金歯・銀歯は買取できる!高く売却する5つのコツとよくある質問も紹介

「祖父母から譲り受けた金歯を売却したい」
「銀歯を外したけど、これって売れるのかな?」
このように考えてはいませんか。
金や銀は歯科材料としても有効活用されていますが、長期間使い続けると劣化したり、外れたりすることがあります。そのため、金歯や銀歯は買取可能なのか気になる方もいるでしょう。
本記事では、金歯・銀歯を買取専門店やショップで売却する際の注意点や、高く売るコツを解説します。
さらに金歯・銀歯に関するよくある質問も取り上げており、売却を検討する際の疑問を解決できます。ぜひ最後までご覧ください。
目次
金歯や銀歯は売却できる|特徴と注意点を解説
金歯と銀歯は、歯がついているものでも買取可能です。歯科医院や歯科材料を扱う業者だけでなく、個人の場合も対象のため、所有している方は売却を検討してみるとよいでしょう。
金歯と銀歯、それぞれの特徴と注意点を解説します。
- ・金歯とは?特徴と売却の傾向
- ・銀歯とは?特徴と売却の傾向
- ・金歯・銀歯を売却する場合の注意点
一つずつ、見ていきましょう。
金歯とは?特徴と売却の傾向
歯の被せ物の一種である金歯は、金の柔軟性を活かして天然歯のように長く使える特徴を持ちます。
しかし、純金は柔らかすぎて加工しにくいため、金歯に使われるのはプラチナや銅などを混ぜた合金です。
金の価値は現在高騰中のため、買取専門店なら状態次第でまとまった金額で買取できるのが一般的です。査定額は、主に金の純度と重さで決まります。
一般的に、金歯に使われる金の純度はK14~K20程度とされています。また、金歯1本あたりの重さは、金歯が使われている範囲にもよるものの、おおよそ2~5gです。
例えばK20であれば、取引価格が12,046円/g(2025年1月23日時点)のため、おおよそ24,092~60,230円の価値が見込めます。
一方、K14であれば1g8,230円/gのため、16,460~41,150円と計算できます。いずれも、1本だけでも万単位の価値が期待できるのです。
金歯は多くの買取専門店で買取していますが、歯や歯科材料の樹脂が付着している場合、店によっては除去手数料がかかります。
また、以上で算出したおおよその価値は、当日の金相場・金歯の状態・買取する店舗によって異なる場合があります。
銀歯とは?特徴と売却の傾向
銀歯は、金歯と同様に歯科治療に使われます。銀歯の素材は銀・金・パラジウムなどを含む「金銀パラジウム合金」です。
金歯より目立ちにくく安価なため、頻繁に使われる一般的な歯科素材です。
寿命は5~10年と長くはないため、銀歯を外して他の素材にしたり、新しい銀歯にしたりするケースも珍しくありません。
銀歯には金やパラジウムなどの貴金属が含まれるため、買取専門店に持ち込めば買取対象になるケースが一般的です。しかし、買取不可の店もあり事前の確認が必要です。
銀は金に比べると相場が低いため、銀歯に含まれる銀以外の回収率が高いほど買取時の価格も高くなる傾向にあります。
したがって、いくらで売れるかを知るには査定依頼が必要です。
金歯・銀歯を売却する場合の注意点
金歯と銀歯は歯科材料のため、基本的に除去後は処分されます。
歯から外した金歯や銀歯を売却したい場合、歯科医院にあらかじめ「記念に持ち帰りたい」など、返却希望の意思を伝えておきましょう。
一方、歯科医院によっては金歯や銀歯の返却を認めていない場合もあります。
金歯や銀歯が古かったり、長期間使用されていたりする場合、細菌が付着している可能性が高く感染リスクがあるためです。
返却可能な歯科医院でも、金歯や銀歯の消毒に別途費用がかかるケースも見られます。
金歯・銀歯を高く売る5つのコツ
金歯・銀歯を売却する場合、以下の5つのポイントを意識するとより高く売却できる可能性があります。
- ・金や銀の相場が高いタイミングで売却する
- ・複数の業者に相見積もりを取る
- ・純度測定器のある買取専門店に売却する
- ・金歯・銀歯の買取実績のある買取専門店に売却する
- ・まとめて売却する
売却タイミングから見ていきましょう。
金や銀の相場が高いタイミングで売却する
金歯と銀歯の査定額はその時々の金や銀の相場の影響を強く受けます。そのため、相場が高いタイミングで売却するのが最も重要です。
例えば、銀歯には銀が50%含まれるほか、金もおおよそ12%含まれています。したがって、銀歯においては銀相場だけではなく、金相場の影響も無視できません。
現在高騰中の金相場は常に細かく上下しています。できるだけ相場が高いタイミングを狙うのが高く売るコツです。
なお、2025年は金と銀の相場が高く、絶好の売却タイミングと言えます。以下のボタンから相場を確認できるため、売ろうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
複数の業者に相見積もりを取る
金歯や銀歯は金・銀相場の影響を受ける一方、買取専門店によって査定基準が異なります。
