【10月の誕生石は2つ】オパールとトルマリンの特徴・魅力・購入価格を紹介

「10月の誕生石は何？」

「誕生石の魅力や価格を知りたい」

このように考えていませんか。

10月の誕生石に定められているのはオパールとトルマリンです。どちらも美しく輝く宝石であり、それぞれ違った魅力があります。

宝石が持つ意味や効果も異なるため、購入する際は特徴を理解したうえで選ぶと良いでしょう。

本記事では、オパール・トルマリンの魅力や身につけることで得られる効果、種類別の購入価格を紹介します。

オパールやトルマリンの購入を検討している方は、参考にしてみてください。

10月の誕生石はオパールとトルマリン｜それぞれの魅力を紹介

10月の誕生石はオパールとトルマリンです。オパールには幻想的な美しい輝きがあり、トルマリンは電気石ともいわれエネルギーを感じられる特徴があります。

ここではそれぞれの魅力を紹介します。

10月以外が誕生月の方は、以下の記事でそれぞれの誕生石を紹介しています。ご自身にあったものを見つけてみてください。

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参考：誕生石｜日本ジュエリー協会

オパールの魅力

オパールの概要は以下のとおりです。

石言葉	歓喜・希望・純真無垢・幸運・幸福
特徴	・美しい遊色効果がある ・モース硬度が低めのためデリケート
産地	オーストラリア・メキシコ・エチオピア・ブラジル
色	ブラック・ホワイト・クリスタル

オパールは、古代から「希望」や「幸福」を象徴する石として愛されてきました。

「歓喜」や「純真無垢」といった石言葉が示すように、持つ人に喜びや飾り気のない清らかな心をもたらすとされています。

オパール最大の特徴は、美しい遊色効果です。光の当たり具合や見る角度によって、虹のように多彩な色が浮かび上がる様子は神秘的で、見る人を魅了します。

主な産地はオーストラリア・メキシコ・エチオピア・ブラジルなどで、産出されるオパールの9割がオーストラリア産です。ブラックオパール・ホワイトオパール、透明度の高いクリスタルオパールといったさまざまな色合いが存在します。

ただし、オパールはモース硬度が低く（5.5〜6.5）比較的デリケートな石のため、衝撃や摩擦には注意が必要です。

神秘的な見た目や繊細さが魅力のオパールは、日々の生活に彩りと輝きを与えるでしょう。

トルマリンの魅力

トルマリンの概要は以下のとおりです。

石言葉	希望・忍耐・安楽
特徴	・電気石と呼ばれ微弱電流を発する ・古くは神聖な儀式や病気の治療に用いられた
産地	ブラジル・アフガニスタン・パキスタン・ケニア・マダガスカル
色	クリア・ホワイト・ブラック・グリーン・ピンク・ブルー・イエローなど

