今後の金価格の相場はどうなる?価格が変動する原因も解説

貴金属やジュエリーをお持ちの方のなかには、売却して換金したいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
金価格の相場は毎日変動するため、売却するタイミングによって、換金するときの価格が異なります。

そこで本記事では、金価格の相場が変動する原因や、今後の金価格の動きを解説します。
貴金属やジュエリーを高い価格で売りたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

金価格の相場が変動する原因

金価格の相場は2000年以降、緩やかに上昇していましたが、2020年には高騰しました。
金価格が変動する原因はさまざまですが、大きな原因はインフレーションとデフレーションです。

インフレーションとは、継続的に物価が上昇し、通貨の価値は下がる状態のことです。
一方、デフレーションは、継続的に物価が下落する状態であり、通貨の価値は上がります。

通貨の価値と金価格の相場には関係性があり、金価格はインフレーションが起こると上昇し、デフレーションが起こると下落します。
なぜなら、インフレーションが起こると通貨の価値は下がるため、多くの投資家は価値が下がらない資産を購入したいと思い、金を購入するためです。

また、インフレーションとデフレーションのほかにも、さまざまな原因によって金価格の相場は変動します。
以下で、金価格の相場が変動する具体的な原因を解説します。

原因①世界規模の金融危機

一般的に金価格の相場は、世界的に経済が不安定になればなるほど上昇し、経済が安定することで下落します。

金は形のある資産であり、価値がなくならないことから、有事の資産といわれています。
景気が悪いと、株式や債券などの投資商品のリスクは高くなるので、代わりに金を購入する投資家が増えるでしょう。

このように、経済の動向が不安定な状態になると、金はほかの投資商品と比べて価値が高くなるため、価格の相場も高くなるということです。

一方、経済が安定している場合は、金の価値が下がってしまうため価格も下がります。
金の価値が下がる理由は、経済の安定により株式や債券などの金融商品のリスクは低くなるので、金よりも株式や債券などを購入する投資家が増えるためです。

原因②政策金利の変動

金価格の相場の変動には、「政策金利」というものも影響しています。
政策金利とは、国や地域の金融機構のなかでも中心となる機関である「中央銀行」が、短期的に設定する金利のことです。

不景気になった場合、経済を活発にするために政策金利は下げられます。
金利が下がることで、銀行に通貨を預けても利益を得られないという状態になり、手元に残しておく方が増えるので、通貨の流通量は増加し経済も活発になります。

なお、通貨の流通量が増えると通貨の価値は下落しますが、金の価値は変わりません。
そのため、結果的に金のほうが通貨よりも価値が高いということになり、金価格の相場は上昇します。

原因③金の需要や生産量の変化

金の需要生産量も、金価格の相場を左右する要因の一つです。

金の需要が高ければ高いほど価格も上昇し、金の需要が低ければ価格も下落します。

本来、金が多く生産されると、そのぶん金の希少価値は下がり価格も下落しますが、近年では金の生産が増加しているのにもかかわらず、価格は上昇しています。
これは、金の需要が増加量以上に高まっていることが原因です。

多くの投資家が金を購入したいと思っているものの、生産量が追いついていないため、金の価値は上がり価格も上昇しつづけているということです。

原因④米ドルの価格の上下

米ドルの価格も、金価格の相場に強い関連性があります。
米ドルの価格が高くなれば金価格の相場は下落し、米ドルの価格が下がれば上昇します。

米ドルは、世界でもっとも使用されている信用性の高い通貨です。
アメリカの景気がよい場合、米ドルの価格や金利は高くなるため、株式や債券などを購入すれば儲かることが期待できます。

反対に、アメリカの景気が悪い場合、米ドルの価格や価値は下落します。
しかし、金の価値は景気の動向に左右されません。
そのため、安全資産として多くの投資家に購入され、金価格の相場は上がります。

原因⑤地政学リスクの有無

地政学リスクが高くなると、金価格の相場も上昇します。
地政学リスクとは、戦争やテロなどが原因で、特定の国や地域の状況が不安定な状態になることです。

戦争やテロが起きた場合、多くの方は今後の国の状況に不安を感じるでしょう。
その結果、金を購入して安全資産を残しておこうと考える方が増えるため、金の需要は高まり価格の相場も高くなります。

反対に、地政学リスクが低下すると、金の需要が低くなることで価格も下落するというように、地政学リスクの高さによって金価格の相場は変動します。

金価格の相場が上昇しつづけている原因

金価格の相場は近年、上昇しつづけています。

2019年の金価格の相場は、1グラム4,918円でしたが、2020年には1グラム6,122円と高騰しました。
また、2021年の相場は1グラム6,402円であったため、前年よりも上昇していることがわかります。

