ロレックスの偽物の見分け方とは?7つのポイントを解説

高級ブランド時計の代名詞ともいえるロレックスは、高い人気と知名度を誇ります。
一方で、その人気ゆえに市場には多くのロレックスの偽物が出回っています。

偽物のロレックスを購入・売却し、トラブルに巻き込まれることのないよう、見分け方を把握しておくことが望ましいです。

そこで本記事では、ロレックスの偽物の見分け方を解説します。
ロレックスの売却をご検討されている方は、ぜひ本記事を最後までお読みください。

ロレックスとは

世界的に有名なロレックスは、1905年に創業したロレックス社によって製造および販売されている高級腕時計ブランドです。

「ロレックス」という言葉は、創業者であるハンス・ウィルスドルフの造語であるといわれており、ロレックス社の社名であるとともに、同社の腕時計のブランド名でもあります。

ロレックス社は1926年に世界初の完全防水の腕時計を、そして1931年には同じく世界初の自動巻き腕時計を開発したことでも知られています。
これらの開発によって、同社は腕時計業界に革命をもたらすとともに、その地位を確固たるものとしました。

現在も、ロレックスの販売価格は高騰を続けており、その品質や耐久性の高さから長期間所有しても価値が下がらないことも相まって、資産として所有する方も増えています

参考記事:腕時計投資で資産価値が高いブランドをランキング形式で紹介

ロレックスの偽物を見分ける7つのポイント

ロレックスは、高級ブランド腕時計の筆頭ともいえる高い人気を博しているがゆえに、市場には偽物も数多く流通しています。
そのため、新しくロレックスを購入するという方はもちろん、これから売却するという方も、ロレックスの偽物の見分け方はしっかりと把握しておきたいものです。

もちろん、万が一お持ちのロレックスを偽物と知らずに第三者へ売却した場合は、法律上の罪に問われることはありません。

しかしながら、売却後に偽物と判明した場合には購入者から返金を求められたり、警察から事情を聴かれたりする可能性もあります。
このような無用なトラブルを避けるためにも、第三者へ売却する前に、お手元のロレックスが偽物ではないかどうかという点を調べましょう。

ここでは、ロレックスの偽物を見分けるうえで確認しておきたい7つのポイントを解説します。

ポイント①ブランドのロゴマークの塗装

お手元のロレックスが偽物ではないかどうかを見分けるポイントとして、まずはロレックスのロゴマークを確認しましょう。

ロレックスのロゴマークは通常、時計の文字盤の数字「12」の下あたりに塗装されています。

本物のロレックス は、ロゴマークが文字盤の盤面にしっかりと塗装されているため、ロゴマークに立体感があります。
一方で、偽物はロゴマークを盤面にプリントしただけであるため、立体感がありません。

また、ロゴマークの上部に塗装されている王冠の形をした「クラウンマーク」にも注目してみましょう。

このクラウンマークには楕円形にくり抜かれている部分がありますが、本物の場合はこの楕円形が偽物に比べて大きく、形もきれいで、人間の「目」のようなかたちをしています。

ポイント②文字盤の文字のフォント

続いて、同じ文字盤上の数字の「6」の上あたりに塗装されている、モデル名などを記している英数字のフォントに注目しましょう。

本物のロレックスの場合、この英数字の文字に使われているフォントは「ゴシック体」ですが、偽物ではゴシック体以外のフォントが使われています。

また、フォントだけでなく、英数字の箇所の立体感も偽物かどうかを見極めるポイントの1つです。
この英数字も本物のロレックスのブランドロゴの場合と同様に、文字盤へ塗装されています。
一方で偽物の場合は、英数字を盤面にプリントしただけであるため、文字の先端が乱れている場合があります。

ポイント③蛍光塗料の塗装

本物のロレックスと偽物を見分けるうえで、文字盤上で確認しておきたい最後のポイントは、蛍光塗料の塗装のされ方です。
ロレックスのモデルのうち「シードゥエラー」や「サブマリーナー」などのモデルには、ルミナスとよばれる蛍光塗料が文字盤上に塗布されています。