トルマリンは「希望」や「忍耐」「安楽」を象徴する石で、安らぎや癒しを与える存在として古くから愛されてきました。

古代では神聖な儀式や病気の治療に用いられており、持つ人にエネルギーを与え、ポジティブな影響を与える石として知られています。

主な産地はブラジルで、アフガニスタン・パキスタン・ケニアなどでも産出されます。

トルマリンには多様な色彩があり、クリア・ホワイト・ブラック・グリーン・ピンクなど、カラーバリエーションの豊富さも特徴です。

多彩なカラーのなかから自分好みのトルマリンを探してみると良いでしょう。

10月の誕生石を身につけると得られる効果

10月の誕生石であるオパールとトルマリンは、美しさだけでなく、持つ人に特別な効果をもたらすと信じられています。

身につけることで得られる、それぞれの効果を解説します。

ひとつずつ見てみましょう。

オパールの効果

オパールは、「歓喜」「希望」「幸福」を象徴する石言葉を持ちます。

オパールは、身に着ける人にポジティブな感情をもたらし、日常生活に喜びや明るさを増やしてくれると信じられています。

純真無垢な心や誠実さの象徴でもあり、心が乱れやすい時期や、自分の感情を落ち着けたい時に、オパールが心を穏やかに整えてくれる存在となるかもしれません。

秘められた可能性を引き出し、願望を達成するために導いてくれる味方になってくれるでしょう。

トルマリンの効果

トルマリンは、「希望」「忍耐」「安楽」を象徴する石言葉を持ちます。

トルマリンを身につけると、困難な状況に直面した時でも希望を持ち続ける力や、忍耐強く物事に取り組むエネルギーを引き出してくれると考えられています。

また、微弱電流を発する特性によって、人の体内エネルギーを整え、心と体のバランスを調整する効果も期待できるでしょう。

トルマリンは多彩なカラーバリエーションがあり、色によって効果が異なります。

グリーンやブルーのトルマリンは、リラックス効果や安らぎをもたらし、ピンクや赤のトルマリンは、持つ人の情熱や愛情を引き出し、自己肯定感を高める手助けをしてくれるとされています。

10月の誕生石が2つある理由は？

10月にオパールとトルマリンの2つの誕生石が存在する理由は、国や地域によって適切な誕生石が定められているためです。

冒頭で紹介した誕生月一覧にあるように、2～12月は複数の誕生石が割り当てられています。

誕生石の起源は約3,500年前の旧約聖書までさかのぼります。月ごとの石が正式に決まったのは1912年で、アメリカの宝石商協会によって制定されました。

日本では、1958年に全国宝石卸商協同組合によって選ばれ、当時から10月の誕生石はオパールとトルマリンの2つとなっています。

誕生石は時代の移り変わりにも影響されるため、新しい宝石が発見された場合、色や印象によって新たな誕生石として追加される場合もあります。

10月誕生石の選び方｜オパールとトルマリンで迷ったらどちらが良い？

10月の誕生石であるオパールとトルマリンのどちらを選んでも間違いではありません。お好みで選ぶと良いでしょう。

しかし、オマールとトルマリンどちらを選べばよいのか迷う方は、以下を参考にしてみてください。

それぞれ解説します。

神秘的な魅力を演出するならオパール

オパールは、見る角度や光の当たり具合によって色が変わる遊色効果が特徴です。虹色の輝きは他の宝石にはない独特の存在感があり、身につける方に神秘的な魅力をプラスできるでしょう。

光り輝く美しい姿は多くの方を魅了し、古代ローマで神の石として親しまれるほど、古くから愛されてきました。

美しい光彩は、見る人の心を引きつけ、個性を強調するため、特に他とは違った印象を与えたい方におすすめです。

オパールの石言葉には「歓喜」や「希望」が含まれており、持つ人にポジティブな感情をもたらすとされています。

硬度が低めでデリケートな一面のあるオパールは、繊細で儚い印象もあり、主張しすぎない雰囲気も魅力です。

癒しを求める方はトルマリン

トルマリンは心を癒やす効果があると信じられ、古代から治療や浄化の目的で使われてきました。

摩擦によって発生したマイナスイオンには、イライラやストレスを和らげる効果があるとされています。

トルマリンの特性は温熱機器やマッサージグッズなどにも利用され、現代においても効果が期待されているほどです。

石言葉に「希望」「忍耐」「安楽」があり、持つ人に穏やかな心と安らぎをもたらすとされています。特に、忙しい日常の中で心のバランスを取り戻したい方や、リラックスを求める方には最適な宝石です。