以下で、近年の金価格の相場が上昇している原因を、詳しく解説していきます。

原因①新型コロナウイルス感染症の流行

2019年に中国で新型コロナウイルス感染症の感染者が報告され、2020年に日本でも流行して以来、2022年現在も終息の目途が立っていない状況です。
この新型コロナウイルスの影響で、世界各国は経済危機に直面しましたが、2021年には徐々に経済が回復していきました。

しかし、2022年現在も新型コロナウイルス感染症が終息しておらず、今後の経済の動向が不安定であることから、多くの投資家が有事の資産である金を求めています。

このように、新型コロナウイルス感染症の影響で金の需要が高まっていることから、金価格の相場は上昇しつづけています。

原因②ウクライナ情勢の悪化

2022年に発生した、ロシアによるウクライナ侵攻は経済に大きな打撃を与えました。
なぜなら、2022年9月現在、日本を含む複数の国は、ロシアからの一部物品の輸入を禁止しているためです。
この経済制裁によって、物価が上がり通貨の価値が下がってしまったことで、金の価値は上昇している状況です。

このように、世界情勢に変化があると通貨や株式の価値は下がるので、投資家は安全資産である金を購入します。
その結果、金の需要が高くなるため価格の相場も上昇していきます。

原因③円安

2022年には、米ドルに対する円安の影響でも金価格の相場は高騰しました。

円安とは、円の価値がほかの通貨と比較して低くなることです。
たとえば、1ドルが100円から150円になった場合、3万円を所持していれば、1ドル100円のときは300ドルを購入することができます。
しかし、円安が進んで1ドルが150円になった場合、同じ3万円を所持していても200ドルしか購入できません。

このように、円安が進むと交換できる米ドルの金額が低くなります。

日本で金を売却するときは、米ドルを円に換金する必要があります。
円安が進むことで、日本で金を売るときの価格は高くなるため、円安のときに金を売ることがおすすめです。

金価格の相場が下落する可能性はあるのか

金価格の相場は、今後も上昇しつづける可能性が高いといわれています。

なぜなら、世界的に低金利の状態が続いていることで、投資家は通貨を銀行に預けずに、安全資産である金を購入している傾向にあるためです。

また、投資家はあえて、金価格の相場が下落したタイミングを見計らって金を購入することもあるようです。
そのため、長期的に金価格の相場が下落する可能性は低いと考えられています。

ただし、さまざまな原因が重なることで、金価格は短期的に下落することもあるでしょう。
ここからは、どのような状況になった場合に、金価格の相場が下落する可能性があるのかを、詳しく紹介していきます。

経済が安定した場合

現在は、新型コロナウイルス感染症や、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、経済が打撃を受けているため、金価格の相場は上昇しています。
しかし、経済が安定すれば通貨の価値が高くなるので、金価格は下落する可能性があります。

金は経済の動きに左右されない安全資産ですが、利息はつかないため、株式や債券などのように、金利によって決まる利息を受け取ることができません。
結果、金を購入する投資家が減ることで、金の相場が下がることが考えられます。

新型コロナウイルス感染症が終息し、さらにロシアによるウクライナ侵攻が終結すれば、金利は高くなるので、利息を受け取れる資産に投資する投資家は増えていくでしょう。

このように、経済が安定することで短期的に金価格の相場は下落する可能性が高くなります。

金の需要が減少した場合

金価格の相場が下落する原因として、金の需要が減少するということも挙げられます。

新型コロナウイルス感染症の影響により、一定の期間、半導体などの電子部品が不足してしまい、自動車やスマートフォンなどの生産に影響が出ました。
電子部品が不足することで、電子機器に必要な電子回路を構築する基盤の、表面処理に使われる金メッキなどの需要も減少してしまいます。

現在は電子部品の不足が解消されてきていますが、また同じようなことが起きた場合は、金の需要が減少する可能性があります。

政策金利が上昇した場合

金利が上昇することも、金価格の相場が下落する原因の1つです。
金利が上昇すればするほど、銀行に通貨を預けておくだけで少しずつ金額が増えていくため、金を投資商品として購入する方は減少していきます。

しかし、2022年現在、アメリカでは利上げを段階的に行っているため、金を購入せずに銀行に通貨を預ける方は増えていくでしょう。
その結果、今よりも金価格の相場は上昇する可能性があります。