本物のロレックスの場合は、蛍光塗料が既定の枠内にきちんと収まっていますが、偽物は蛍光塗料が枠内からはみ出している場合があるのでチェックしてみましょう。

ポイント④ブレスレットの研磨の状態

時計の文字盤上以外にも、本物のロレックスと偽物を見分けるうえで確認しておくべき箇所がいくつかあります。
続いては、ブレスレットの研磨の状態に着目してみましょう。

ロレックスの腕時計は使うユーザーの立場を考えて作られており、ブレスレットは腕時計を装着する際に痛みを感じたり、腕を傷つけたりしないように丁寧に研磨されています

このように本物のロレックスのブレスレットは丁寧に研磨が施されている一方で、偽物は制作費用を削減するため研磨が粗く、角もとがっています。

ポイント⑤シリアルナンバーの刻印

ブレスレットの研磨面を確認したら、シリアルナンバーの刻印のされ方も確認しましょう。

シリアルナンバーとは、その製品がいつ作られたのかを記した製造番号のことです。

ロレックスの腕時計の場合、シリアルナンバーはブレスレットを外した時計本体の数字の「6」側、もしくは文字盤内の側面で数字の「6」付近に刻印されています。

本物のロレックスの場合、このシリアルナンバーはしっかりと彫られて刻印されており、文字に深さがあります。

一方で、偽物はレーザーによる刻印がなされているため、文字に深さはありません。

ポイント⑥リファレンスナンバーの刻印

シリアルナンバーの確認ができたら、次に製品の型番であるリファレンスナンバーを確認しましょう。

リファレンスナンバーは、ブレスレットを外した時計本体の上部、数字の「12」側に記されています。

本物のロレックスの場合、リファレンスナンバーは丁寧に彫られて刻印されているため深さがある一方で、偽物はレーザー刻印であるため、深さがありません。
また、本物のロレックスのリファレンスナンバーの文字はなめらかである一方で、偽物の場合は、文字の質感がザラザラとしていて粗いという特徴があります。

リファレンスナンバーもシリアルナンバーも目立たない箇所にあり、偽物の場合はあまり丁寧に作業が行われていない傾向があるため、しっかりとチェックしておきましょう。

ポイント⑦ブレスレット側のネジの作り

ロレックスは、ブレスレットに使われているネジも精密に作られています。

本物のロレックスの場合は、ブレスレット側面にあるネジとネジ穴のあいだに隙間がなく、またネジの長さもブレスレットと全く同じです。

一方で、偽物の場合はネジとネジ穴のあいだに隙間が目立ち、またネジの長さもブレスレットの長さに合っておらず、ネジがブレスレット側面から飛び出している場合もあります。

また、偽物ではネジのマイナスドライバー用の穴の位置が中心からはずれていることもあるため、あわせて確認が必要です。

ロレックスのモデル別で偽物を見分けるポイント

お手元のロレックスが本物かどうかを、モデル別に見分ける方法もあります。

ここではロレックスの3つの代表的なモデルを、モデル別に見分けるうえでのポイントを紹介します。

デイトナの場合

デイトナは、ロレックスの人気No.1モデルであり、「タキメーター」とよばれる速度を計測できる機能がついたスポーツモデルです。

本物のデイトナには、「クロノグラフ針」とよばれる長針が採用されています。
このクロノグラフ針は、文字盤側面にある「プッシュボタン」を押すことで動かすことができます。

このプッシュボタンを押していないにもかかわらず針が動いている場合は、偽物といってよいでしょう。

サブマリーナーの場合

サブマリーナーは、ダイバー用に作られた、ロレックスのなかでも特に防水性能に優れたモデルです。

偽物のサブマリーナーは、時計が時を刻む音で見分けることが可能です。
本物の場合は、時計から聴こえる機械音がなめらかな音である一方で、偽物は「カチカチ」あるいは「カタカタ」と聞こえる、金属的な尖った音がします。

この機械音の違いは、動画サイトなどで比較されているため、実際にそれぞれの音を聴いてみることをおすすめします。

エクスプローラーの場合

エクスプローラーは、過酷な探検での使用を想定し開発された、優れた耐久性と視認性を特徴とするロレックスのモデルです。

偽物のエクスプローラーは、2つのポイントによって見分けることができます。

1つ目は、文字盤に塗布されている蛍光塗料の目盛りの間隔を確認することです。

エクスプローラーは、暗所や吹雪のなかでも情報を確認できるように、文字盤には数字の代わりにインデックスとよばれる蛍光塗料が塗布されています。
偽物のエクスプローラーの場合は、このインデックスの間隔が不均一であることや、「分」を表す目盛りからズレていることがあるため、インデックスの間隔を確認しましょう。

2つ目は、クラウンマークの透かしを確認することです。

エクスプローラーには、文字盤を覆うガラス面の下部、数字の「6」の位置あたりに、クラウンマークの透かしがあります。

本物のエクスプローラーの場合、この透かしは正面からは見えず、少し角度を変えないと見えないように作られている一方で、偽物の透かしは正面からでも確認できます。

こちらは、非常にわかりやすい確認方法ですので、ぜひお手元のエクスプローラーを手に取って確認してみましょう。

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参考記事:【ロレックス】価格が高騰しているロレックスの定価推移

 

7つのポイントを押さえてロレックスの偽物を見分けましょう

いかがでしたでしょうか。
本記事では、ロレックスの偽物を見分けるための7つのポイントを紹介しました。

精巧に作られたロレックスの偽物であっても、本記事で述べた7つのポイントをしっかりと確認することで、偽物を見分けることが可能になります。

偽物と気づかずにロレックスを売却して、無用なトラブルに巻き込まれてしまうという事態を防ぐためにも、ぜひ本記事を参考にお手元のロレックスを確認しておきましょう。

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