美術品の処分方法を解説!絵画は捨てずに売却するのがおすすめな理由

「絵画の処分方法がわからない」
「費用をかけずに処分する方法はある?」
このように考えていませんか?
美術品は、さまざまな種類があり、飾るだけで心が落ち着く特別な空間を演出できます。
自宅のインテリアとしてはもちろん、ホテルのロビーや企業の受付、会議室などでも空間のアクセントとして活用されています。
しかし、購入したものの飾る場所がなくなったり、相続で受け継いだものの処分を検討している方も多いでしょう。
本記事では、美術品の処分方法について解説します。美術品の処分にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
美術品とは
美術品とは、鑑賞を目的に作られた作品であり、絵画・彫刻・版画などが例として挙げられます。
しかし、美術品は明確に定義されているわけではありません。そのため、作品によっては骨董品や工芸品と呼ばれたりもします。
ここでは、美術品と混同されがちな「骨董品」や「工芸品」との違いについて紹介します。
- ・骨董品との違い
- ・工芸品との違い
それぞれの特徴や違いを見ていきましょう。
骨董品との違い
骨董品は、古い時代に作られた作品のうち、歴史的・文化的な価値が認められたものです。
国によって骨董品の定義は異なります。たとえばアメリカでは、「100年以上前に作られた美術品・工芸品・手工芸品」が骨董品とされています。
日本では明確な基準はありません。そのため、数十年前に作られたものを骨董品として扱う場合もあります。
地域によって定義は異なりますが、美術品のうち「時代が古く、価値が高いもの」が骨董品に分類されるのです。
工芸品との違い
工芸品は、日常生活で使うことを目的に作られたものを指します。
陶器の茶碗・漆塗りのお椀・織物の着物など「実用性」が高い物が多い傾向です。
茶碗や皿など、工芸品として作られたものに、美術的価値が認められて美術品として扱われるケースも少なくありません。
美術品(絵画など)を処分する方法
不要になった美術品を処分する方法は以下の通りです。
- ・市区町村のごみの分別ルールに従って処分する
- ・フリマアプリやネットオークションで売る
- ・欲しい人に譲る・寄贈する
- ・買取専門店で売却する
ひとつずつ紹介します。
市区町村のごみの分別ルールに従って処分する
不要になった小さな絵画や陶器などの美術品は、多くの自治体で家庭ゴミとして処分できます。
自治体の回収基準に適したサイズであれば、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分可能で、費用はかかりません(有料ゴミ袋の料金のみ)。
しかし、大型の美術品は「粗大ゴミ」として扱われるため、別途手続きが必要です。
多くの自治体では、「一辺の長さが30cmを超えるもの」を粗大ゴミとして分類しています。
粗大ゴミを処分する際は、以下の手順で処分しましょう。
- ・予約:インターネットまたは電話で回収の申し込みをする
- ・手数料の支払い:自治体指定の方法で処分費用を支払う
- ・指定場所へ運搬:決められた日時に、美術品を所定の場所まで運び出す
自治体によっては予約が混み合っており、回収までに時間がかかることがあります。
また、一度ゴミとして出してしまうと、美術品を取り戻せません。
そのため、価値のわからない品を処分する際は、慎重に判断しなければ損失を被る可能性があるでしょう。
フリマアプリやネットオークションで売る
不要になった絵画がまだ使える状態なら、フリマアプリやネットオークションに出品し、必要としている人に売るのもひとつの方法です。
人気のある作家の作品や有名な絵画の複製画などは、思わぬ高値がつくこともあるでしょう。
ただし、自分で価格を設定する必要があり、価値を理解しておかなければ相場よりも安く売却して損してしまう可能性もあります。
欲しい人に譲る・寄贈する
知人や施設に譲る、または寄付するのも選択肢のひとつです。
美術館・公共施設・学校・福祉施設などのなかには、絵画の寄贈を受け付けていることもあります。
興味を持ってくれる人がいるなら、ゴミとして処分する前に声をかけてみるのもよいでしょう。
買取専門店で売却する
買取専門店に依頼すれば、適正な価格で買取できます。
特に、有名な作家の作品や価値のある絵画なら、高価買取が期待できるでしょう。
『買取むすび』では、無料で買取査定を実施しているため、ぜひお気軽にご来店ください。
いらなくなった美術品を捨てるのはもったいない
美術品は安易に捨てると、後悔する可能性があります。
美術品の価値は、「誰が手がけたか」で大きく変わり、著名な画家の作品となると数千万、数億円の金額がつけられるケースもあります。
素人判断で「これは価値がないだろう」と考えて捨てると、知らないうちに巨額の財産を失いかねません。