金を売却する前に確認しておきたい5つのポイント

一般的に、貴金属やジュエリーなどを売却する場合は、買取業者に持ち込んで買い取ってもらいます。
ただし、金を売却する時期や、依頼する買取業者の選定を誤ってしまうことで、適正な価格で買取を行ってもらえないというケースもあるでしょう。

ここからは、金を売る前に確認しておきたいポイントを紹介していきます。

ポイント①金価格の相場

金を売却する前に、金価格の相場を確認しておきましょう。
金価格の相場を知っておけば、買取業者の見積もりが適正な価格であるのかどうかを自分で判断できます。

「1グラムあたりの金価格の相場×グラム数」の計算式で、金を売却した場合の価格の目安を算出できるため、買取業者に提示された見積もりと比較しましょう。

また、金は24金から9金までのあいだで、それぞれ金純度が定められています。
24金は99.99%の純金で、そこから22金、18金の順番で金純度は下がっていきます。

金を売却する場合は、自分が持っている金の金純度を確認しておかなければ、買取業者に安い価格で見積もりを出されたときに、気づくことができないかもしれません。
売却時に損をしないためにも、金価格の相場や金純度を事前に把握しておくことが大切です。

ポイント②金の売却に適した時期

金価格の相場は、経済の動向や円安などの影響で変動します。

世界的に経済が不安定になった場合や、円安になった場合、金価格の相場は高くなるため売却に適した時期だといえます。
そのため、このようなタイミングを見計らって、金を売却することがおすすめです。

また、金価格の相場の変動をグラフで確認できるチャートもあり、新聞やニュースなどで見ることが可能です。
このチャートを活用することで、自分が見たい期間の金価格の動きを把握できます。

金を売却する前に、売却に適している時期を見極めて高い価格で売りましょう。

ポイント③買取業者の情報

金の買取を行っている買取業者のなかには、本来の金の価値よりも安い価格で見積もりを出すところもあります。
適切な価格で買い取ってもらうためには、買取業者の以下の情報を確認しておきましょう。

買取業者に依頼する前に確認すべき情報

  • 買取業者としての実績
  • 評判や口コミ
  • 運営している年数
  • 買取業者の対応

実績のある業者や、評判や口コミのよい業者であれば、比較的、安心して買取を任せられます。
また、買取業者の対応を確認するために、事前に電話で問い合わせてみることもおすすめです。

ポイント④金の売却に必要な書類

金を売却する際は、本人確認書類の提示が必要です。
なぜなら、盗品の売買の防止を目的として定められた「古物営業法」という法律があり、中古品の売買を行う場合、買取業者はお客様の本人確認を行わなければならないためです。

本人確認書類を持参せずに買取業者に訪れた場合、金を買い取ってもらえません。
そのため、必ず以下のような本人確認書類を用意して持参しましょう。

金の売却に必要な本人確認書類の例

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 年金手帳
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード

一般的に、本人確認書類として上記の書類の提示を求められます。
しかし、買取業者によって求める書類が異なる場合もあるので、念のため複数の本人確認書類を持参しておくことをおすすめします。

ポイント⑤金の売却にかかる税金

金を売却するときは、場合によって譲渡所得税という税金が課税されます。
譲渡所得税とは、金などの資産を売却して年間で50万円を超える利益を得た場合に、課税される税金のことです。
金の売却によって得られた額によっては、所得税を支払う必要があるため、金を売る前に課税額も確認しておきましょう。

譲渡所得税の課税額は、以下の計算式で算出できます。

譲渡所得税の課税額=売却時の価格-購入時の価格-売却にかかった費用

ただし、金を5年以上保有している場合、譲渡所得税の課税額は半額まで減税されます。
そのため、金を保有している年数によって、売却時の課税額に大きな差が生じます。

参考記事:金を高く売るタイミングは?売り時を見極めるコツを紹介

 

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貴金属やジュエリーを売却する場合は、できるだけ高い価格で売りたいですよね。

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金価格の相場は今後も上昇する可能性が高いが、短期的に下落する可能性もある

金価格の相場は、経済の動向や円安などのさまざまな原因により、変動します。

近年では新型コロナウイルス感染症の影響やウクライナ情勢の悪化、また円安などが原因で金価格の相場は上昇しつづけています。
今後も上昇する可能性は高いと考えられますが、経済の安定や金の需要の減少によって、下落する可能性もあるでしょう。

そのようななかで、金を高い価格で売却するためには、金価格の相場や売却に適している時期などを事前に確認しておくことが大切です。

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