純金の金杯は高価買取が可能!金メッキと見分ける方法や高く売るコツも解説

「金杯の買取価格が知りたい」

「純金なのか金メッキなのかわからない」

このように考えていませんか?

家を整理していると骨董品やコレクションと一緒に金杯が出てくるケースは珍しくありません。金杯を飾るつもりがないのなら、売ってお金にしたいと考える方もいるでしょう。

金杯は純金製なら高値がつきますが、金メッキでは高価買取が期待できません。この記事では純金と金メッキを見分ける方法や高く売るコツを解説しています。金杯の売却を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

金杯とは

金杯とは、金製または金メッキで作られた杯で、一般的に中央がくぼんだ皿状や円筒状の形をしています。結婚式や神事での酒器として使われるほか、舞踊の道具・優勝トロフィー・記念品など、さまざまな用途に利用されます。

金杯は「純金」と「金メッキ」の2種類ある

金杯には純金(K24)製と金メッキ(24KGP)製の2種類があります。純金製は美しい輝きと高い価値が特徴で、特別な贈り物・記念品として用いられます。

一方、金メッキ製はコストを抑えつつ金の輝きを楽しめるため、装飾品や大会などの記念品として広く流通しているのです。また、多くの金杯は金メッキ製で、耐久性が高く使いやすいのが特徴です。

金杯の特徴|純金・K24

純金の金杯について以下の点を解説します。

  • ・特性
  • ・刻印
  • ・買取価格

ひとつずつ確認してみましょう。

特性

純金(K24)製の金杯は、不純物がなく全て金で作られているのが特徴です。純金は非常に重く、1㎤あたり約19.3gの重さがあり、金メッキ製品よりもずっしりとした感触があります。

また、純金は熱伝導率が高いのも特徴です。冷たくなりやすいため触った瞬間はひんやりしますが、しばらく触れていると温まります。

刻印

純金(K24)製の金杯には裏面に刻印されている場合があります。

「純金」「<1000>」「Au999」や「K24」などの刻印が一般的で、造幣局が品位を証明した製品には、国旗や金の含有率を示すホールマークが刻印されています。

「純金」や日本の国旗マークがあれば国産の純金製品である証拠です。また、海外製品では「足金(Au990)」や「千足金(Au999)」などの中国語表記が見られる場合もあります。

金製品の刻印については以下の記事でも解説しているため、ぜひご覧ください。

買取価格

近年、金の買取価格は上記グラフのように高騰を続けています。そのため、純金製の金杯の価値も高まり、今なら高価買取が期待できるでしょう。

金の買取価格は「1gあたりの金価格×重さ」で計算できます。金価格が14,964円の場合、金杯の重さが40gなら「14,964×40=598,560」の計算で、買取価格は「598,560円」です。

1gあたりの金の買取価格は下のボタンから確認できるため、気になる方はぜひご覧ください。

 

ただし、紹介した計算方法は、金のみで作られた金杯に限ります。金以外で装飾されていれば、買取査定に出してみるのがおすすめです。金杯の買取価格については以下の記事でも紹介しています。

金杯の特徴|金メッキ・K24GP

金メッキの金杯について以下の点を解説します。

  • ・特性
  • ・刻印
  • ・買取価格

それぞれ見てみましょう。

特性

金メッキは、鉄やアルミなどの素材の表面に薄く24金を施した加工方法です。金杯以外にも、ジュエリーや楽器などに使われており、純金と同じような高級感と美しい輝きを演出できる技法でもあります。

金の使用量が純金製よりも少ないため、コストを抑えつつ見た目を美しく仕上げられるのが魅力です。金杯だけではなく、装飾性や耐久性を高めるためにアクセサリーにも用いられています。

「金メッキ=偽物」と思うかもしれませんが、金メッキはあくまで加工方法のため、純金製の偽物ではなく金を使った加工方法と考えるのが正しいでしょう。

刻印

金メッキ製品には刻印があり、製品の種類やメッキの特性がわかります。たとえば「K24GP」は純金を使用した金メッキを示しており「K24」とは異なります

金メッキの刻印は以下のように種類があるため、お持ちの金杯に記載されていないか確認してみてください。

  • 金メッキの刻印と意味

    刻印の種類 意味
    GP 「Gold Plated」の略称。膜の層が薄くいため摩耗に弱い。
    GEF 「Gold Electro Plated」の略称。電気によるメッキを意味する。
    HGE 「Hard Gold Electroplated」の略称。金メッキを意味する。
    GF 「Gold Filled」の略称。金張りとも呼ばれており、膜の層が厚いため摩耗に強い。
    GS 「Gold Shelled」の略称。金張りを意味する。
    GR 「Gold Rolled」の略称。金張りを意味する。
    RGR 「Rolled Gold Plate」の略称。金張りを意味する。
    M・1M・3M・5M メッキの厚さを意味する。(1M=1ミクロン)
    1/10・1/20 メッキの厚さを意味する。(1/10=1/10ミクロン)