また、大きな美術品はお金を支払って不用品回収業者や大型ごみ回収の利用が必要です。
そのため、美術品は処分ではなく買取業者に相談して売却を検討してみましょう。
たとえ高値がつかなかったとしても、処分費用を支払うよりはお得です。
以下の記事は、物を捨てることと風水についてまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
美術品の売却に『買取むすび』が選ばれる理由
『買取むすび』には、以下のような特徴があります。
- ・ライフスタイルに合わせて選べる3つの買取方法
- ・他社で断られた商品でも買取可能
- ・日本マーケティング機構の調査で3冠達成
順番に見ていきましょう。
ライフスタイルに合わせた3つの買取方法
『買取むすび』では、3つの買取方法で美術品を査定しています。
買取方法 |
詳細・特徴 |
・直接店舗に持ち込む ・買い物のついでに利用可能 ・気軽に利用したい方におすすめ |
|
・スタッフが自宅を訪問 ・持ち運びしなくても自宅で完結 ・買取に出す品が多い方におすすめ ※一部の地域は対象外となります |
|
・商品を送って売却可能 ・自宅にいながら完結 ・仕事などで忙しい方におすすめ |
絵画買取については以下の記事でも紹介しています。
他社で断られた商品でも買取可能
『買取むすび』では、他社で買取を断られた商品でも大歓迎です。
保管状態が悪く劣化したものや開封済みのものでも構いません。
美術品に精通した熟練の鑑定士がひとつひとつ丁寧に査定し、商品の価値を見定めます。
査定料や買取時の手数料、査定後のキャンセル料は一切いただきません。
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日本マーケティングリサーチ機構で3冠達成
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『買取むすび』は、豊富な買取実績と専門知識を活かして、高価買取を実現しています。
ぜひ、お近くの店舗をご利用ください。
【Q&A】美術品の処分でよくある質問
美術品の処分に関するよくある質問にお答えします。
- Q.油絵キャンバスの捨て方がわかりません。
- Q.固まった絵の具の正しい捨て方はありますか?
- Q.絵画を処分すると風水的に問題はありますか?
ひとつずつ回答します。
Q.油絵キャンバスの捨て方がわかりません。
A.油絵のキャンバスは、素材や自治体のゴミ分別ルールによって処分方法が異なるため注意が必要です。
一般的には、小さなサイズであれば「可燃ゴミ」として捨てられますが、木枠がついている場合やキャンバスが大きい場合は「粗大ゴミ」に分類されることもあります。
自治体のルールを確認した上で適切に処分しましょう。
Q.固まった絵の具の正しい捨て方はありますか?
A.アクリル絵の具や水彩絵の具は、水性であり環境負荷が比較的少ないため、乾燥させた上で「可燃ゴミ」として処分できます。
ただし、大量に捨てる場合は自治体のルールに従う必要があります。
一方、油絵具は可燃性の化学物質を含むことがあり、処分方法に注意が必要です。
使い終わったパレットや拭き取り用の布などは、自然発火のリスクがあるため、処分前にしっかり乾燥させるか、水に浸しておきましょう。
残った絵具の処理方法は以下の通りです。
処理方法 |
詳細 |
残った絵具を出し切る |
チューブの中に残った油絵具はできるだけしぼり出し、紙や布に吸わせましょう。 |
水と一緒に燃えるごみへ出す |
絵具が染み込んだ紙や布は、水分を含ませたうえで「燃えるごみ」として処分します。 |
空になったチューブの分別 |
本体(チューブ):不燃ごみ、または金属ごみに分類されます。 キャップ部分:可燃ごみ、またはプラスチックごみとして出しましょう。 |
Q.絵画を処分すると風水的に問題はありますか?
A.風水では、絵画は空間の「気」を左右する重要なアイテムとされています。
そのため、不要になった絵画を処分する際は、気の流れを良くする方法を選ぶことが大切です。
特に、暗いイメージの絵や破損した絵をそのまま飾っておくと、風水的に悪影響を及ぼすと考えられています。
処分することで悪い気を断ち切り、新しい運気を呼び込むとも言われているため、できるだけ感謝の気持ちを込めることが大切です。
また、価値のある絵画なら買取業者に査定を依頼したり、寄付や譲渡を検討するのも良いでしょう。
以下の記事では、風水について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
不要な美術品は『買取むすび』で売却しよう
美術品は、ご自身の判断で捨ててしまうと、大きな損失につながることも少なくありません。
「これは売れないかもしれない」と思っている美術品でも、まずは『買取むすび』の査定に出してみてください。