【ロレックス】価格が高騰しているロレックスの定価推移

高級腕時計ブランドのロレックスを、価格が高騰しているために買い取りに出そうとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
できるだけ定価が高いタイミングで買い取ってもらえるように、これまでの定価の推移は知っておきたいですよね。

そこで本記事では、ロレックスがこれまでに行った価格改定によって、高騰した定価の推移を紹介します。
ロレックスの売却を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

ロレックスの定価と過去10年間の定価推移

ロレックスは、高級腕時計のなかでも多くのファンに支持されているブランドの1つです。

そんなロレックスは、これまでに多くのモデルを生産しており、さまざまな理由で何度も定価が改訂されています。
2022年9月現在では、現行モデルが発売され始めた2015年と比べると、50万円ほど高くなっているモデルもあるほどです。

そこでここからは、ロレックスのなかでも人気のモデルを例に、これまでの定価と改定後の定価の推移を紹介します。

お持ちのロレックスのモデルが、現在どのくらいの定価になっているのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

サブマリーナ

サブマリーナは、1953年に発売されたダイバーズウォッチです。
主な特徴としては、防水性能の高さから水深300mまで耐えられることが挙げられます。

サブマリーナの定価推移

モデル

2013年

2015年

2019年10月

2022年9月

116610LN

(デイト 黒ベゼル)

810,000円

874,800円

898,700円

943,800円

116610LV

(デイト 緑ベゼル)

874,800円

928,800円

954,800円

987,800円

114060

(ノンデイト)

766,800円

787,600円

832,700円

 

上記の推移から、モデルにもよるものの発売当初からは10万円ほど定価が高くなっていることがわかります。

コスモグラフ デイトナ

コスモグラフ デイトナは、カーレーサー用に設計された1963年発売の腕時計です。
レースサーキットに活用できるような機能性を持ち合わせているため、正確に経過時間を
測れることや平均速度を読みとれることが主な特徴です。

コスモグラフ デイトナで、これまでに行われた定価推移を以下にまとめました。

コスモグラフ デイトナの定価推移

2019年10月

2020年1月

2021年8月

2022年1月

2022年9月

1,309,000円

1,387,100円

1,457,500円

1,609,300円

1,720,400円

 

価格が高騰したことで、2019年の定価と比べると2022年9月には40万円ほど値上がりしていることがわかります。

シードゥエラー

シードゥエラーは、1967年に発売されたダイバーズウォッチです。
主な特徴としては、水深1,220mまで耐えられる防水機能によって、潜水や減圧などの時間を正確に確認できることが挙げられます。

シードゥエラーの、これまでの定価推移は以下のとおりです。

シードゥエラーの定価推移

2019年10月

2020年1月

2021年8月

2022年1月

2022年9月

1,197,900円

1,230,900円

1,293,600円

1,433,400円

1,533,400円

2019年10月から2022年9月現在までに4回の改訂が行われ、価格が高騰したことで定価も40万円ほど高くなっていることがわかります。

シードゥエラー ディープシー

シードゥエラー ディープシーは、2008年に発売されたシードゥエラーと同じく深海用のダイバーズウォッチです。
シードゥエラーとの違いは、水深3,900mまで耐えられる防水機能を誇っていることです。

シードゥエラー ディープシーのこれまでの定価推移を、以下の表にまとめました。

シードゥエラー ディープシーの主なモデルの定価推移

 

2019年10月

2020年1月

2021年8月

2022年9月

126660

(黒文字盤)

1,298,000円

1,331,000円

1,399,200円

1,538,900円

126660

(D-BLUE文字盤)

1,332,100円

1,365,100円

1,434,400円

1,574,100円

モデルによるものの、定価の改訂によって価格が高騰し、当初の定価よりも20万~30万円ほど高くなっていることがわかります。

エクスプローラーI

エクスプローラーIは、1953年に発売された冒険家のための時計です。
探検家や登山家などが出向く、極地や洞窟といった光が届かない場所や環境にも耐えられる性能が特徴です。

エクスプローラーIの、これまでの定価推移を紹介します。

エクスプローラーIの主なモデルの定価推移

 

2021年4月

2021年8月

2022年1月

2022年9月

124270

676,500円

711,700円

793,100円

847,000円

124273

1,142,900円

1,201,200円

1,236,400円

1,322,200円

2010年に初めて発売された「エクスプローラーI(214270)」モデルは、2020年1月に生産終了しているため、公式サイトや店舗でも新たに手に入れることはできません。