10月の誕生石はいくら？オパール・トルマリンの種類別の購入価格

オパールやトルマリンを購入するなら価格が気になるでしょう。ここでは、オパールとトルマリンの購入価格を指輪・ネックレス・ピアスに分けて紹介します。

予算を決める参考にしてみてください。ひとつずつ見てみましょう。

オパールの購入価格

オパールの種類別の購入価格は以下のとおりです。

種類	購入価格
指輪	2〜4万円
ネックレス	4〜6万円
ピアス	1万5,000〜3万円

（2024年9月時点の購入価格相場）

指輪はオパールの輝きによって手元が明るく照らされ、身につける人の美しさを引き立てます。平均的な購入価格は2〜4万円ほどです。

ネックレスは神秘的な美しさが首元を彩り、エレガントな印象を与えるでしょう。平均価格は種類別では最も高く、4〜6万円ほどです。

ピアスは顔を動かすたびに色が変化し、オパールの遊色効果を堪能できます。3種類のなかでは比較的リーズナブルで、購入価格は1万5,000〜3万円ほどです。

なお、購入価格は使用されている金属の種類や宝石の大きさなどによって異なります。

トルマリンの購入価格

トルマリンの種類別の購入価格は以下のとおりです。

種類	購入価格
指輪	1万5,000〜2万5,000円
ネックレス	2〜4万円
ピアス	1〜2万円

（2024年9月時点の購入価格相場）

トルマリンはピンク・グリーン・ブルーなど、さまざまな色があります。定番の指輪は、1万5,000〜2万5,000円で購入でき、オパールよりもリーズナブルな価格帯となっています。

ネックレスもカラーバリエーションが豊富なため、使用する場面やファッションに合わせて選びやすいでしょう。平均価格は2〜4万円と、種類別ではやや高めの価格設定です。

ピアスは1万円以下で購入できる品物もあり、手に入れやすい価格となっています。

10月の誕生石の取り扱い方法

宝石は適切に取り扱わなければ、劣化を早めたり破損の原因になったりするため、長く愛用できなくなります。

そのため、オパールとトルマリンは適切に扱わなくてはなりません。ここでは正しい取り扱い方法について紹介します。

ひとつずつ確認してみましょう。

オパールの取り扱い方法

オパールの取り扱い方法は以下のとおりです。

保管方法	・高温や乾燥を避け、湿度が一定に保たれる場所に保管 ・硬度の高い宝石と一緒に保管しない
お手入れ方法	・やわらかい布で拭く ・石けん水とやわらかいブラシで洗浄する ・超音波洗浄やスチーム洗浄は行わない

オパールは硬度が高くないため、オパールよりも硬いダイヤモンドやルビー・サファイアなどと同じ宝石箱に入れると傷がつく可能性があります。オパール単体で保管するのがおすすめです。

お手入れはやわらかい布で拭きます。拭いても取れない汚れは、ぬるま湯で作った石けん水とやわらかいブラシでやさしく洗浄します。洗い終わったら水をよく拭き取りましょう。

振動で洗浄する超音波洗浄機や蒸気を用いるスチーム洗浄機は、オパールにダメージを与え、割れる可能性があるため、使用は望ましくありません。

布での拭き取りや手洗いが、お手入れの基本です。

トルマリンの取り扱い方法

トルマリンの取り扱い方法は以下のとおりです。

保管方法	・直射日光が当たらない場所で保管 ・他の宝石との摩擦を避ける
お手入れ方法	・やわらかい布で拭く ・ぬるま湯で作った石けん水とやわらかいブラシで洗浄する ・超音波洗浄やスチーム洗浄は行わない

トルマリンは紫外線によって色落ちする場合があるため、直射日光の当たらない場所に保管しましょう。

また、電気石と呼ばれるほどの帯電性があるため、ホコリを引き寄せる性質があります。他の宝石と一緒に保管すると摩擦によって、ホコリを集めやすくなる可能性があるため、個別保管がおすすめです。

お手入れは、オパール同様にやわらかい布で拭いたり、ぬるま湯と石けん水で洗浄したりできます。トルマリンは内部に亀裂が生じやすい性質があるため、超音波洗浄やスチーム洗浄は避けましょう。

使用後にやわらかい布で拭き取ることを習慣にすれば、トルマリンの輝きを保てます。

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オパール・トルマリンともに魅力的な宝石です。どちらを選んでも身につける方の魅力を一層引き出してくれるでしょう。

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