金歯や銀歯を売却する場合、複数の買取専門店に見積もりを取り、査定額を比較検討してみるのがおすすめです。
『買取むすび』は、査定無料・査定後のキャンセルも無料です。「試しに価値が知りたい」「見積もりの参考にしたい」といった査定依頼も可能なため、お気軽にご依頼ください。
純度測定器のある買取専門店に売却する
一般的に金製品には、合金に含まれる金の割合を示すK20、K18といった純度が刻印されます。
しかし、歯科材料である金歯には純度表記がないケースが多いのです。そのため、金歯の売却先には純度を正確に測定できる「純度測定器」を保有している買取店を選ぶのがおすすめです。
これにより、適正な価格での買取が期待できます。
金歯の買取実績があれば、純度測定器はあると判断してよいと考えられますが、心配な場合は問い合わせてみましょう。
金歯・銀歯の買取実績のある買取専門店に売却する
金歯が多くの買取専門店で買取される一方、銀歯の売却先は限定的です。金歯は買取していても、銀歯は買取不可の場合もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
『買取むすび』では、金歯と銀歯を買取しています。店舗は営業時間内なら予約不要で対応しているため、安心してお持ちください。
金歯・銀歯を売却する場合、以下の記事も参考になります。
まとめて売却する
金歯や銀歯と併せて、家の不要品を一緒に売却するのも一案です。多くの買取専門店には、複数のアイテムを同時売却すれば査定額がアップするサービスが用意されています。
『買取むすび』では、おまとめ査定を実施しています。2点以上同時に出せば、全体の査定額に上乗せできる可能性があるため、ぜひ活用してみてください。
意外に高く売れるものは以下の記事を読むとわかるため、ご自宅で売却できるものを探す際のヒントになるかもしれません。
【Q&A】金歯や銀歯のよくある質問
金歯や銀歯に関するよくある質問を紹介します。
- ・Q.金歯や銀歯の重さは何グラムくらいですか?
- ・Q.金歯や銀歯が取れたらどうすればいいですか?
- ・Q.火葬後に金歯が出てきた場合、どうなりますか?
本章を参考に疑問を解決し、金歯・銀歯の売却を検討する際の参考にしてみてください。
Q.金歯や銀歯の重さは何グラムくらいですか?
A.一般的に、金歯の重さは1本あたり約2~5gです。銀歯は金歯よりもやや軽く、1本あたり約0.5~1.5gとなります。
実際にフリマアプリで実際に取引されている銀歯の重さは約1~3gです。奥歯は前歯より歯が大きいため、被せ物が覆う範囲も広くなり、詰め物も重くなる傾向にあります。
Q.金歯や銀歯が取れたらどうすればいいですか?
A.金歯や銀歯が取れてしまった場合、清潔な状態でジップ付きのナイロン袋などに入れて保管し、なるべく早めに歯科医院に持ち込みましょう。
被せ物や歯の状態によっては、再利用が可能なためです。しかし、金歯や銀歯が劣化していたり、歯の状態が変化していたりする場合は、新しく作り直す必要があります。
また、外れたまま時間が経ってしまうと噛み合わせなどが変化し、取れた被せ物の再利用が難しくなります。
Q.火葬後に金歯が出てきた場合、どうなりますか?
A.火葬後に金歯が見つかった場合の対応は、状況によって異なります。収骨の際に遺族が金歯を見つけた場合、骨壺に入れるかどうかを遺族が判断可能です。
遺族が収骨した後に残った骨や灰(残骨灰)の中に金歯などの貴金属が含まれている場合、多くの自治体では産業廃棄物として処理されるのが一般的です。
一方、中には残骨灰から貴金属を抽出し換金する自治体もあります。
このように火葬後の金歯の扱いは、遺族の意向や自治体の方針によって異なります。そのため、火葬場や葬儀社に事前に相談するのがよいでしょう。
【金相場高騰】特に金歯は絶好の売却タイミング
2025年1月現在も、金相場の高騰が続いています。金歯はもちろん、金が12%も含まれている銀歯も、売却するにはベストタイミングです。
世界的に見ても金の価値は高まっていますが、日本の場合、円安によってさらに高騰しています。
また、金に限らず相場はひたすら上がり続けることはなく、必ず下落するタイミングが訪れます。
長期的には上昇傾向にある場合も、短期的に見れば、上昇と下落のジグザグを刻みながら推移するのが一般的なためです。
高騰を続けている金相場も、現在の状況がいつまで続くかは不透明です。加えて、現在の相場も十分高水準のため、売却するのに適したタイミングといえます。
金歯がお手元にある場合、キッチンスケールなどで重さを量ってみてください。重さがわかれば、以下のボタンから買取額をシミュレーションできます。
まとめ:『買取むすび』は金歯・銀歯を積極的に買取中
金歯は、多くの買取専門店で売却可能です。一方、銀歯を買取している店は限定的なため、事前に確認してみる必要があります。
『買取むすび』では、金歯だけでなく銀歯も買取しています。金歯・銀歯の価値を知りたい方は、査定依頼してみてください。