刻印は金メッキの技法や厚さを具体的に示しており、製品の価値や耐久性を判断する手がかりです。

買取価格

金メッキ製の金杯は、金の使用量が非常に少なく、低コストで流通しているのが魅力です。

ただし、金としての価値はほとんど認められず、買取に出しても純金製の金杯と比べると高値は期待できません

金を取り出す効率も悪いため、買取不可と判断されるケースもあるでしょう。『買取むすび』では金メッキ製でも買取できる可能性があります。

他社で買取を断られたものでも問題ありません。査定料は無料のため、ぜひお気軽にご利用ください。

純金と金メッキを見分ける方法

持っている金杯が純金か金メッキかわからない方もいるでしょう。純金と金メッキは見た目は同じですが、特性が異なるため、見分けられます。見分ける方法は以下のとおりです。

  • ・刻印を確認する
  • ・磁石に反応するか確認する
  • ・重さを量る
  • ・比重を計算する

ひとつずつ解説します。

刻印を確認する

純金と金メッキを見分けるには、刻印の確認が最も確実な方法です。純金製品には「純金」「K24」「<1000>」「Au999」といった刻印が一般的で、金の純度が下がるにつれて「K18」や「750」などの刻印が見られます。

一方、金メッキ製品には「24KGP」や「18KGP」といった刻印がついているため、確認してみましょう。

ただし、刻印が擦り減っていたり、そもそも刻印がなかったりすれば、見分けるのが難しくなります。

また「18K」など数字の後に「K」がつく刻印は、海外製品に多く見られ、金の含有率が実際と異なる偽物の可能性があるため注意が必要です。刻印で判断できない場合はほかの方法をためしてみてください。

磁石に反応するか確認する

純金は磁石に反応しません。一方、金メッキ製品の土台には鉄などの磁性を持つ素材が使われている場合が多く、磁石に反応する特徴があります

そのため、磁石に反応した場合は金メッキの可能性が高いでしょう。しかし、磁力に反応しない素材を土台となる金属として使っている場合もあり、磁石に引き寄せられないものもあります。

磁石に反応しないからといって必ず純金だと断定できないのです。磁石に反応しない場合はほかの方法もためしてみましょう。

重さを量る

金製品は金属として比較的重く、金メッキ製品は軽いのが特徴です。そのため、金メッキ製品と比べると同じサイズでも重さに差があります。

大きさの割にずっしりとした重さが感じられるならK24やK18など、中身も金でできているものの可能性が高いでしょう。

ただし、金メッキ製品に使われる金属の中には純金に近い重さを持つものもあります。そのため、もし違いがわかりにくければ、次の方法がおすすめです。

比重を計算する

純金と金メッキを見分けるために、比重を計算する方法があります。比重は金属の密度を測定し、水と比べてどれくらい重いかを表したものです。比重を計算するには以下のものを用意しましょう。

用意するもの

  • ・糸
  • ・金杯がまるまる入る容器
  • ・計量器(0.1g単位まで量れるものが望ましい)

以上のものを用意したら、次の手順に従って比重を計算しましょう。

手順

  • 1.計量器で金杯の重さを量る
  • 2.容器を量りに乗せて水を入れる
  • 3.表示を「0」にセットする
  • 4.糸を金杯に結びつけて吊れる状態にする
  • 5.金杯を水の中に浸す(金杯が側面・底面に触れないように)
  • 6.重量を確認する
  • 7.「1の重量÷5の重量」を計算する

以上の手順で導き出された答えが比重です。比重がわかったら下表と比較して金メッキかどうか判断しましょう。

純度 比重
99.9%以上(純金・K24) 19.32
75%(K18) 16.03~17.11
58.3%(K14) 12.91~14.44

 

ただし、紹介した方法は金製品が他の素材と組み合わさっていたり、宝石が付いていたりすれば正確に計算できません。

比重でも判断できない場合は、買取に査定に出してみるのがおすすめです。査定に出せば、鑑定士が金の純度を測定し、価値を調べます。『買取むすび』では無料で金杯を査定可能です。