上記で紹介したモデルは2021年の新作として発売されて以来、すでに3回もの改訂が行われており、発売当初から20万円ほど値上がりしています。

エクスプローラーII

エクスプローラーIIは、2011年に発売された日常生活向けの腕時計です。
主な特徴としては、24時間針によって昼夜の判断ができることや、オイスタースチールが使用されているために耐久性が高いことが挙げられます。

エクスプローラーⅡの定価推移は、以下のとおりです。

エクスプローラーIIの定価推移

 

2013年

2015年

2019年10月

2022年9月

216570

772,200円

831,600円

853,600円

875,600円

2021年には新作モデルとして「エクスプローラーII(226570)」が発売されましたが、3回もの改訂によって、価格は10万円ほど高騰しています。

GMTマスターII

GMTマスターIIは、1955年に発売されたパイロット向けの時計です。
主な特徴は、2つのタイムゾーンを同時に表示できることです。

GMTマスターIIのこれまでの定価推移を、以下にまとめました。

GMTマスターⅡの定価推移

 

2019年10月

2020年11月

2021年8月

2022年1月

2022年9月

126710BLRO・126710BLNR(5列ジュビリーブレス)

976,800円

1,020,800円

1,072,500円

1,189,100円

1,272,700円

2019年から、2022年9月までに4回もの改訂が行われ、価格が30万円ほど高騰していることがわかります。

ロレックスの腕時計の定価が高騰しつづけている背景

さまざまな種類の腕時計が発売されているロレックスですが、どの種類においても複数回定価の改訂が行われた結果、価格が値上がりしていることがおわかりいただけたでしょう。

なかでも「サブマリーナ デイト」が発売された2000年代では、新品の価格が50万円を超えたことで、時計ファンから不満の声が上がりました。
ロレックスの時計は、現行モデルの場合は100万円を超えることがほとんどですが、これまでの定価をはるかに上回っています。

ロレックス以外の商品において、定価の改訂を行った場合に、10年ほどの期間で定価が倍になる商品は少ないことから、ロレックスの腕時計の人気が伺えます。

参考記事:ロレックスは買ってすぐ売ると違法?タイミングや方法を知ろう

ロレックスの価格が高騰する現実と感覚のギャップ

ロレックスからは、さまざまなモデルが発売されており、これまでに多くの仕様変更がありました。
しかし、仕様を変える必要があれば変えて、変える必要がなければ変えないという、ロレックスの伝統的な手法によって、発売当初からの人気は衰えていません。

仕様変更があることで、年々コストが高くなっている側面があるものの、多くのファンが「ロレックスの時計」そのものに魅力を感じています。
ただし、ファンのなかには現行モデルが高価になりすぎているとの考えを持つ方もいるようです。

今後も人気が衰えない限り、ロレックスの価格は高まりつづける可能性があるでしょう。

ロレックスが定価改訂することで実勢相場に影響はある?

ロレックスが発売しているモデルのなかには、生産終了しているために、正規店では購入できないものもあります。
生産終了しているモデルを購入するためには、買取店舗や通販サイトなどを利用しなければなりません。

この買取店舗や通販サイトといった、正規店ではない市場での価格の相場を、実勢相場といいます。
実勢相場は、正規価格ではないために安くなることが一般的ですが、ロレックスは供給量に対して需要が高いことから実勢相場が高くなっています。

また、ロレックスが定価を改訂すると、新品の定価も高くなるため、実勢相場が高くなることは避けられません。
今後も、ロレックスの実勢相場は高まることが予想されます。

ロレックスの相場が変動する要因

ロレックスの相場がつねに変動する要因は、主に5つあります。
その要因を以下にまとめました。

ロレックスの相場が変動する要因

  • 流通している数が少ないため
  • 定価が高くなっているため
  • 外国人にも人気であるため
  • すでに生産終了したモデルが人気であるため
  • 突如人気が出るモデルがあるため

これまで説明したように、ロレックスの腕時計は同じモデルであったとしても、定価改訂によって10万円以上も値上がりしているということは珍しくありません。
また、新しいモデルであっても人気を集めるロレックスですが、生産終了したモデルの資産価値が高いことから販売価格は高騰しやすい傾向にあります。

資産価値が高いロレックスの腕時計の特徴

さまざまなモデルが発売されているロレックスの腕時計ですが、なかでも資産価値が高いといわれるものがあります。
ここからは、今後資産価値の向上が期待できる特徴をもった、ロレックスの腕時計を紹介します。

