価格倍増!?価値のある年号の100円玉・売却方法・査定額アップのポイントを解説

「100円玉のなかでも、価値のある年号を知りたい」
「価値のある100円玉を売るにはどうしたらいい?」
このように考えていませんか。
100円玉は、年号によって額面以上の価値を持ちます。
しかし、売却方法によっては額面どおりの価値でしか取引してもらえない可能性があるため、売り方には注意が必要です。
本記事では、価値のある年号・年号以外にも付加価値がつく種類・おすすめの売却方法を解説します。
できるだけ高く100円玉を売りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
100円玉に額面以上の価値がつく理由
額面以上の価値を持つ硬貨を「プレミア硬貨」といいます。
プレミア硬貨になる理由は以下のとおりです。
- ・発行枚数が少ない年号があるため
- ・行事を記念して発行された種類があるため
- ・素材としての価値があるため
ひとつずつ見ていきましょう。
発行枚数が少ない年号があるため
硬貨は、毎年発行枚数が異なります。
当時の経済状況を考慮して発行枚数が決定されるためです。
発行枚数が少ない年号は、希少性の観点からコレクターの間で人気があり、高額で取引される場合があります。
行事を記念して発行された種類があるため
国を挙げての行事を記念して発行された「記念硬貨」と呼ばれる種類もあります。
流通を目的としていないため、発行枚数が限られています。
デザインも通常の100円玉とは異なるため、コレクターにとっては貴重な品となり額面以上で取引されるケースがあります。
素材としての価値があるため
100円玉の素材は、発行年によって異なります。
例えば、現在の素材である白銅貨になる前は、銀が主原料でした。
銀の価格が高騰したため、素材を銅に変更した背景があります。
そのため、銀製のものは素材としての価値が高く、プレミア硬貨に分類される場合があります。
価値が高い100円玉の年号一覧
以下の年号に該当する種類は、額面以上の価値があるとされています。
- ・昭和32〜33年|初代100円玉
- ・昭和39年|2代目100円玉
- ・平成13〜14年|現行の100円白銅貨
- ・昭和39年|東京オリンピック記念100円銀貨幣
- ・昭和45年|日本万国博覧会記念100円白銅貨幣
- ・昭和47年|札幌オリンピック記念100円白銅貨
- ・昭和51年|昭和天皇陛下御在位50年記念100円白銅貨幣
なお、硬貨の価値は、査定時の相場や状態によって変動します。
「〇〇年銘は〇〇円で買取可能」とはなりません。
より最新の価値を知りたい方は、査定依頼がおすすめです。
『買取むすび』の査定は、手数料・キャンセル料が無料です。正しい価値を知りたい方は、気軽にご相談ください。
昭和32〜33年|初代100円玉
昭和32〜33年に発行されていたのは「100円玉銀貨幣」と呼ばれる種類です。
日本初の100円玉で、表面には鳳凰、裏面には旭日と桜がデザインされています。
発行期間がたった2年と短いですが、大量に発行されています。
並品だと価値がつきにくいですが、美品であれば額面以上が期待できる種類です。
昭和39年|2代目100円玉
昭和39年に発行された100円玉にも額面以上の価値があります。
当年銘は日本で2番目に発行された100円玉で、表面に稲穂、裏面に金額と年号がデザインされています。
昭和34〜41年にかけて発行・流通しており、なかでも39年は発行枚数が少なく希少な年銘です。
引用:造幣局「年銘別貨幣製造枚数」
平成13〜14年|現行の100円白銅貨
現行硬貨のうち、平成13〜14年発行の100円玉はプレミア硬貨に分類されます。
500円玉の流通開始に伴い、発行枚数が減少したためです。
平成13〜14年のものは現行硬貨のため、大幅な価値の増加は期待できませんが、状態によっては高く取引される場合もあります。
昭和39年|東京オリンピック記念100円銀貨幣
昭和39年(1964年)に開催された東京オリンピックを記念して発行された100円玉です。
デザインは聖火と五輪がモチーフとなっています。
発行枚数は8,000万枚と多いものの、コレクションとして人気が高く、額面以上の価値がつく場合があります。
オリンピック関連の記念硬貨は複数種類発行されており、それぞれの価値については以下の記事で確認可能です。
昭和45年|日本万国博覧会記念100円白銅貨幣
昭和45年(1970年)開催の万博を記念して発行されたものです。
富嶽三十六景と赤富士がデザインされており、4,000万枚発行されています。
数十倍もの価値がつくわけではありませんが、海外向けに販売された貨幣セットには希少価値があり、高額で売却できる可能性があります。
昭和47年|札幌オリンピック記念100円白銅貨
昭和47年(1972年)開催の札幌オリンピックを記念して発行されたものです。
発行枚数は3,000万枚で、聖火台と五輪マークがデザインされています。