金メッキかどうか判断がつかない場合は、ぜひ『買取むすび』におまかせください。

 

比重の求め方については以下の記事でも解説しているため、ぜひご覧ください。

金杯を売るなら金地金の価格が高騰している今がチャンス

金相場は1900年代の最安値を底に、現在まで高騰を続けています。金は価値が安定した資産として知られています。

安定している理由は、コロナ禍や世界情勢の不安定さが背景にあり、不確実な未来に対する資産保護として金の需要が上がったためです。

2025年1月時点での金価格は1gあたり14,964円と高騰しています。そのため、今が金を売る最適なタイミングといえるでしょう。金の価格推移については以下の記事でも紹介しています。ぜひご覧ください。

金杯を高く売るコツ

金杯を高く売るには以下の点を押さえましょう。

  • ・金地金が高騰しているタイミングを狙う
  • ・適切にお手入れする
  • ・付属品を揃える
  • ・買取実績が豊富な店舗を利用する

ひとつずつ解説します。

金地金が高騰しているタイミングを狙う

金杯を高く売るためには、金の価格が高騰している時期を狙うのが重要です。相場は日々変動するため、定期的にチェックすることをおすすめします

『買取むすび』は金の価格を毎日更新しています。下のボタンから最新情報を確認できるため、気になる方はぜひご覧ください。

適切にお手入れする

金杯を高く売るには、普段から丁寧にお手入れし、メッキの剥がれや汚れを防ぐことが大切です。皮脂汚れやほこりが付いた場合は、柔らかい布で優しく拭き取りましょう

ただし強く擦るとメッキが剥がれやすくなるため、注意が必要です。汚れがひどい場合は、水で軽く流すだけでもきれいになる場合があります。

ただし、メッキが剥がれている状態で水に触れれば錆びが生じる可能性もあります。状態を確認してから適切にお手入れしましょう。

付属品を揃える

金杯を高く売るには、付属品を査定時に一緒に出すことが重要です。金杯を購入した際の保証書・箱・鑑定書などの付属品は価値を高めるアイテムのため、忘れずに査定に出しましょう。

買取実績が豊富な店舗を利用する

金杯を査定に出すなら、買取実績が豊富な店舗の利用がおすすめです。買取実績の数は多くのお客様から選ばれた証でもあります。

また、多くの金製品を見てきたことも意味するため、価値を見誤ることなく、適正価格で買取できる可能性が高いともいえます。

そのため、買取業者を選ぶ際は、ホームページから買取実績を確認しましょう。『買取むすび』は今まで多くの金製品を買取してきました。『買取むすび』の買取実績は下のボタンからご覧いただけるため、ぜひ確認してみてください。

『買取むすび』の買取方法

『買取むすび』は以下の方法で金杯を買取可能です。

  • ・店頭買取
  • ・出張買取
  • ・宅配買取

それぞれの特徴を紹介します。ご都合の良い方法で査定をおためしください。

店頭買取

店頭買取は『買取むすび』の店舗へ金杯をお持ち込みいただく買取方法です。来店予約は不要なため、買い物や仕事の帰りなど気軽にお立ち寄りいただけます。

各店舗に金製品に精通した鑑定士が在籍しているため、どこでも適正価格で買取可能です。査定料は無料。査定額を聞いたあとに買取をキャンセルしても費用はかからないため、ぜひためしてみてください。

出張買取

出張買取は『買取むすび』の鑑定士がご自宅へ伺い、金杯を買取する方法です。査定は玄関先でもできるため、必要な方は遠慮なくお申し付けください。

査定料・出張料は無料です。買取価格にご納得いただけなくても手数料はかかりません。下のボタンから簡単に申し込めるため、ぜひお気軽におためしください。

宅配買取

宅配買取は、金杯を宅配便で送る買取方法です。査定の立会いが必要ないため「忙しくて査定に持っていく時間がない」という方でもご利用いただけます。

査定料・宅配料は無料です。宅配買取は全国どこからでもお送りいただけます。近くに店舗がない方は、ぜひ宅配買取をためしてみてください。

金杯を高く売るなら『買取むすび』へ

金杯には純金製や金メッキ製のものがあります。『買取むすび』はどちらでも買取可能です。他社で売れなかったものも買取できる場合があるため、ぜひご都合の良い方法から無料査定をおためしください。

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