お持ちのロレックスの腕時計を買い取りに出そうかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

ロレックスの生産終了している腕時計

すでに生産終了している腕時計は、ロレックスのなかでも資産価値の高いモデルの1つです。

家電や車といった商品は、新しい商品が発売されると生産終了した商品の価値は下がります。
しかし、ロレックスは、生産終了した商品の価値が上がる傾向にあります。
理由としては、生産終了したモデルは今後手に入りづらくなることを見越して、転売を目的とした業者やユーザーなどが購入に踏み切るためです。

生産終了したモデルが市場に出回らなくなると、手に入れたいユーザーの需要が高まり商品の供給率が上がるというわけです。

ロレックスのスポーツモデルの腕時計

ロレックスのスポーツモデルも、資産価値の高い商品の1つです。

特にメンズ向けのスポーツウォッチは、供給量が足りていないために資産価値がより高い傾向にあります。

ロレックスのスポーツモデルのなかでも、より価値の高い5つのモデルを以下にまとめました。

価値が高いロレックスのスポーツモデル

  • GMTマスター
  • デイトナ
  • エクスプローラー
  • サブマリーナ
  • シードゥエラー

ロレックスのスポーツモデルは、正規店では現在取り扱いがほとんどないため、購入する場合は買取店舗や通販サイトなどを利用する必要があります。
資産価値の高いロレックスを購入したいとお考えの方は、スポーツモデルの時計を購入するとよいでしょう。

ロレックスのステンレス素材の腕時計

先程紹介したスポーツモデルのなかでも、さらに資産価値の高いものがステンレス製の腕時計です。

ロレックスの腕時計にはさまざまな素材が使われていますが、プラチナやゴールドといった素材は高級感があるために日常生活には使いづらいという声もあります。
しかし、ステンレス素材のモデルは、比較的安価に手に入れられることに対して日常生活に使いやすいという理由から、多くの方が選んでいます。

そのため、ステンレスの腕時計は、ロレックスのなかでも需要が高く、定価よりも高く買い取られることも多いです。

参考記事:ロレックスの偽物の見分け方とは?7つのポイントを解説

 

資産価値の高いロレックスのモデル

資産価値の高いロレックスの特徴を前述しましたが、ここでは資産価値の高いロレックスのなかでも具体的なモデルを紹介します。

サブマリーナ デイト(Ref.16610LV)

サブマリーナ デイト(Ref.16610LV)は、ダイバーズウォッチとして愛されているモデルの1つです。
長年愛されつづけていることから、資産価値も高く安定しているモデルといえます。

また、サブマリーナのなかでもプレミア価格となっているものが、緑の色味をまとったグリーンサブと呼ばれるものです。

グリーンサブのなかでも、もっとも資産価値の高いものが初代グリーンサブです。
サブマリーナは資産価値が高いといわれているモデルですが、そのなかでも初代グリーンサブは高く買い取りしてもらえると考えるとよいでしょう。

エクスプローラーⅠ(Ref.214270)

エクスプローラーは、ロレックスのモデルのなかでもデザインがシンプルであるため、日常生活にも使いやすいことで、資産価値が高く人気のモデルです。
スポーツウォッチでありながら、ほかのモデルよりも安価に手に入れられます。

なかでもエクスプローラーⅠは発売当初の価格は40万円ほどでしたが、2019年には50万以上で買い取られるなど、資産価値が高くなっていることがわかります。

コスモグラフ デイトナ(Ref.16520)

コスモグラフ デイトナは、ロレックスの王様と呼ばれるほどに人気のモデルのため、買い取りの際は、モデルの新旧にかかわらず高い相場であることが特徴です。

なかでも資産価値が高いといわれるモデルが、1988~2000年のあいだに生産されていた「コスモグラフ デイトナ(Ref.16520)」です。
買い取りに出した場合の相場は250万円ほどといわれており、販売当時60万円ほどだったことをふまえると、資産価値が高いことがわかります。

生産終了間際のモデルであった場合は、買い取りの相場が300万円を超えることもあるので、売却を検討されている方は持っているロレックスのモデルを確認してみてください。

GMTマスターⅡ(Ref.116710BLNR)

ロレックスのなかでも、資産価値が高いモデルはデイトナですが、近年ではGMTマスターも人気を集めているモデルです。
GMTマスターは1955年頃から発売されている歴史があるものの、実際に人気が出始めた年代は2000年を過ぎてからといわれています。