希少価値はそれほど高くないものの、海外向けに限定販売されたミントセットの場合は国内流通量が少ないため高額で取引されている傾向です。
昭和51年|昭和天皇陛下御在位50年記念100円白銅貨幣
昭和51年(1976年)の昭和天皇御在位50年を記念して発行されたものです。
発行枚数は7,000万枚で、皇居と二十橋がデザインされています。
通常より、若干サイズが大きいのが特徴です。
発行枚数は多いものの、皇室関連の硬貨でも人気の種類で、状態によっては高額で取引されています。
なお、在位50年記念硬貨100円の買取については以下の記事で解説しています。お持ちの方は、ぜひご覧ください。
エラーコインの場合は価値が増加
製造過程でエラーが発生した硬貨を「エラーコイン」といいます。
通常は流通前にハネられますが、稀にそのまま市場に出回るものがあります。
不良品ではあるものの、唯一無二である点から、コレクターに人気のジャンルです。
なお、エラーコインは年号が新しいほど高い価値を持ちます。
製造技術の向上により、昔よりエラーが発生しにくくなっているためです。
100円玉に見られるエラーは以下のとおりです。
- ・ズレ打ち|デザインの位置がずれている
- ・裏写り|デザインが重なっている
- ・文字欠け|額面や年号が欠けている
- ・影打ち|裏表が同じデザイン
- ・傾打エラー|裏表でデザインの角度が違う
- ・ヘゲエラー|表面がめくれている
ひとつずつ見ていきましょう。
ズレ打ち|デザインの位置がずれている
※画像は5円玉の例です。
デザインの刻印が中央からずれているエラーを「刻印ズレ」または「オフセンター」といいます。
ずれの度合いによって価値が変動し、大きくずれているものは非常に珍しく、高値で取引されています。
市場にはほとんど出回らない、希少なエラーです。
裏写り|デザインが重なっている
※画像は10円玉の例です。
デザインが二重に打刻され、裏側のデザインが表側にうっすらと写っているエラーを「裏写り」といいます。
重なり具合によって価値が変わり、はっきりとした裏写りは希少価値があり、高額査定が期待できます。
過去のコインオークションでは、1枚65万円で取引されたほど希少な種類です。
文字欠け|額面や年号が欠けている
額面や年号などの文字が一部または全部欠けているエラーを「文字欠け」といいます。
欠けの大きさによって価値が異なり、欠けが大きいほど希少です。
影打ち|裏表が同じデザイン
※画像は10円玉の例です。
「影打ち」とは、表と裏のデザインが同じになっているエラーです。
片方は通常のデザインですが、もう片方は鏡写しのような状態になっています。
非常に珍しく、コレクターから高い人気があります。
傾打エラー|裏表でデザインの角度が違う
※画像は1円玉の例です。
「傾打ち」とは、裏と表のデザインの角度がずれているエラーです。
ぱっと見ただけでは分かりにくく、見逃してしまいがちなエラーコインです。
角度のずれが大きいものは希少で、特に100度を超えているものは高い価値を持ちます。
ヘゲエラー|表面がめくれている
表面の一部がめくれているようなエラーを「ヘゲエラー」といい、めくれ具合によって価値が異なります。
完全にめくれ上がっているものは「剥離エラー」と呼ばれ、さらに希少とされています。
ヘゲエラーのデメリットは、偽物が多く存在している点です。
お手持ちの100円玉にめくれのような状態があり「ヘゲエラーかな?」と思っても、工具ややすりで加工した偽物の可能性があります。
そのほかにもエラーコインというのは存在するのでエラーコイン関しては以下記事をご覧ください。
額面以上の価値を持つ100円玉の売り方
額面以上の価値を持つ100円玉を、正しい価格で売却する方法は、以下の2つです。
- ・ネットオークション・フリマサイト
- ・買取専門店
それぞれの特徴や、メリット・デメリットを解説します。
ネットオークション・フリマサイト
ネットオークションやフリマサイトは、自分の希望額で出品できるため、高額で売れる可能性があります。
また、自宅にいながら手軽に出品・売却できるのもメリットです。
しかし、出品の手間が発生する・売れ残るリスクがある、購入者とのトラブルに発展する可能性があるなど、さまざまなデメリットも存在します。
サービスによっては現行貨幣の出品が禁止されている場合もあり、知らずに出品してしまうとアカウント停止になる場合もあります。
手数料や送料を考慮すると、必ずしも利益が残らない点も、頭に入れておきましょう。
買取専門店
買取専門店は、ほとんどの場合、鑑定士が在籍しています。
専門的な目線で適正な査定が可能なため、安心して売却できる点がメリットです。
店頭で査定を依頼した場合、即日現金化も可能です。
出張買取や宅配買取など、さまざまな査定方法に対応している店舗も多く、都合に合わせやすい良さもあります。
ただし、すべての買取店で100円玉の買取を行っているとは限りません。
査定を依頼する前には、100円玉の買取に対応しているのか聞くのが大切です。
100円玉を売る前のポイント|査定額に直結!
