの意見をお持ちの人は、カルティエ以外を見てみるとよいでしょう。
金属アレルギーのある人
カルティエの婚約指輪にはプラチナを使用することが多く、人によっては金属アレルギーを起こす場合があります。
プラチナはパラジウムを混ぜて生成されるのが一般的で、金属アレルギーの原因になることがあるのです。
そのため、婚約指輪を普段使いしたい人や長時間着用する人は慎重に選ぶ必要があります。アレルギーを避けるには、チタンやステンレスなどのアレルギーフリーの素材を採用したブランドを選択肢に入れるとよいでしょう。
シンプルなデザインを好む人
カルティエの婚約指輪は、デザインにブランドの個性が強く反映されているため、好みに合わない場合があります。
シンプルで控えめなデザインを好む人は、装飾が少ないブランドやオーダーメイドの婚約指輪が向いているかもしれません。
「過度な装飾はいらない」「飾らない美しさが欲しい」という人は他のブランドの指輪を検討してみるとよいでしょう。
カルティエ以外の人気ブランド
婚約指輪を選ぶ際、カルティエ以外にも世界的に人気の高いブランドが多数あります。
ここでは魅力ある5つのブランドを紹介します。
- ・ティファニー(TIFFANY &CO.)
- ・ハリーウィンストン(HARRY WINSTON)
- ・ブシュロン(BOUCHERON)
- ・ヴァンクリーフ&アーペル(VanCleef&Arpels)
- ・ブルガリ(BVLGARI)
ひとつずつ見ていきましょう。
ティファニー(TIFFANY &CO.)
ティファニーは1837年にアメリカ・ニューヨークで創業した世界的ジュエリーブランドです。
「ティファニーセッティング」と呼ばれるブリリアントカットのダイヤモンドを6本の爪で支えるデザインは、ティファニーの代名詞となっています。
シンプルで洗練されたデザインは世界中で愛されており、婚約指輪として求める人も多くいます。
ティファニーセッティングの婚約指輪は20万円から用意されており、カルティエよりもリーズナブルに購入可能です。
ティファニーの婚約指輪については、こちらの記事も参考になります。
ハリーウィンストン(HARRY WINSTON)
ハリーウィンストンは1932年にアメリカ・ニューヨークで設立され、最高品質のダイヤモンドを使用したジュエリーで名高いブランドです。
創業者のハリー・ウィンストンは実績が高く評価され、1947年にコスモポリタン誌に「キング・オブ・ダイヤモンド」と称されました。
婚約指輪は美しいカットと輝きが特徴で、セレブや有名人からの支持を集めています。
価格帯は最安で100万円台からと高額なため、まとまった資金が必要です。品質にこだわるハリーウィンストンの婚約指輪は、究極のラグジュアリーを求めるカップルに向いています。
ブシュロン(BOUCHERON)
1858年に創業したフランスの老舗ジュエラーであるブシュロンは、芸術的なデザインと職人技術で知られています。
「キャトル」シリーズに代表される複数の素材を組み合わせたデザインは、個性的でありながらも上品で、多くのファンを魅了しています。
ブシュロンの婚約指輪は、人と被らない独創性を求める人におすすめです。
価格帯は30万円台から展開されており、伝統とモダンさを併せ持つリングがラインナップされています。
ヴァンクリーフ&アーペル(VanCleef&Arpels)
1906年に創業したヴァンクリーフ&アーペルは、ロマンティックで華やかなデザインが特徴のフランスのジュエリーブランドです。
特に「アルハンブラ」シリーズや花をモチーフにしたジュエリーが人気で、婚約指輪にも美しいデザイン哲学が息づいています。
価格帯は80万円台から100万円を超えるものまで幅広く、上質なダイヤモンドを贅沢に使用したモデルが揃っています。
ヴァンクリーフ&アーペルの婚約指輪は、繊細な美しさや優雅なデザインを求める人に最適です。
ブルガリ(BVLGARI)
イタリアを代表する高級ブランドであるブルガリは1884年に創業し、華やかでモダンなデザインで世界中から愛されています。
婚約指輪では「ローマアモール」や「インコントロ ダモーレ」などのシリーズがあり、ダイヤモンドの高いセッティング技術と、大胆なデザインが特徴です。
ブルガリは宝石の色使いにもこだわりを持ち、他ブランドとは異なる個性的な婚約指輪を提案します。
価格帯は30万円台からあり、他のブランドよりはリーズナブルに購入できます。
デザイン性の高さを重視する人や、個性を表現したい人はブルガリを選択肢のひとつにするとよいでしょう。
婚約指輪の購入における資金の目安
婚約指輪を購入する際は、相場を理解しておくとよいでしょう。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」(全国推計値)によると、婚約指輪の全国平均購入額は38万2000円であり、多くのカップルが30万から50万円の予算を設定しています。
「給料の3か月分」とまではいかないまでも、婚約指輪の購入にまとまった資金が必要なのが理解できるでしょう。
ブランドやデザイン、ダイヤモンドの品質などによって異なり、カルティエやハリーウィンストンなどの高級ブランドでは、100万円以上になることもあります。
婚約指輪は一生ものであるためブランドやデザインの良いものを選びたいと思うのは当然です。
一方で、結婚後の生活にもお金が必要なため、予算と好みのバランスを考慮して無理のない選択をしましょう。
カルティエの婚約指輪の購入資金を作るなら『買取むすび』へ
カルティエの婚約指輪は、価格やデザインなどの面でネガティブなイメージもありますが、高級ブランドならではの魅力も満載です。
低価格の指輪でも40万円以上かかる高額商品のため、購入にはまとまった資金が必要です。
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