2013~2019年のあいだで発売されていたバットマンモデルは、GMTマスターのなかでも資産価値が高いです。
特にGMTマスターⅡ(Ref.116710BLNR)は、2013年に発売された当初からプレミア価格で取り引きされていたモデルです。

買い取りの相場はつねに高い水準で、発売当初80万円だった定価が2019年の生産終了時には140万円を超えるなど、資産価値が高いことわかります。

高値で買い取りできるロレックスのアンティークモデルとは

ロレックスは買い取りに出した場合の資産価値は高いですが、より高値で買い取られる可能性の高いモデルがあります。
それは、生産終了したモデルで、なおかつ生産終了してから30年以上が経過しているアンティークモデルです。
せっかく買い取りに出すのであれば、できるだけ高く売りたいですよね。

ここからは、ロレックスのなかでも高値で買い取りできるアンティークモデルを紹介するので、お持ちのロレックスが該当するモデルなのかどうかを、ぜひ確認してみてください。

サブマリーナ

1953年に発売されたサブマリーナは約70年にわたって生産されたモデルで、300万円以上の価値を生み出すものもあるほどです。

また、1950年代発売の「サブマリーナ(Ref.6538)」は、映画『007』シリーズの劇中で主人公のジェームズ・ボンドが着用していたため、より資産価値の高いモデルとされています。
サブマリーナ Ref.6538ではないとしても、状態がよいものであれば数千万円もの価値があるともいわれています。

エクスプローラー

エクスプローラーは、サブマリーナと同時期の1954年に発売されました。
なかには、数百万円もの価値をもつアンティークモデルもあります。

1954年の初代モデル候補でもある「エクスプローラーⅠ(Ref.6610)」は、生産終了してから60年以上経過しても高い価値を誇っています。
特に、もともと黒色であった文字盤が褪せて茶色の色味になった「トロピカルダイヤル」と呼ばれるものは、状態がよければ300万円ほどで買い取られることもあるほどです。

デイトナ

1963年に発売されたデイトナは、ロレックスのアンティークモデルのなかでも資産価値の高いモデルといわれています。

2017年には、俳優のポール・ニューマン氏が愛用していた「デイトナ(Ref.6239)」がオークションに出品されました。
本人が使用していたこともあり、約20億円で落札されたという話題を覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なお、著名人が使用していた経緯に関係なく、デイトナのアンティークモデルには高い資産価値があります。
たとえば、1950年代に発売された「デイトナ(Ref.6238)」は800万円ほどで、1965年代に発売された「デイトナ(Ref.6262)」は200万円で買い取りされています。

GMTマスター

1955年に発売されたGMTマスターは、アンティークモデルとして高い資産価値をもっており、100万~300万円ほどで買い取られるモデルです。

特に、1960~1980年代のあいだで生産されていた「GMTマスター(Ref.1675)」の初期タイプは、状態によるものの300万円という高い買い取り実績をもちます。
また、1980年代に生産されていた「GMTマスター(Ref.16750)」は、タイプによっては100万円以上で買い取りされることもあります。

このように、GMTマスターのなかでも、タイプによって買い取り金額に大きな幅があるため、どのくらいの金額になるのかは買取店舗で直接確認してみてください。

時計の売却なら「買取むすび」にお任せください!

買取むすびでは、さまざまな種類の商品を買い取っています。
貴金属や宝石の買い取りはもちろん、腕時計の買い取りも可能です。

お持ちのロレックスの腕時計が壊れている場合でも、問題ありません。

店頭買い取りだけではなく、宅配や出張などでの買い取りも行っているので、他店舗で断られたものであっても、まずはお気軽にご相談ください。

ロレックスは過去10年で何度も定価が改訂したことで価格が高騰している

いかがでしたでしょうか?

ロレックスは、高級腕時計ブランドのなかでも、特に人気を集めているブランドの1つです。

多くのモデルを生産していますが、これまでに何度も価格が改訂されています。
発売当初の価格から、50万円ほど値上がりしているモデルもあるほどです。

特に資産価値が高いとされているモデルは「サブマリーナ デイト」「エクスプローラー」「コスモグラフ デイトナ」「GMTマスター」などです。
ロレックスをお持ちの方は、ぜひ確認してみてください。

買取むすびでは、ロレックスの買い取りを行っています。
もし、箱や保証書が残っている場合は、さらに高く査定できるのでまずはお気軽にお問い合わせください。

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