100円玉の価値は、売却前の取り扱いによって変動する可能性があります。
査定前には、以下のポイントに留意しましょう。
- ・保存状態に気を配る
- ・自分で磨かない・洗わない
- ・付属品があればそろえる
- ・買取実績の多い業者に依頼する
ひとつずつ解説します。
保存状態に気を配る
100円玉は、状態がきれいなほど高額査定になる傾向です。
硬貨は金属でできているため、時間経過によって酸化したり、傷がついたりして劣化します。
劣化を防ぐためには適切に保管することが大切です。
劣化を防ぐためのポイントは、以下のとおりです。
- ・コイン専用のケースに入れて保管する
- ・コイン専用ケースがない場合は、ジップロックなどで代用
- ・余計な傷をつけないようにするため、1枚ずつ保管する
- ・皮脂による酸化を防ぐため、直接手で触らない
- ・直射日光を避け、風通しの良い場所で保管する
劣化を進行させないよう、保管状態には気をつけましょう。
自分で磨かない・洗わない
「きれいな状態の方が高く売れる」が中古買取の基本ですが、かといって自分で磨くのはNG行為です。
自分で磨いた場合、硬貨に余計な傷をつけてしまう可能性があります。
かえって価値を下げてしまうため、簡単に落とせそうな汚れであっても、手を加えないようにしまよう。
付属品があればそろえる
記念硬貨やプルーフコインなど、流通目的で発行されていない100円玉には、ケースや証明書などが付属しています。
付属品は、すべてそろっているほど高価買取となる傾向です。
売却前に、コインケースや箱などがそろっているかチェックしてみましょう。
なお、硬貨は付属品がなくても買取可能です。
ケースがないから買取できない訳ではないため、裸の状態で保有しているものでも問題ありません。
買取実績の多い業者に依頼する
硬貨の買取は、専門的な知識と経験が必要です。
買取実績が豊富な業者は、多くの硬貨を鑑定してきた実績があるため、100円玉の価値を正しく判断できるといえるでしょう。
反対に、買取実績が少ない業者の場合、経験の少なさから、価値を正しく判断できない可能性があります。
『買取むすび』では硬貨買取の実績が多数
『買取むすび』では、100円玉を含め、数多くの硬貨を買取してきた実績があります。
取り扱いジャンルは、日本の硬貨・紙幣・記念硬貨・海外のコインなど、多岐に渡ります。
さまざまな硬貨(紙幣)を買取してきた実績から、適正な価格で査定・買取が可能です。
他社で売れなかった状態の古銭なども『買取むすび』では査定できる可能性があります。
これまで買取してきた硬貨・紙幣の実績は以下のボタンからご覧いただけます。
『買取むすび』で硬貨を売却した方の口コミ
『買取むすび』で実際に硬貨を売却した方の口コミを一部紹介いたします。
引用:『買取むすび』アピタ静岡(口コミ評価★5:店舗評価★4.9) |
引用:『買取むすび』ベイシア藤枝店(口コミ評価★5:店舗評価★4.9) |
引用:『買取むすび』町田店(口コミ評価★5:店舗評価★4.9) |
『買取むすび』では、買取価格だけでなく、接客でも満足していただけるよう務めています。
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『買取むすび』で選べる4つの査定・買取方法
『買取むすび』では、以下4つの査定・買取方法に対応しています。
- ・店頭買取|店頭で即日現金化
- ・宅配買取|非対面で買取依頼
- ・出張買取|自宅で査定可能
- ・LIINE査定|買取価格だけ知りたい方向け
それぞれの特徴を解説するため、ご都合のよい方法をお選びください。
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【額面別】プレミア硬貨一覧
日本には額面以上の価値を持つ硬貨が複数存在します。
なかでもレアリティが高い種類は、以下のとおりです。
額面 |
レアな年銘 |
昭和62年銘 |
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昭和30年銘 昭和33年銘 昭和34年銘 |
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昭和26年銘 昭和32・33年銘 昭和61年銘以降 |
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明治以降 昭和5年銘 平成17年銘 昭和23年銘 昭和27・32年銘 平成22〜25年銘 |
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昭和30年銘 平成23〜25年銘 平成28年以降 |
価値の詳細は、各額面をクリック(タップ)すると確認できます。ぜひチェックしてみてください。
【Q&A】100円玉の買取に関してよくある質問
100円玉の買取に関してよくある質問をまとめました。
- Q.令和の年号で価値のある100円玉はありますか?
- Q.昔の100円玉でも汚れがひどいと売れないですか?
ひとつずつ回答します。
Q.令和の年号で価値のある100円玉はありますか?
A.状態や年号によっては、額面以上の価値がつく可能性もあります。
とはいえ、ほぼ額面どおりの価値しかないと認識してよいでしょう。
Q.昔の100円玉でも汚れがひどいと売れないですか?
A.汚れていても査定できる可能性はあります。
硬貨に価格がつくかは、汚れの状態だけでは判断できません。
価格がつくか不安な状態の100円玉をお持ちの方は、一度『買取むすび』へご相談ください。
まとめ:価値のある年号の100円玉を売るなら『買取むすび』へ
100円玉の価値は、発行された年号や状態によって異なります。
『買取むすび』であれば、額面以上の価値を持つ100円玉を適正に査定可能です。
「価値のある年号の100円玉かも?」という種類をお持ちの方は、ぜひ『買取むすび』へご相談ください。